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「高精度住所翻訳」機能の概要
本機能は、Web サイトに含まれる住所表記を自動かつ高精度でローマ字表記に切り替えるものです。一般的に、住所を翻訳(ローマ字表記)にすることは、諸外国ごとに表記の順番が異なる背景もあり、手間や工数のかかる作業です。また機械翻訳に任せたとしても、日本には同音異字の地名が多数存在するため、意図したとおりに翻訳されず、誤訳や表記揺れが発生してしまうケースがあります。
今回の機能開発で、Web サイト内の住所表記に対し、形態素解析を用いた独自のアルゴリズムで、当社保有のマスターデータから対象となる住所のローマ字表記を自動で抽出・適用できるようになりました。これにより、機械翻訳の弱点を克服し、表記揺れのない高精度な表示切り替えを可能にします。
また、住所自体は多言語表記にせずに敢えてローマ字表記にすることで、どの言語を母国語とする人であっても読み方を理解できるようにするとともに、検索エンジンや地図サービス上での検索性の向上にも寄与します。
なお、駅名に対してはローマ字表記だけでなく韓国語、繁体字、簡体字にも対応しています。国際観光振興法に基づき策定された様々なガイドラインに則り、鉄道会社各社が駅名の多言語対応を行っているため、これらの表記に合わせることで外国人の利便性を向上させる狙いです。
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本機能の特徴
形態素解析を用いた独自のアルゴリズムにより実現する高い精度
例えば、「三田」という表記の地名には、「みた」「さんだ」「みつだ」など様々な読み方があります。本機能により、住所表記が「港区三田」の場合は「Mita」を、「兵庫県三田市」の場合は「Sanda」を自動適用させることが可能になります。また「長野県長野市南長野県町」という複雑な住所であっても、区切りとなる箇所を判定し、「Nagano-ken Nagano-shi Minaminagano Agatamachi」と正確にローマ字で表現できるようになります。
入力フォーマットの影響を受けない柔軟性
都道府県名からはじまり番地で終わる一般的な住所表記だけでなく、都道府県のみの表記や「〇〇(地名)支店」などの表記の場合にも、本機能でローマ字表記を適用させることができます。なお、同音異字のある地名が単体で記載されている場合には、マスターデータ内で登録数が最も多いローマ字表記が適用されます。
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想定される活用シーン
特に賃貸等の不動産サイト、多店舗展開している小売店サイトや宿泊予約サイト、飲食・観光業界などの情報サイトにおいては、取り扱い物件や運営施設の住所表記が数多く存在します。「高精度住所翻訳」機能をもつ WOVN.io をご利用いただくことで、高精度かつスピーディな言語切り替えが可能となるため、「人手をかけずに」「多言語で」届けたい情報を届けられるようになります。
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WOVN.io について(https://mx.wovn.io)
WOVN.io は、「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、Web サイトを最大43言語・77のロケール(言語と地域の組み合わせ)に多言語化し、海外戦略・在留外国人対応を成功に導く多言語化ソリューションです。大手企業をはじめ18,000サイト以上へ導入されています。既存の Web サイトに後付けすることができ、多言語化に必要なシステム開発・多言語サイト運用にかかる、不要なコストの圧縮・人的リソースの削減・導入期間の短縮を実現します。
企業情報
会社名 : Wovn Technologies株式会社
所在地 : 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山9F
代表者 : 代表取締役社長 林 鷹治
設立 : 2014年3月
資本金 : 53億6,701万円(資本準備金含む)※2021年9月1日現在
事業内容: Web サイト多言語化ソリューション「WOVN.io」、
アプリ多言語化ソリューション「WOVN.app」の開発・運営
会社 HP : https://wovn.io/ja
本件に関するお問い合わせ
Wovn Technologies株式会社 広報担当
prtm@wovn.io
03-6434-0246