当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は1,902億円(前年同四半期比5.1%増)、営業利益は126億円(同11.4%増)、経常利益は156億円(同25.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は111億円(同34.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。前年同四半期の数値につきましては、同様に組替を実施しております。
[情報通信事業部門]
足元の市場環境の減速懸念はあるものの、需要は前年同四半期並みで為替円安の影響もあり、売上高は前年同四半期比4.2%増の697億円、営業利益は同19.9%増の99億円となりました。
[エレクトロニクス事業部門]
前年同四半期における、主要顧客からの前倒し受注の影響はあるものの、為替の影響等により、売上高は前年同四半期比1.0%増の394億円と、前年同四半期並みとなりました。一方、製品の売上高構成比率の悪化等により、営業利益は同47.7%減の21億円となりました。
[自動車事業部門]
新車種の立ち上げにより、売上高は前年同四半期比23.0%増の444億円となった一方、現地通貨高による人件費の増加等により、営業損失は13億円(前年同四半期は営業損失13億円)となりました。
[エネルギー事業部門]
銅価の影響等により、売上高は前年同四半期比3.1%減の321億円となりました。また、前年同四半期は銅の評価損計上により営業赤字でしたが、当第1四半期連結累計期間は建設電販マーケットが堅調に推移し、営業利益は12億円(前年同四半期は営業損失6億円)となりました。
[不動産事業部門]
当社旧深川工場跡地再開発事業である「深川ギャザリア」において、テナントの入れ替えの影響を受けたこと等により、売上高は前年同四半期比3.8%減の26億円、営業利益は同10.3%減の12億円となりました。
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