新型コロナウイルス感染症が令和5年5月から5類感染症に移行したこともあり、この夏は久しぶりに実家に帰ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。親と離れて暮らす方を対象に、帰省について聞いたところ、約半数となる46.8%の方が「今年の夏に帰省しようと思っている」と回答しました。
そのような中、シニア世代をターゲットにした「振り込め詐欺」の被害は未だに後を絶ちません。さらに家に現金がいくらあるのか、同居家族はいるか、家にいる時間は何時頃かなどを犯行前に確認する「アポ電詐欺」等、年々詐欺電話の手口も巧妙化しています。そこでパナソニックでは、親と離れて暮らす、親が65~89歳の全国20~59歳の男女500人を対象に「離れて暮らす親の防犯」に関して、実態を調査しました。
■約半数となる49.0%が、離れて暮らす親の防犯に「不安を感じる」と回答
親と離れて暮らす方を対象に、親の家の防犯について聞いたところ、約半数となる49.0%の方が「不安を感じる」と回答しました。一方、実際におこなっている防犯対策について聞いたところ、「特に対策をしていない」(51.4%)と回答した方が最も多い結果となりました。そのほか、主な対策としては「電話での定期的な近況確認」(29.8%)、「センサーライトの設置」(18.8%)、「防犯用の砂利を敷く」(10.2%)などの回答が上位となりました。親の家の防犯について不安を感じている方が半数いる一方で、特に対策を行えていない方が多いことがわかりました。
■3割以上が、離れて暮らす親に「不審電話がかかってきた経験あり」と回答
離れて暮らす親に不審な電話がかかってきた経験があるか聞いたところ、34.2%の方が「経験がある」と回答しました。一方、不審電話の経験があっても3割を超える方が「特に対策をしていない」(36.3%)という現状が分かりました。また、不審電話がかかってきた後にとった対策として「登録されていない番号からの電話は取らないようにした」(36.3%)、「電話を常時留守番電話に設定した」(28.1%)と回答した方が多く、「電話機を不審電話の対策機能があるものに買い替えた」(16.9%)も上位の回答となりました。
■8割以上が、親の固定電話に迷惑防止機能がついていたら「安心できる」と回答
離れて暮らす親の固定電話について聞いたところ、「迷惑電話防止機能がついていない」と回答した方は40.5%となりました。一方で、親が迷惑電話防止機能がついた固定電話を保持している方に対して気持ちを聞いたところ、「安心できる」と回答した方は85.5%と高い結果となりました。
防犯アドバイザーの佐々木 成三さんに聞いてみました。
●年々詐欺電話の手口は巧妙化していると報道もされていますが、最近の手口はどのようなものが多いのでしょうか。
<佐々木さん回答>
令和4年の特殊詐欺の認知件数は17,570件で、被害額は370億円を超え、前年比べて認知件数及び被害額はともに増加しています。最近の手口は、オレオレ特殊詐欺型と言われる、オレオレ詐欺、預貯金詐欺、キャッシュカードすり替え詐欺の発生が全体の50%を超えています。
●被害者の多くが「まさか自分が被害に遭うとは思っていなかった」と口にしていますが、何故被害にあってしまうのでしょうか。
<佐々木さん回答>
一言で言うと、思い込みです。 特殊詐欺の被害者のほとんどが高齢者です。特殊詐欺の犯罪グループは、被害者に対して不安を煽るような内容で騙し、冷静な判断をさせません。その内容は対策が講じられるたびにアップデートし、 誰もが騙されてしまう恐れがあります。「自分は騙されるはずがない」、「うちの親は大丈夫だ」などといった思い込みを捨てることが大切です。
●佐々木さんから迷惑電話防止機能付電話機の有効性についてアドバイスをいただきました。
<佐々木さん回答>
パナソニックの電話機は犯罪者に対して攻める防犯対策として、有効な電話機と感じています。
電話をかけてきた相手に、録音することを伝えること。犯罪者は声を録音されることを嫌がります。
そして、電話に出る前に注意喚起をしてくれ、自動録音された内容を電話機を通して、第三者に聞かせることができる。これは、冷静に判断をさせない犯罪者の手口から守られると強く感じています。
