国土交通省 関東地方整備局「建設技術展示館」に通信ケーブル2製品が展示品として採用

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 株式会社フジクラ(取締役社長CEO:岡田直樹)の『細径高密度型スロットレス光ファイバケーブル』が、この度リニューアルオープンを迎えた国土交通省 関東地方整備局「建設技術展示館」(千葉県松戸市)の展示品として採用されました。
 また、株式会社フジクラ・ダイヤケーブルの『ローカル5G用漏えい同軸ケーブル』も合わせて採用されました。
 今後2年にわたり、両通信ケーブルは同展示館に常設展示される予定です。

「建設技術展示館」は、最新の建設技術や取り組みをパネルや映像、模型等を展示しており、一般の方から学生、技術者といった幅広い層まで、必要なときに、「見て」「触れて」「知る(学べる)」体験型施設です。 この度の展示内容リニューアルでは、持続可能な社会の実現に貢献する「防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術」、「インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術」、「インフラ分野の脱炭素化・GX(グリーントランスフォーメーション)技術」をテーマに展示技術品の選考が行われ、両通信ケーブルがこれらテーマを具現化する技術製品として採用されました。

株式会社フジクラ『細径高密度型スロットレス光ファイバケーブル』

・NETIS※1 登録番号【KT-190087-A】

『細径高密度型スロットレス光ファイバケーブル』は、新しいテープ心線(SWR®)によるスロットの無いケーブル構造(WTC®)を採用し、大幅な細径化および軽量化を実現した革新的な光ファイバケーブルです。 これにより、布設および延線が容易になり、許容曲げ半径が小さくなることで施工性が向上しました。加えて、架空布設では自重や風圧荷重の低減により共架柱への負荷軽減や、管路布設では既設管路の有効活用が図れるなどの効果が期待できます。世界的なデータトラフィックの急激な増大を支える製品として、データセンタや高速通信網インフラ整備などの用途に幅広く採用されています。 詳細については、以下のURLをご参照ください。https://www.fujikura.co.jp/products/optical/opticalfibers/02/2056893_11307.html

主な導入実績 発注者名:国土交通省東京航空局 工事名:東京国際空港場内ネットワーク設置工事外1件工事 履行期間:R4.12.1~R5.3.28

※1 NETIS 新技術情報提供システム(New Technology Information System) 国土交通省が運用する、民間企業等により開発された新技術に係る情報を共有および提供するためのデータベース

株式会社フジクラ・ダイヤケーブル『ローカル5G用漏えい同軸ケーブル』

『ローカル5G用漏えい同軸ケーブル』(LCX20D-S6シリーズ)は、Sub6帯(周波数4.6~4.9GHz)に対応し、ケーブル周囲に通信エリアを構築できるケーブル型アンテナです。 効果的な布設場所は鉄道・道路・洞道、ダムなどの細長いエリアや、地下街、工場の生産ライン等の電波障害物の多いエリアで、敷地形状に合わせた通信エリアの構築に適しています。 また本製品には偏波が水平と垂直の2種類あり、それらを組み合わせて布設する事で偏波MIMOによる高速通信を構築できます。本製品は総務省が令和4年度に実施した「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」等で、4件の納入実績があります。 詳細については、以下のURLをご参照ください。https://www.fujikura-dia.co.jp/products/coax/lcx.php 

フジクラグループは今後も、技術開発に取り組み、新たな情報通信製品を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※国土交通省 関東地方整備局 建設技術展示館へのアクセスについては下記をご参照ください。 

〒270-2218 千葉県松戸市五香西6丁目12−1

 下記最寄り駅からバスにて

 ・JR武蔵野線 新八柱駅

 ・新京成線  八柱駅

http://www.kense-te.jp/about/#accessmap 

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