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当社の事業状況について
SEQSENSEは「世界を変えない。」というミッションを掲げ、深刻化する働き手不足の解決策として、自律移動型ロボットの開発・製造・サービス提供を行っています。現在は自律移動型警備ロボット『SQ-2』を中心にサービスを提供しており、2019年のローンチ以降、日本全国で約40台のロボットが警備現場で実稼働しています。
2022年12月時点の保安業の有効求人倍率(パート含む)は7.43倍※1とコロナ禍後も依然として市場全体の中でも非常に高い倍率を保っています。こうした中で『SQ-2』の活用は単なる作業効率化に留まらず、ロボットを使った新たな警備業務の在り方を導入先パートナーと共に構築し、施設管理全体の高度化に寄与しております。
また、SEQSENSEは自社の持つ高い自律移動技術を他領域でも活用するために、事業バートナーと共同事業を展開しております。2022年より、本ラウンドでの引受先でもある川崎重工と共に屋内配送向けサービスロボット『FORRO(フォーロ)』の開発・事業化に取り組んでおります。2023年7月より引受先のフジタ・イノベーション・キャピタルの母体でもある藤田医科大学でのトライアルサービスを開始するなど、事業パートナーとの協力のもと自社だけでは成し遂げることが難しかった他領域での自律移動型サービスロボットの社会実装を実現していきます。
SEQSENSEは、今後も労働人口減少に歯止めがきかないなか、その技術力と知見を活かし様々な領域で実務利用できるサービスを実装することで、課題解決を実現することに注力してまいります。
※1:保安の職業には施設警備員や道路管理員、交通誘導員だけでなく、自衛官や消防官、警察官、海上保安官なども含まれます。
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資金調達概要
調達金額
17.9億円
調達方法
第三者割当増資
主な引受先(敬称略、順不同)
・川崎重工業株式会社
・東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社
・東京センチュリー株式会社
・株式会社フジタ・イノベーション・キャピタル
・東海東京インベストメント株式会社
・テイケイ株式会社
・八十二インベストメント株式会社
・七十七キャピタル株式会社
・JPE第2号株式会社(ジャパンインベストメントアドバイザー)
・JMTCキャピタル合同会社
ほか、7社
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自律移動型警備ロボット『SQ-2(エスキューツー)』について
自律移動型警備ロボット『SQ-2』と、お客様自身でロボットを運用し警備業務に利用していただける運用管理システムを含めて、警備ロボットシステム『SQ-Guard』として2019年よりプロダクトを提供しております。SQ-2は、独自のセンサー技術や経路計画機能など高度なテクノロジーを駆使することで生まれた自律移動型のセキュリティロボットです。人材不足が深刻な巡回警備業務を人に代わって、もしくは人と分担して行うことを可能とします。独自の3D LiDARセンサーを搭載し、警備対象の詳細な三次元マッピング、移動物体や歩行者の認識、日常と異なる環境の変化を検出することが可能です。また自社開発のクラウドシステムの連携により遠隔からの指示で各種警備業務(巡回・立哨・動哨)を行うことができます。
<関連リンク>
・「自律移動型警備ロボット『SQ-2』について」
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屋内配送むけサービスロボット『FORRO(フォーロ)』事業について
SEQSENSEでは2022年より自律移動技術を核とした協業事業を展開しています。現在は川崎重工と共に屋内配送向けサービスロボット『FORRO』の開発・事業化に取り組んでおります。FORROは、24時間体制で病院内での検体配送や薬剤配送業務に従事することができる自律移動型ロボットです。現在、医療現場では高齢化社会に伴う患者数の増加と労働人口減少・働き方改革に呼応する医療業務の効率化が急速に求められています。FORROはこれらの課題解決のためのロボットサービスとして業務負荷軽減に寄与すべく、藤田医科大学の協力のもと実際の医療現場へのヒアリング・実証実験を重ねながら開発を進めています。
<関連リンク>
・「藤田医科大学病院で屋内配送向けサービスロボットのトライアルサービスを開始(2023/7/10)」
https://www.seqsense.com/news/assets/pdf/20230710.pdf
◆SEQSENSE株式会社(シークセンス カブシキガイシャ)
所在地 : 東京都中央区明石町6-4
事業概要 : 自律移動型ロボット及びその関連製品の開発
代表者 : 中村 壮一郎
創業 : 2016年10月3日
URL : https://www.seqsense.com