パナソニックの電話機、ファクスは、迷惑電話防止機能がついています(※1)。搭載している機能を詳しくご説明します。
■迷惑電話防止機能:着信前、着信中、着信後もあんしん
「迷惑防止(※2)」を設定すると呼出音が鳴る前に本機が応答して、相手に通話を録音するというメッセージを流します。着信中は呼出音と注意喚起のアナウンスを交互に繰り返し、電話に出ると通話内容を自動で録音します。録音した通話を第三者との通話中に再生して聞いてもらうことができる「迷惑電話相談」機能(※3)も搭載しています。
▼迷惑電話防止対策 詳しくはこちら
その他、あんしん機能も満載
充実した迷惑電話防止機能やあんしん機能のほか、電話機親機が設置されている室内の温度や湿度をセンサーが検知し、熱中症警戒(※4)や乾燥警戒(※5)を音声(※6)と液晶ディスプレイの表示、着信お知らせLED(赤色)でお知らせしてくれる、「温度・湿度アラーム」を搭載したモデルをご紹介します。親と離れて暮らす中で「自宅内での熱中症」は、夏の心配事の一つです。実際に離れて暮らす親の自宅内での熱中症について尋ねたところ、44.6%と半数近い方が「心配になる」と回答しました。
「温度・湿度アラーム」を搭載したモデルは、熱中症警戒(※4)の温度・湿度を検知したときには、あらかじめ登録した家族の携帯電話などに自動的に電話をかけて通知(※7)することもできるので、離れて暮らす家族の見守りにも役立ちます。
◆◇◆充実の迷惑電話防止機能&温度・湿度アラーム搭載モデルはこちら◆◇◆
《デジタルコードレス電話機 VE-GD78DL/DW》
▼電話機 VE-GD78シリーズ 詳しくはこちら
https://panasonic.jp/phone/products/gd78.html
《デジタルコードレス普通紙ファクス KX-PD750DL/DW》
▼ファクス KX-PD750シリーズ 詳しくはこちら
https://panasonic.jp/fax/products/pd750.html
※1:電話機 VE-F04を除く。
※2:ナンバー・ディスプレイサービスを利用している場合、親機の電話帳に登録されていない相手からかかってきたときのみ迷惑防止の機能が働きます。
※3:電話機VE-GD78シリーズのみ。
※4:日本生気象学会より公表されている、『「日常生活における熱中症予防指針」Ver.3.1』では、「危険」、「厳重警戒」、「警戒」、「注意」の4段階の温度基準域に区分されています。 本機(親機)の熱中症警戒は『日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」Ver.3.1』の「危険」と「厳重警戒」のときにお知らせします。
※5:湿度が40 %未満になったときにお知らせします。
※6:「温度・湿度アラーム」の音声設定が必要です。
※7:登録できる電話番号は1件です。また電話回線などを利用するため、通信環境や使用状況、ネットワーク障害などにより、適切に通知できないことがあります。本機能を使用することによる損害の発生などについて、当社の故意、過失により生じた場合を除き、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。通知先が着信に応答した時点で転送元(本機側)に電話料金が発生します。
7月18日より防犯対策サイトがオープンします。
▼家族を守る、アイデアがある。電話機・ファクス/ドアホンでできる防犯対策
【動画】
家族を守るために攻める防犯を。防犯アドバイザー佐々木成三さんに学ぶ防犯対策【パナソニック公式】
【調査概要】
・調査内容:「離れて暮らす親の防犯」に関する調査
・調査期間:2023年6月16日(金)~18日(日)
・調査対象:全国20~59歳の男女、親と離れて暮らしている方、親が65~89歳の方
・有効回答数:500名
・調査主体:パナソニック株式会社
・調査委託先:株式会社クロス・マーケティング
・調査方法:インターネット調査
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※調査結果をご紹介いただく際は、「パナソニック調べ」と注釈をご記載ください。
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