未来の神戸を担う中高生・大学生の意見収集・交換のしくみなど 神戸市が協働実験に参加する3事業者を発表

この記事は約5分で読めます。
アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県神戸市 代表:中西雅幸)は、神戸市がスタートアップ(成長型起業家)等と市職員が協働して地域・行政課題の解決をめざすプロジェクト「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」(https://urban-innovation-japan.com/city/kobe-city/ )に参加するスタートアップ企業等の審査を行い、採択する3事業者(3課題)を決定しました。特定非営利活動法人コミュニティリンクは事務局としてその運営をサポートします。

――――――――――――――――――――――――
■「Urban Innovation KOBE」とは
―――――――――――――――――――――――― 

UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトです。中でも、神戸市の実証プロジェクト「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」は、2018年に国内の自治体で初めての取り組みとして始まり、以来、今年で6年目となります。

今回のプロジェクトには33社から応募があり、選考の結果、以下の3つの事業者を採択しました。実証期間は8月〜12月の約4ヶ月間に行われる予定で、参加企業とそれぞれの課題を所管する担当課の職員が協働で実証実験に取り組みます。特定非営利活動法人コミュニティリンクは事務局として、参加企業の募集・審査から実証の進捗管理まで、運営のサポートにあたっています。

――――――――――――――――――――――――
■実証実験を行う課題(テーマ)と採択企業
――――――――――――――――――――――――

  • 課題1)神戸らしい未来に向けて、若者がつい意見を出したくなる仕組みを作りたい!

次期総合基本計画策定に向けて若者(特に中高生や大学生)から意見を集めたいが、接点が少なく、意見の数と質の確保が難しい。若者が気軽にスマホ等から神戸市の未来について提言できるデジタルツールの検証。また、集まった意見の取りまとめや深掘り、議論活性化の取り組みなども検証できると尚良い。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/2023-8/young-comment/ 
所管課:神戸市 企画調整局政策課総合計画ライン

 採択企業:株式会社はこぶん https://lp.honnepost.com/

  • 課題2)テクノロジーで鳥獣被害問題に新たな解決策を!

現在の鳥獣被害対策は、有害鳥獣個体の捕獲活動や、農地への侵入防止柵の導入等の地道な取り組みが中心で、捕獲活動の担い手不足や、農家の管理負担等が課題となっており、依然、農作物被害や生活環境被害が改善されない。IoT・ICT等のデジタルソリューションや、独自技術の素材や機材等を用いて、これまでの捕獲活動や侵入防止対策を強化・サポート、又は野生動物の忌避行動を喚起し被害を防止するなどの新技術の効果を検証したい。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/2023-8/wildlife-damage/ 
所管課:神戸市 経済観光局農政計画課

 採択企業:イーマキーナ株式会社 https://emachina.co.jp

  • 課題3)移動の選択肢を!利用者と民間搬送事業者をつなぐ新しいマッチングサービスを作りたい

民間搬送事業者の利活用で救急車の適正利用につなげたい。民間搬送事業者紹介サービスの利用が救急車の適正利用の割合の増加につながるかどうか検証したい。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/2023-8/ambulance-alternative/ 
所管課:神戸市 消防局救急課

 採択企業:株式会社 mairu tech https://mairutech.studio.site/

▼(神戸市による発表 2023年8月15日

https://

――――――――――――――――――――――――
■「Urban Innovation JAPAN」とは
――――――――――――――――――――――――

Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。

DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072562.html

▼これまでの事例(22自治体)
https://urban-innovation-japan.com/past/

▼公式ウェブサイト/公式アカウント

・公式ウェブサイト:https://urban-innovation-japan.com/

・facebook:https://www.facebook.com/UrbanInnovationJapan/

・Twitter:https://twitter.com/UIJ_info

・note:https://note.com/uij_info

タイトルとURLをコピーしました