ノンギャラリー50周年企画展 レスリー・キー写真展「LIFE」「JOURNEY」を開催

この記事は約6分で読めます。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親)は、全国3か所に展開するキヤノンギャラリーにて、2023年8月22日より、キヤノンギャラリー50周年企画展レスリー・キー写真展「LIFE」「JOURNEY」を順次開催します。

            
●会場・開催期間
キヤノンギャラリー S (品川) 2023年8月22日(火)~10月3日(火)
キヤノンギャラリー銀座・大阪  2023年9月5日(火)~9月16日(土)

●展示内容
本展は、写真家 レスリー・キー氏による写真展です。キヤノンギャラリーが2023年2月に開設50周年を迎えたことを記念して開催する「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第3弾として、キヤノンギャラリー S (品川)、キヤノンギャラリー銀座・大阪の3拠点で順次開催します。
氏は15歳の時に、ファッションフォトグラファーの第一人者であるリチャード・アヴェドンの写真集を手にしたことをきっかけに、写真に夢中になり、写真家への歩みを始めました。氏の「人生」に多大な影響を与えたアヴェドンが生誕100周年を迎えるタイミングで開催することから、キヤノンギャラリー Sでの写真展のタイトルは「LIFE」と名付けられました。キヤノンギャラリー Sでは、モデルや著名人をシンプルな背景で撮影した、被写体の美しさが際立つ作品を展示します。氏が25年間で撮影した作品群から、ソロカットはモノクロを、グループカットはカラーを中心に、計179点もの作品で構成されます。
キヤノンギャラリー銀座・大阪では、氏のこれまでの写真家生活を「写真の旅」にたとえた「JOURNEY」というタイトルのもと、街を背景にモデルや著名人を撮影したファッションストリートフォトを展示します。銀座ではインドとアフリカで撮影した作品を中心に54点、大阪ではパリで撮影した作品を中心に58点を厳選しています。
展示作品は、すべて最新のキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントします。

●各ギャラリーの開催概要
〇開館時間:品川 10時00分~17時30分
        銀座 10時30分~18時30分
      大阪 10時00分~18時00分
○休 館 日:品川       日曜日・祝日
                 銀座・大阪  日曜日・月曜日・祝日
〇住所・アクセス:品川 東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F
                          JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
                          銀座 東京都中央区銀座3-9-7
                          都営地下鉄東銀座駅より徒歩2分、東京メトロ銀座駅より徒歩3分
                          大阪 大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1
                          地下鉄肥後橋駅・渡辺橋駅直結、淀屋橋駅より徒歩5分、JR北新地駅より
                          徒歩8分、JR大阪駅より徒歩11分
○入 場 料:無料

●関連イベント
スペシャルトークイベント
○日 時:2023年8月26日(土)13時30分~15時
○会 場:キヤノンホール S (住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 3F)
○内 容:レスリー・キー氏がゲストとともに撮影時のエピソードなどを語ります。
○申 込:後日ウェブサイト(canon.jp/gallery)にてお知らせします。
○定 員:200名(先着申込順、参加無料)

作家メッセージ
僕が人生で初めて買った写真集は、ファッションフォトグラファーの第一人者リチャード・アヴェドンが1985年に出版した『In The American West』です。これはアヴェドンにとってもターニングポイントになった写真集と言われています。

この写真集を購入した当時、僕は15歳。母が亡くなる前にプレゼントしてくれたカメラを手に、毎日「写真」のことに夢中になっていた一人の孤独な少年でした。『In The American West』は僕にとって「人生」の意味を考えさせてくれた大切な作品であり、そして僕の「写真の旅」への始まりとなりました。

「写真」は魔法みたいに、人々の生き方、生きる力や勇気、そして生まれてきた喜びを教えてくれます。何年経っても、僕らがいなくなっても、僕らが生きた証を残してくれるのは「写真」に間違いないのです。世代を越え、様々な人々のアイデンティティと生きる姿を残す写真は、美しく、そして永遠に輝き続けます。

2023年、僕は写真家として25年目。偶然ではありますが、リチャード・アヴェドンの生誕100年の記念の年でもあります。このタイミングにインスパイアされて今回の写真展タイトルを「LIFE」と名付け、敬愛するリチャード・アヴェドンに捧げたいと思います。

「LIFE」の日本語の意味は「命」「生命」「生活」「暮し」「生涯」「人生」「一生」。25年間にわたって撮りためた作品の中から、約180点のポートレートを展示します。一枚一枚に込められた物語を通して、ご来場の皆さまに「愛と希望」「元気と勇気」を届けられたら最高です!

プロフィール
レスリー・キー | Lesley Kee
シンガポール生まれ。フォトグラファーとしてアート、ファッション、広告の撮影、映像監督などを中心に世界各国で活動。彼が手掛ける写真とアートマガジンのシリーズ「SUPER」は、世界の企業やYOHJI YAMAMOTOをはじめとするファッションデザイナーなどと積極的にコラボレーションを仕掛ける。LGBTのポートレートを撮影するプロジェクト「OUT IN JAPAN」は、第19回文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門審査委員推薦作品に選出。2016年より、NHKと共に日本中の人々が夢や目標を共有し、よりよい未来を目指す、2020年のオリンピック・パラリンピックの東京大会の応援をテーマ「→ 2020 レスリー・キーがつなぐポートレートメッセージ」をスタート。オフィシャル写真の2000名以上のポートレート撮影とプロモーション映像を監督している。

タイトルとURLをコピーしました