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『実施の背景と狙い』
国内を支える大手企業2社と、新しいシステムインフラの新興企業とのコラボレーションで人材育成のみならず、新たな発想と異次元のスピード感で新規事業を創出。
ENEOSでは、脱炭素・循環型社会への移行やデジタル革命の進展、それによる人々のライフスタイルの変化などを受け、社会ニーズをとらえた革新的な事業の創出や新たな価値創造を目指しています。また、第一生命では、従来から行う顧客との対面でのコミュニケーションに加え、デジタル等の先進技術を活用したサービスの拡充に取り組んでいます。このような事業創出を担う人材育成、環境整備についても、取り組んでいくべき課題としておりました。
当社は、MaaS社会のインフラである「最適配置プラットフォーム」を作る企業として、異業種からの知見をもとに、事業を加速させていきたいと考えております。そこでこの度、「レンタル移籍」を通じてENEOS、第一生命から各1名人材を受け入れることで、人材育成と事業加速を両立させる人材連携を行いました。
この度当社にレンタル移籍いただいた2名に対し、異業種での経験を通じて、0から1を生み出す創造力、スピード感、そして積極的に社外と連携する突破力を身に着けていただく機会を提供していくとともに、当社としてもスピード感を持ってともに事業創出をしていきます。
当社は今後も、このような大企業との連携を通じて、スタートアップと大企業が連携をしイノベーションを起こす社会の構築に貢献していきます。
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『レンタル移籍者と移籍受入れ担当者』
■横井 大輔氏(ENEOS和歌山製油所 工務部門 設備検査グループより出向)
完全自動運転社会におけるモビリティの最適配置と稼働率の向上を実現すべく、緻密に組まれたビジネスモデルの構造と実現させたい未来に惹かれ、この度Pathfinderに参画させていただくことになりました。大企業とは異なる企業文化や組織構造、そして何より圧倒的なスピード感を肌で感じながら、事業拡大に貢献したいと思います。
■松村 光一朗氏(第一生命 人事部より出向)
自身の知識や経験をアップデートしたいと思い、レンタル移籍に応募をしました。シード期かつ異業種の中から移籍先候補を探し、Pathfinderが掲げるMVVや、ユニークなサービス、メンバーに魅力を感じ、この度参画させていただくこととなりました。スタートアップの環境下で自身の力が試されるマーケティングや未経験の事業開発など様々な業務を経験しながら、事業成長に貢献できるように取り組みたいと思います。
■小野崎 悠介 (パスファインダー株式会社 代表取締役)
この度は4月より横井さん、松村さんの出向を受け入れ、一緒に働けて毎日ワクワクしています。
私自身は起業前にスタートアップ社員も大企業社員も経験しましたので、やり方の違いを知っていますが、お二人は始めてのスタートアップ生活で不慣れな事も多い事でしょう。
そんな中、すでにお二人は自分のメイン担当だけでなく、新規事業から社外のピッチイベントへの登壇まで、まさに八面六臂の大活躍をされています。
この経験を通じて、大きな会社とのやり方の違いや異なるスキルを身に着けてご本人と会社共々成長することを期待しています。
本プログラム導入にあたりご尽力頂いたENEOS人事部様、第一生命人事部様、ローンディール社には大変お世話になりました。感謝いたします。引き続き期間中もよろしくお願いいたします。
左から(敬称略)、松村(第一生命)、坂見(取締役)、小野崎(代表取締役)、横井(ENEOS)
■Pathfinder株式会社 概要
パスファインダーは、MaaS(Mobility as a Service)時代の開拓者(Path Finder)となることを目指し、2020年に設立されたモビリティサービスの研究開発企業です。社名は火星探査機Mars Pathfinderに由来しており、同機及び同プロジェクトの革新的な姿勢にあやかり、名付けられました。2022年3月にリリースされた、日本初の出発店舗・返却店舗が固定の片道専用レンタカーのマッチングサービス「カタレン」の開発推進や、回送車両マーケットプレイスの立ち上げ等、仮説検証をもとにMaaS領域の事業開発に幅広く取り組みます。
社 名:Pathfinder株式会社
資本金:300万円
設 立:2020年1月27日
事 業:MaaS及び関連サービス/研究開発
代表取締役:小野﨑 悠介
※記載はすべて企業名での五十音順