モンドリアンは、ゲームメタバースを主軸とした事業展開をしておりメタバース空間の企画・制作を行っております。世界中の優れたメタバースクリエイターのマネジメントを行っているため、世界で有数のプレイヤー数を誇る「Fortnite」や「Roblox」などをはじめとした、様々なゲームプラットフォームに対応したサービスを提供しています。
凸版印刷は、東京マラソンバーチャルEXPO、バーチャル東京国立博物館、浦和レッズファンワールドなど、多くの企業および団体、自治体のメタバース空間活用とマーケティング支援を行っています。
本協業により、モンドリアンの持つゲームメタバース領域のクリエイター人脈、プラットフォーム構築のノウハウと、凸版印刷が保有する企業および団体、自治体へのメタバースを活用したマーケティングノウハウや顧客体験設計(CX)とを融合し、ゲームプラットフォームを活用した企業独自のメタバース構築と集客や効果測定などのマーケティング支援を推進します。
なお、本協業の第一弾として2023年7月21日(金)より豊川稲荷(豊川閣妙厳寺、所在地:愛知県豊川市豊川町1番地)にて実施される「日本三大稲荷・豊川稲荷 YORU MO-DE(ヨルモウデ) (※1)」(主催:縁日参りプロジェクト実行委員会2023、株式会社モテまち)の期間中に行われるeSportsイベント「eSports MO-DE inヨルモウデ™」(主催:株式会社モテまち、中部テレコミュニケーション株式会社(ctc))をメタバース空間内に再現しました。「Unreal Editor For Fortnite (UEFN) (※2)」を活用し「Fortnite」内に構築した幻想的な会場で、来場者は観光やゲームなど様々な仕掛けを体験することが可能です。
協業の背景
近年、メタバースが注目され、多くの企業が空間への広告出稿や自社での空間制作などに取り組み始めています。特に、「Fortnite」や「Roblox」といった既に多くのユーザーを抱えているゲームメタバースは、企業のマーケティングや広告出稿先としての活用に関心が高まっています。
しかし、ゲームメタバースにおいて、企業が独自の空間を制作し活用するためには、各ゲームプラットフォーマーの規約に則った制作、ユーザー特性に寄り添った設計など専門的な技術とノウハウが必要です。多くの企業ではゲームメタバースに特化した空間構築やマーケティングなどの施策に対応できるスキルを持った人材がいなく、未だプロモーションや販売活動における活用が難しいことが課題となっています。
このたび、モンドリアンと凸版印刷はゲームメタバースの活用を検討する企業の支援を目的とした協業を開始し、両社が持つメタバースを活用したマーケティングの知見とクリエイターやプラットフォーム構築のノウハウを掛け合わせることで、様々な企業のニーズに合わせたゲームメタバース活用を支援します。
具体的な協業内容
1. ゲームメタバースの空間活用支援
企業の目的やターゲットユーザーに合わせたゲームプラットフォームの選定、最適なクリエイターの手配、ターゲットユーザーの特性にあった空間制作、顧客体験設計(CX)を一貫して対応します。
2. ゲームメタバースのマーケティング活用
ゲームメタバースでは、空間を楽しむことだけでは一過性のイベントに留まってしまうという課題があります。そのためリアルとオンラインを融合したイベントや、著名クリエイターの協力による情報発信などメタバース以外でのプロモーション施策を行います。さらに、各施策に対する効果測定を実施し、ゲームメタバースの効率的なマーケティング活用を支援します。
今後の目標
Robloxは2022年ユーザー数が過去4年で1300%も伸長(※Roblox「RDC 2022」Keynoteより)、Fortniteは今年3月に発表されたクリエイティブ2.0(UEFN)によって個人・法人問わず多くのゲームクリエイターが進出しており、ゲームメタバースはまさに急成長している注目業界です。
モンドリアンと凸版印刷は、このユーザー数が億を超える巨大プラットホームにて、両社が持つ技術やノウハウを掛け合わせたゲームメタバースを活用したサービスやプロダクトの開発はもちろん、世の中を変えるようなコンテンツ、IP、ビジネスモデルの開発に挑みつづけることで、マーケティングの成功事例やノウハウの蓄積をし、グローバル展開も視野に入れた挑戦をしてまいります。
