Cellid株式会社、株式会社トッパンフォトマスクから出資を受けたことを発表

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Cellid株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:白神賢、以下「Cellid」)は、2023年5月に、株式会社トッパンフォトマスク(本社:東京都港区、以下、「TPC」)から出資を受けたことを発表します。東京エレクトロン株式会社などからの出資も含めた累計調達額は15億8千万円となりました。

近い未来ARグラスが一般化するとディスプレイが2Dから3Dになり、視線を向ければハンズフリーでコンピューターにアクセスできるような新しいコンピューティングの時代がやってきます。Cellidは情報ツールをより人間に身近にし、段違いの便利さを提供し、人類に可能性と感動を与えることをミッションとしております。

CellidのディスプレイモジュールはAIとナノテクノロジーを用いた独自の設計により、広視野角、高効率、高解像度を実現しております。今回の資金調達により、量産体制の拡充や品質管理体制の確立、プロセス開発の加速及び、「Model Builder」をはじめとしたソフトウェアの開発及び販売をすすめてまいります。

今後TPCとはウェイブガイドの開発および生産体制の構築に関する共同プロジェクトを実施してまいります。

【投資家からのコメント】

・株式会社トッパンフォトマスク(代表取締役社長 二ノ宮照雄様)

「トッパンフォトマスクは、半導体用フォトマスクのトップサプライヤーであり、ナノインプリント技術の分野でも先端を走るリーディングカンパニーです。当社は次世代の微細パターン転写技術向けに最新のモールドを開発、提供しています。この技術は、Cellidの革新的な薄型ディスプレイ「ウェイブガイド」の量産化において不可欠な要素です。両社の緊密な協力が、明るく、広大な視野角を持ち、眼鏡型として最適な薄さを備えた光学シースルーARグラスの実現を加速させ、早急な普及に大きく貢献することを確信しています。今後も事業の拡大を図り、先駆者としてのポジションを一層強化していきます。」

【Cellidについて】

Cellidは、次世代デバイスのARグラスにおけるキーコンポーネントであるハードウエア「Display Module」と空間認識を行うソフトウエア「Cellid SLAM」の両方を提供しています。

Cellid SLAMはARグラス向け以外にも、汎用カメラでも利用可能な産業別ソリューションを開発、提供しています。

【会社概要】

会社名:Cellid株式会社

所在地:東京都港区六本木4-8-6 パシフィックキャピタルプラザ5F

代表者:白神 賢

設立:2016年10月

URL:https://www.cellid.com/

事業内容:ARグラス用のディスプレイモジュールと空間認識ソフトウェアの販売

【トッパンフォトマスクについて】

株式会社トッパンフォトマスクは、凸版印刷株式会社からの会社分割により、2022年4月、東京に設立された半導体用フォトマスクの製造・販売会社です。米国のトッパンフォトマスクスと台湾の中華凸版電子を傘下に持ち、世界8つの国と地域にわたる製造・販売ネットワークを展開しています。業界最先端の技術開発力を有し、外販フォトマスクのリーディングカンパニーとして、半導体産業の発展に貢献しています。また、事業領域を拡大し、ステンシルマスクやナノインプリントモールドをはじめとする微細加工製品にも注力しています。

URL:https://www.photomask.co.jp/

【お客様からのお問い合わせ先】

Cellid株式会社

TEL:03-6447-0767

 e-mail:contact@cellid.com

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