zkRollupを不動産領域で活用、渋谷web3ハブ「Centrum」にNFTチェックインシステムを導入

この記事は約6分で読めます。
ブロックチェーンをはじめとした最先端技術を用いた製品を開発する、マルチプロダクトカンパニーであるモノバンドル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:原沢 陽水)とサンフロンティア不動産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤 清一、以下サンフロンティア)が共同運営するweb3特化のコミュニティスペース「Centrum」は、zkRollupプロジェクト「INTMAX」と連携し、NFTチェックインシステムを導入することを決定いたしました。「不動産×web3」の取り組みとして、利用者の利便性向上を目指すと同時に、ブロックチェーンの新たな技術がもたらす価値を具現化し、入居者のセキュリティとプライバシーを保全しながら効率性と利便性を追求いたします。

Centrumとは

「Centrum」は、2023年8月中旬にオープンを予定しているweb3領域特化のコミュニティスペースです。国内外のweb3プロジェクトを誘致し、文化的資産の豊かな渋谷の駅前すぐにおいてweb3領域でのアジアのハブとなることを目指し、日本国内外のweb3スタートアップ、web3企業との連携を試みる日系大企業それぞれ価値を提供します。

コワーキングスペースやイベントスペースとして世界各国で活躍しているグローバルベースの起業家やプロジェクトを積極的に誘致し、最先端の情報が集まる仕組みを提供することにより、日本語圏コミュニティの議論の水準の向上を促し、web3のエコシステムへの貢献を目指しております。「Centrum」は、日本語圏コミュニティの技術・研究水準を向上させるとともに、海外プロジェクトの日本のゲートウェイとしての役割を担います。

入居・スポンサー希望の企業様はこちらからお問い合わせください。

https://ir9l8pcvcmm.typeform.com/to/pKF3JT2m

Centrumで提供されるNFTチェックインシステム

「Centrum」が導入するNFTチェックインシステムは、zkRollupプロジェクト「INTMAX」とともに開発・提供され、「不動産×web3」の先進技術を活用した具体的な事例として提供されます。

非中央集権化されたデジタルアセット「NFT」の一種を利用者に発行し、その所有を認証することで施設への入退室を管理します。NFTは一意のデジタルアセットであり、それぞれのNFTは所有者に特定され、ブロックチェーン上で転送または取引されます。この新システムは、利用者が自身のNFTを提示するだけで施設を自由に出入りできるようにし、従来のカードやキーに依存したシステムに比べて利用者の利便性を向上させます。

このNFTチェックインシステムでは、チェックインデータの取扱を効率化するためにINTMAXが開発するzkRollup技術が採用されています。zkRollupとは、Ethereumチェーン上でより効率的なトランザクションを可能にするスケーリングソリューションの一つで、「zk」は「Zero-Knowledge」の略で、「rollup」は複数のトランザクションを一つの「巻き上げ」トランザクションに統合するという概念を指します。

このzkRollup技術により、CentrumのNFTチェックインシステムは、パブリックチェーンのNFTを活用したチェックイン体験を提供しながら、入居者及びCentrumに関わる個人のデータプライバシーを保証します。

INTMAXについて

INTMAXは、ゼロ知識証明を活用したロールアップ技術のひとつであるzkRollupを活用して、世界で初めてのスケーラビリティとプライバシーの両立を実現したEthereum Layer2を開発しているプロジェクトです。INTMAXには、国内外のEthereumコミュニティから多くの人が開発プロジェクトやエコシステムに参加しています。

Ethereumには、1日で最大10万人程度しか利用できないというスケーラビリティの課題や、ガス代が高いために利用層が偏ってしまうという課題がありました。

zkRollupはこれらの課題を解決する技術として注目されています。その中でもINTMAXは最高クラスの性能を誇り、1日で10億人が利用しても問題ないスケールを提供することができます。INTMAXはグローバルな財産権のインフラを目指して開発を進めています。

この新たな導入により、Centrumはweb3領域の先進技術を具体的な事例として社会に示すとともに、先端技術に実際に触れて体験する機会を提供します。

Centrumは今後もさまざまなプロジェクトと協力し、新たなブロックチェーン技術の具体的な適用例を示すことで、web3領域の進化を牽引し、全世界に存在するクリプトエコシステムへの貢献を目指します。

■ 本プロジェクトの関係会社

モノバンドル株式会社

モノバンドルは、ブロックチェーンをはじめとした最先端技術を用いた製品を開発する、マルチプロダクトカンパニーです。「価値の流動性を、人類史上最も高める」というミッションのもと、デジタル資産市場が広がりを見せる社会において不可欠なサービスを提供します。デジタルインフラの構築やデジタル資産の監査・認証に取り組み、ブロックチェーン技術を用いたサービス・プロジェクトの利便性の向上や信用リスクを低減します。

website:https://monobundle.com/

twitter:https://twitter.com/MonoBundle

Ryodan Systems AG

INTMAXと呼ばれるzkRollupを開発するスイスに拠点を置く企業です。INTMAXのアンストッパブルでステートレスなzkRollupは通常のRollupにはない、ほぼゼロに近いガスコストとデータ主権の両立が可能な仕様を併せ持っています。2022年にEthereum Foundationからのグラントも取得しており、2023年にはCrypto Valleyで最もパフォーマンスの高いブロックチェーン・プロジェクトTOP50に選出されました。

Ryodan Systems AG:https://ryodan.systems/

INTMAX:https://intmax.io/

INTMAX Twitter:https://twitter.com/intmaxIO

INTMAX Github:https://github.com/InternetMaximalism

サンフロンティア不動産株式会社

サンフロンティア不動産株式会社は、東京都心部における中規模オフィスビルの再生と活用に特化したオ

フィス事業を展開し、「利を求むるに非ず、信任を求むるにあり。変わるのは自分、お客様視点で、お困

りごとを解決する。 期待以上で応える!」という方針のもと、 “世界一お客様に愛されるビジョナリー・

カンパニー を目指しております。”

中核の不動産バリューアップ事業(リプランニング®)では、ビルの仕入れから、再生・活用企画、建設工

事、テナント誘致、管理、販売、そして、その後のビル経営に至るまで、一貫した不動産サービスをワン

ストップで提供しております。事業を通じて、ビルオーナー様とテナント様と一体となり、豊かでサステ

ナブルな街づくり、社会づくりに取り組んでおります。

【会社概要】

会社名:サンフロンティア不動産株式会社

代表取締役社長:齋藤 清一

設立:1999年4月

URL:https://www.sunfrt.co.jp/

タイトルとURLをコピーしました