提携の概要と背景
芽室町は、北海道・十勝平野の中央部に位置し、秀麗な日高山脈を背に大自然の懐に抱かれたまちです。地理的な物流条件の良さや、帯広市に隣接しているという立地条件を活かし、農産物などの豊富な地場資源を活用した食料品製造業を中心に発展してきました。
一方近年では、地域に根ざした企業で創業者の高齢化が進み、後継者が不在となるケースが増えています。また、進学や就職を機会として若年層の転出が著しく、今後さらに地域経済に大きな影響を与えることが懸念されています。
これに対して芽室町とrelayは、2023年4月に連携協定を締結し、第三者事業承継に関する情報共有や、relayによる事業承継支援に関するアドバイス等を通してサポートを行ってまいりました。そのような双方の取組みの結果、芽室町の後継者不在の課題に対して、relayのオープンネームによる後継者募集のスキームが合致すると判断し、「relay the local 芽室町」の開設に至りました。
「relay the local 芽室町」について (リンク)
このたび開設した「relay the local 芽室町」では、スピーディーなマッチングと高い成約率を目指し、従来社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行います。また、経営者が事業に込めてきた想いをストーリー化し、これに応じる熱意ある後継ぎ候補を広く公募します。芽室町は、地域おこし協力隊員の多くが町内で起業しており、新たなチャレンジをしたい方をみんなで応援する町です。北海道・十勝・芽室町の雄大な地で、チャレンジ精神あふれる方の事業を地域とrelayが一丸となってサポートします。
第一弾となる後継者募集案件は、30年続く老舗スナック「グリーンハウス」。芽室駅から徒歩2分の好立地で、人々の憩いの場所を築きあげてきました。運営する高山初枝さんは、続けたい気持ちを持ちながらも、体調と年齢から店舗を譲ることを決意。スナックにこだわらず、新しい発想でこの場所から芽室町を盛り上げてくださる方を募集しています。
▼芽室駅から徒歩2分の好立地。創業30年の老舗スナック「グリーンハウス」の後継者を募集!
芽室町・手島町長よりコメント
芽室町は北海道の十勝平野にあり、肥沃な大地と恵まれた気候条件を活かした国内有数の大規模畑作地帯が広がっています。商工業は基幹産業の農業と連携・発展してきましたが、経営者の高齢化が進み、多くのファンがいながら、後継者がいないお店も出てきています。本町は「まちなか再生事業」に取り組み、商売はもちろん、まちなかで何かチャレンジをしてみたいという方を積極的に応援しています。芽室町で事業を引き継ぎ、新しいチャレンジをしたい方、私たちと一緒に芽室町を盛り上げていきましょう!
株式会社ライトライト 代表取締役 齋藤隆太よりコメント
北海道は、本社のある宮崎県に続いて2番目にrelayでの案件掲載が多いエリアで、現地での民間企業さまや公的機関との連携で複数の事業承継実績を生み出すことができています。芽室町さまとは、そんな北海道で弊社としては初の自治体さまとの連携となり大変うれしく、一層気の引き締まる思いです!
芽室町さまとの取り組みで必ず実績を出し、北海道内の事業承継をさらに一歩進めていきたいと思います。芽室町のみなさま、これからどうぞよろしくお願いいたします!
事業承継マッチングプラットフォーム relay(リレイ)について https://relay.town/
事業を譲り渡したい経営者と事業を譲り受けたい後継者候補をWeb上でマッチングさせるサービスです。従来、社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行い、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者候補を広く公募します。これまでのマッチングでは、「買い物に訪れていた小さなパン屋のファン」や「カフェを経営したい夢を持つ夫婦」が後継者となる第三者事業承継を実現。買い手が売り手の事業と想いを深く理解できる、商談率・成約率No.1※の事業承継マッチングプラットフォームです。経済産業省による「J-Startup KYUSHU」選定企業。令和4年度から2年連続で、経済産業省の地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業にも採択されています。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2022年版】」(mic-r.co.jp)
会社概要
社 名:株式会社ライトライト
所在地:宮崎県宮崎市橘通東3丁目3-15 若草金城堂ビル2F
代表取締役:齋藤 隆太
資本金:6,501万円
設立日:2020年1月6日