インテック、富山県信用保証協会と業務のデジタル化を支援するプラットフォームを共同開発

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 TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡隆之、以下インテック)は、富山県信用保証協会(富山県富山市、会長:寺林敏)と、信用保証業務のデジタル化を支援するプラットフォームを共同で開発することを発表します。
 これにより、富山県信用保証協会は、全国の信用保証協会で初めて内部文書をクラウド管理し、データを集約・共有することで業務の効率化を図り、外部機関とのデータ連携を実現します。
■プラットフォームの特長
①  文書管理機能
協会内の保管文書をデジタル化してデータを集約・共有し、ペーパーレスと業務効率化を実現します。
②  外部連携機能
外部機関と電子データ授受を可能にし、外部機関との非対面によるコミュニケーションの強化、郵送コストの削減を実現します。
③  顧客DB機能
文書管理機能に集約されたデータと外部機関から連携されたデータを顧客単位で閲覧・更新 することを可能にし、顧客の状況変化に応じた経営支援活動を実現します。
 

<プラットフォームイメージ><プラットフォームイメージ>

■背景
 全国信用保証協会連合会がコロナ禍を契機に信用保証業務のデジタル化を主導する中、富山県信用保証協会は全国に先駆けて保証書のデジタル化を進めるとともに、人的リソースの再配置や、地元中小企業への保証や経営支援など、多様なニーズにきめ細かく対応するための業務改革を検討していました。
 インテックは富山県信用保証協会のネットワーク環境を構築していたことから、業務のデジタル化および経営支援の仕組み作りのコンサルティングを実施し、Microsoft365のグループウェアを活用したプラットフォームをアジャイル方式で共同開発することが決まりました。

■今後の展開
 富山県信用保証協会は、2022年度中にプラットフォームの運用を開始します。将来的にはテレワークの整備やBCP(事業継続計画)の策定にもプラットフォームを活用していく予定です。
 インテックは、今回蓄積したノウハウをもとに、全国の信用保証協会の業務デジタル化を支援していきます。

<富山県信用保証協会 企画総務部長 寺西一彦様からのコメント>

協会の大部分の業務では依然として紙文書による運用が行われており、ペーパーレス化が大きな課題でありました。
今回開発のプラットフォームを活用し、更なる業務の効率化やペーパーレス化を図り、中小企業・小規模事業者に対する迅速な資金繰り支援、経営支援につなげていくためにも、インテックのデジタル化支援に期待しています。

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株式会社インテックについて(https://www.intec.co.jp/
 お客様の経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客様に新しい価値を提供してまいります。

TISインテックグループについて
 TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

◆本サービスに関するお問い合わせ先
株式会社インテック 北陸産業事業本部 金融システム部 大橋、高松
TEL:050-1704-0541 E-mail:hokukin_eigyo@intec.co.jp

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