株式会社CuboRex(本社:東京都葛飾区、代表取締役:嘉数正人)は、2023年6月30日汎用クローラユニット「CuGoシリーズ」を用いて自律制御が可能になる「CuGo ROS開発キット」を発売、受注開始します。
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汎用クローラユニット「CuGo」とは
弊社ではこれまで、不整地産業向けロボットの足回りになる電動クローラユニット CuGoシリーズを提供してまいりました。
従来パーツ化されていなかったクローラ部分を組み立て可能なキットとして提供。
シリーズの累計販売台数は850台を超え、あらゆる不整地の現場で研究開発に利用されています。
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クローラユニットがROSで制御可能!CuGo ROS開発キットとは
CuGo ROS開発キットは、テスト用クローラユニット CuGo V3を使って自律運転ロボットの開発を可能にするパッケージです。
CuGoを正確に制御するマイクロコントローラから自動運転などの高度なアルゴリズムを実行するLinuxコンピュータ、それを駆動するバッテリーや電源システムがオールインワンとなっています。お客様はご購入されてからハードウェアをいじることなく、自動運転プログラム開発に集中することができます。
CuGo ROS開発キットは、自動運転を実現するSLAMやNavigationなどのアルゴリズムを届いてすぐに実行させることができます。
追加オプションのJetsonを活用することで、画像AIから人の検出や表情、ポーズの推定などの高度な判断をすることも可能です。お客様の現場で活きるコミュニケーションロボットやサービスロボットの開発を後押しいたします。
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CuGo ROS開発キット開発の背景
少子高齢化によるあらゆる現場の人手不足が課題とされる中、運搬や作業を助ける自動化されたシステムが必要不可欠になってきています。
倉庫や工場内での作業の自動化は技術の進化とともに進んでいますが、不整地の現場では、機械化が難しく人の手による作業が多いのが現状です。
不整地のパイオニアとして、クローラ製品のノウハウと自律走行の技術を組み合わせやすい開発キットを作ることで、そうした現場の困りごとを解決できるのではないか、という想いで開発がスタートいたしました。
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オプションでJetson Orin NX搭載モデルも
CuGo ROS開発キットの初期搭載PCでは、ROSの自律走行アルゴリズムのサンプルコードであるナビゲーションスタックを使って自律制御を行うことが可能です。
さらにオプションで、NVIDIA社のエッジAIコンピュータの最新版であるJetson Orin NXに切り替えることで、人の検出や領域の推定などといった画像AIと呼ばれる手法を活用することができます。
標準PCだけではできなかった高度な判断を行うことができるため、より人の役に立つサービスロボットの開発に役立ちます。
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CuGo ROS開発キット希望小売価格
基本セット 1,460,000円(税抜)
Jetoson Orin NX搭載セット1,560,000円(税抜)
本日2023年6月30日より受注開始、順次出荷いたします。
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今後の展開
CuGo ROS開発キットは他のCuGoシリーズにも展開予定です。CuGo V3からさらに走破性と耐久性能を高めたCuGo V4、300kg以上の積載を可能にするCuGoMEGA M2にROS開発キットを適用予定です。
様々な不整地環境に対応するだけでなく、重量物を繰り返し運搬することが期待できます。ぜひご注目ください。
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会社概要
農業や土木建築の現場などの傾斜や凹凸の大きい地面を持つ屋外産業向けのロボットを開発するハードウェアメーカーです。
社名:株式会社CuboRex
事業内容:不整地産業向けハードウェア研究開発・販売
設立年月日:2016年3月31日
代表取締役:嘉数正人
WEBサイト:https://cuborex.com/
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