<脚注>
※1「日本三大稲荷・豊川稲荷 YORU MO-DE(ヨルモウデ)」
:縁日参りプロジェクト実行委員会2023、株式会社モテまちが連携し2021年開催以来累計9.6万人以上が来場し、大きな話題となっている「日本三大稲荷・豊川稲荷 YORU MO-DE(ヨルモウデ) 」。ヨルモウデ夏の特別期間開期中、「新時代の夏祭り」をテーマに、プロジェクションマッピング等の特別演出や、現代風にアレンジされた盆踊り企画や、海外からも参加可能なeスポーツ(メタバース)企画など、インバウンド需要も狙う多数のコラボレーションを計画しており、さらなる話題と賑わいの創出が期待されています。
※2「Unreal Editor for Fortnite (UEFN) 」
:ゲームや体験を設計・開発し、Fortniteに直接公開するための新しいPCアプリケーションです。(引用:https://store.epicgames.com/ja/p/fortnite–uefn)
※なお、本取り組みは、Epic Games社によるスポンサーシップおよびサポートは受けておらず、独自に運営されるものです。
凸版印刷株式会社について
凸版印刷は 1900 年の創業以来、「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の 3 分野にわたり幅広い事業活動を展開しています。
公式ホームページ:https://www.toppan.co.jp/
株式会社モンドリアンについて
株式会社モンドリアンは、2023年1月に株式会社オープンハウスグループからの出資により設立したメタバースの戦略子会社です。ゲーム・メタバース事業を主軸に、プロジェクト企画、ビジネス開発、IP事業、3Dモデル制作などの幅広いサービスを提供しています。
国内外に3つの制作スタジオを持ち、在籍する経験豊富なクリエイターとともに、お客様の目的や希望に合わせて、最大の成果を出せるようなプロジェクトのプランニングからコンテンツの作成、運用までワンストップで素早く提供・対応できることが強みです。
対応できるプラットフォームも数億人規模のユーザーを抱えるプラットフォームを中心に、最適なプラットフォームを選定し、コンテンツにおいても、単なる3Dモデルの提供にとどまらず、教育に特化したコンテンツ、eスポーツとの連携などターゲット層に合わせた展開も行っております。
今後もゲーム・メタバースの最前線を走り続けることを目指しております。
※「株式会社モンドリアン」はEpic Games, Inc.によりスポンサー、支援、または運営されるものではありません。
株式会社モンドリアン Web サイト URL:https://mondrian.gg/
株式会社オープンハウスグループについて
株式会社オープンハウス及び関係各社は、2022年1月より、株式会社オープンハウスグループを純粋持株会社とする持株会社体制に移行いたしました。グループの事業は、戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、アメリカ不動産事業を中心に、住まいや暮らしに関連する各種サービスを展開し、地域につきましても、創業の首都圏に加え、名古屋圏、関西圏、福岡圏へと拡大、更に近年は、地域共創のための活動や、環境保全活動にも力をいれています。1997年の創業以来の主要事業である戸建事業では、土地の仕入から、建築、販売まで製販一体の体制を整え、便利な立地かつ手の届きやすい価格の住まいを提供しております。共働き世帯の増加により求められる職住近接した立地、多様化する働き方の中で新しいニーズに応える企画等、グループならではの連携をとった取組を進めてまいりました。これからも、当社グループは、より多くのお客様に選んでいただける住まいのご提供に努めてまいります。
株式会社オープンハウスグループ Web サイト URL:https://openhouse-group.co.jp/
< 企業概要 >
商号 株式会社オープンハウスグループ
本社所在地 〒100-7020 東京都千代田区丸の内 2-7-2 JPタワー20階(総合受付)・21階
創業 1997年 9月
代表者 代表取締役社長 荒井 正昭
資本金 201億163万円
従業員数(連結)4,435名(2023年3月末時点)