【LINEリサーチ】ニュースや情報を見聞きした媒体・メディア、Z世代では約半数が「Twitter」や「YouTube」を利用

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LINE株式会社では、同社が保有する約595万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
LINEリサーチでは毎月第3木曜日の平日について、人々がどのような行動・コミュニケーション・消費をしているか、定期的に調査を実施しております。
今回は、日本全国の15歳~59歳の男女を対象に、3月17日(木)にニュースや情報を見聞きした媒体やメディアについて調査しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:https://research-platform.line.me/archives/40014036.html

※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。

■ある平日【3/17(木)】にニュースや情報を見聞きした媒体・メディアは?

2022年3月時点の「ニュースや情報を見聞きした媒体・メディア」の結果をみると、全体で「テレビ」が67%と、他の媒体・メディアに比べて圧倒的に高い割合となっています。
次いで割合が高いのは、「ニュースサイト」で4割弱です。以降は「YouTube」「インターネット検索」「Twitter」「Instagram」が3割前後で横並びとなりました。3月以前の結果をみても、これまで大きな変化はみられません。

また、「テレビ」や「ニュースサイト」を除くと、SNSサービスが複数、上位に入っていることがわかります。

■世代別の傾向は?

次に、「ニュースや情報を見聞きした媒体・メディア」の世代別の傾向をみていきます。いずれかの世代で15%以上の利用がみられた上位項目について、世代での利用パターン別にみると以下のように分類できました。

<年代が若いほど使っているもの>
「Twitter」「YouTube」「Instagram」「TikTok」など、SNSから情報を見聞きしている割合は年代が若いほど高く、Z世代では約半数が「Twitter」「YouTube」を利用していることがわかりました。「Twitter」と「テレビ」を比較すると、「Twitter」は52%、「テレビ」は55%となっており、全体でもっとも割合の高かった「テレビ」と3ポイント差となっています。

<年代が高いほど使っているもの>
「ニュースサイト」「インターネット検索」「ニュースアプリ」は、年代が高くなるにつれて割合も上がっていきます。
また「Facebook」は、Z世代では2%と低い割合ですが、X世代では2割弱と世代の差が大きく出ているメディアといえます。

<X世代(40歳以上)では多く使っているもの>
X世代の特徴として、「テレビ」「メール/メールマガジン」「【紙】の新聞」「ラジオ」など“マスメディア”の割合が高くなっています。中でも「テレビ」は7割超と他の世代に比べても非常に高い割合で、ニュースや情報を「テレビ」で見聞きする人がX世代では多いことがわかります。

■世代と男女の傾向や違いは?

ニュースや情報を見聞きしたメディアは、世代によって傾向の違いがみられました。
続いて、世代ごとの男女別の傾向をみていきます。
総じてどの世代でも、女性のほうが割合の高い項目が多くみられました。

<Z世代(15~24歳)>
まずZ世代では「Instagram」の男女差が強く表れており、女性のほうが18ポイント高くなっています。また、「テレビ」も女性のほうが高くなりました。
一方、男性の割合が高かった項目は「【紙】の新聞」「ニュースアプリ」で、5ポイント差でした。

<ミレニアル世代(25~39歳)>
この世代でも「Instagram」は男女差が大きく、女性のほうが24ポイント高くなっています。「Twitter」も「Instagram」ほどの大きな差はありませんが、女性のほうがやや高めです。
また、ミレニアル世代ではZ世代以上に「テレビ」の男女差がみられ、女性のほうが高くなっています。ミレニアル世代で男性の割合がやや高かった項目は、「【電子版】の新聞」でした。

<X世代(40歳以上)>
X世代では、「テレビ」「Instagram」は他の世代と同様に女性のほうが高い割合です。女性は「テレビ」が8割強と特に高い割合で、ニュースや情報を見聞きするメインの媒体といえそうです。「メール/メールマガジン」もこの世代では他の世代に比べ高く、女性が3割超と男性よりも高い割合となります。Z世代では男性のほうが高かった「【紙】の新聞」は、X世代では女性のほうが高くなっています。
一方、X世代では「YouTube」「Facebook」で男性の方が女性よりも割合が高く、動画配信に加え、他の世代の男性ではみられなかったFacebookなどでもニュースや情報を得ることが女性に比べ高いことがわかります。

LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2022年3月18日
有効回収数:4238サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約595万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2022年4月時点

「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

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