Thinker・小山佳祐が第5回 使えるセンサ・シンポジウムにて講演

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“指先で考えるロボットハンド”の実現に取り組む株式会社Thinker(読み:シンカー、本社:大阪府大阪市、代表取締役兼CEO:藤本弘道、以下Thinker)の取締役である大阪大学基礎工学研究科システム創成専攻助教・小山佳祐が(一社)センサイト協議会(理事長:江刺正喜・東北大学名誉教授)(※1)の使えるセンサ・シンポジウム実行委員会(委員長:奥山雅則・大阪大学名誉教授)が主催する第5回 使えるセンサ・シンポジウムに登壇します。独自に開発を進めてきたAIを用いた赤外反射式の近接覚センサーの最新の研究成果とThinkerが7月末から販売を開始する近接覚センサーTK-01(※2)のロボットへの応用について解説します。

小山佳祐の登壇予定

7月19日(水) 15:15~16:00  マイドームおおさか 第1・2会議室

演題「人にはない近接覚センサーとその応用 ――ロボの死角補う“第6感センサー”――」 

(プログラム・お申込みサイト:https://www.opt-seminar.jp/seminar/stc-sympo23#feeling

※講演時間に質疑応答5分程度を含みます。講演は5~10分前後することがあります。

※1 (一社)センサイト協議会

わが国のセンサー技術と応用システムおよび関連ビジネスの健全な発展に寄与することを目的として、センサー分野の有識者、研究者、技術者、ビジネス関係者がそれぞれの強みを持ち寄り、相互に協力・連携し様々な角度からセンサー産業振興へのアプローチを試みる場を提供している。

センサイト協議会
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※2 近接覚センサーTK-01について

「近接覚センサーTK-01」は、赤外線とAIを組み合わせた独自の高速・高分解能なセンシングにより死角部分を含めたモノの位置と形を非接触で把握します。これにより、従来の産業用ロボットでは難しいとされていた鏡面・透明物質の取り扱いや、現場環境に応じた臨機応変なピックアップが可能となり、ロボットハンドによるピッキングの可能性を飛躍的に広げることができます。また、ティーチング(※注)の時間や労力を大幅に軽減できることから、これまでとは異なる領域でのロボットハンドの活用も期待されています。5月23日より受注開始(7月31日より順次出荷予定)。

※注・・・・・ティーチングとはロボットに作業を教え込む工程。

○近接覚センサーTK-01の紹介動画(YouTube):

https://youtu.be/9ngE1IxFgHw 

〇動く対象物をセンシングすることで把持部が追従する動画(YouTube):

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■会社概要

名称  : 株式会社Thinker

住所  : 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1−3 大阪センタービル6F-188 

代表者 : 代表取締役兼CEO 藤本 弘道

設立  : 2022年8月

企業説明: 大阪大学大学院基礎工学研究科の小山佳祐助教(当社取締役)が開発した「近接覚センサー」の販売および、同製品を活用したソリューション提案を行っています。その場、その場に応じて、自分で判断する“思考力”をロボットに持たせることで、ヒトと一緒に働く協働ロボットの世界に革新を起こします。

URL : https://www.thinker-robotics.co.jp/

備考  : 社名のThinkerには「考え抜く集団」「考えるロボット」「ロボットの進化(シンカ)を加速させる」といった思いを込めています。

■関連リンク

・ロボットハンドに頭脳を与える近接覚センサーがいよいよ量産、2023年7月発売へ

(MONOist 2023年5月17日)

ロボットハンドに頭脳を与える近接覚センサーがいよいよ量産、2023年7月発売へ
Thinkerは初の製品となる「近接覚センサー TK-01」を2023年7月31日に発売すると発表した。価格は24万2000円(税込み)で5月23日から受注を開始する。2026年度には、10億円を超える売り上げを目指す。

・「部品不足で青ざめた」危機乗り越え、Thinkerが近接覚センサーの量産開始
(日経クロステック 2023年5月18日)

「部品不足で青ざめた」危機乗り越え、Thinkerが近接覚センサーの量産開始
 Thinker(大阪市)は2023年5月16日、「近接覚センサーTK-01」の受注を2023年5月23日から開始すると発表した。既に導入評価用デバイスの提供を2023年2月に開始しており、これを量産化した。

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(日経クロステック 2022年9月13日)

動作時の死角を補う第六感センサー、独自のハードとAIで透明物体も逃さない
 近接覚センサーは、数cm以内にある至近距離の物体の形や向きを高精度で検出するセンサー。ロボットが物体をつかむ直前の瞬間に、物体の位置情報をリアルタイムで検知し続けるのが主な役割だ。対象物がガラスのような透明物でも、鏡面のある物体でも検出可能にした。

・ロボットの視覚・触覚を補う“第六感”、阪大小山助教が開発「近接覚センサー」
(日経クロステック 2022年2月28日)

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 大阪大学基礎工学研究科システム創成専攻助教の小山佳祐氏は、同氏が開発した「近接覚センサー」などを軸にしたベンチャーを設立してロボットに応用する事業を開始する。ベンチャーは2年以内をめどに設立する計画。現在ロボットで多用される画像センサーや、圧力センサーなどでは検出が難しい接触や接近を検出する技術を利用して、素早く複雑...

・小山佳祐公式サイト

Keisuke Koyama HP

■株式会社Thinkerへのお問い合わせ

Eメール:info-web[at]thinker-robotics.co.jp  ※[at]を@に変えて入力ください。

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 公式ウェブサイト:https://www.thinker-robotics.co.jp/

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