【調査レポート】1,287人の生活者に聞いた「メールマガジンに求めるもの」

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自社開発システム「WEBCAS(ウェブキャス)」と「WOW engage(ワオエンゲージ)」を通して、企業のマーケティングとカスタマーサクセスにおけるコミュニケーションの課題解決を支援する株式会社WOW WORLD(ワオワールド/本社:東京都品川区、代表取締役社長:美濃 和男、以下、当社)は、2023年2月、生活者を対象に「企業に求める情報発信方法」に関するインターネットリサーチを実施し、2,009名の回答を取得いたしました。その中で、「企業からどのように情報を受け取りたいか」という質問に対して約半数の人が選択した「メールマガジン」について、生活者が企業に求めている情報や購読理由、解約理由等をレポートにまとめ、本日6月28日(水)に公開しましたのでお知らせいたします。

1.調査背景

当社が2023年2月15日~2月17日に実施のインターネットリサーチ内で質問した「あなたは普段どのような手段(方法)で、企業(サービス・ブランドを含む)の情報を受け取りたいですか」に対して、「企業からのメールマガジン」を選択した人が「公式Webサイト」に次いで多い結果となりました。

<図1>あなたは普段どのような手段(方法)で、企業(サービス・ブランドを含む)の情報を受け取りたいですか ※複数回答可

また、「あなたは、プライベートで企業(サービス・ブランドを含む)からのメールマガジンを受信していますか」という質問に対して「受信している」と回答した人は64%でした。

<図2>あなたは、プライベートで企業(サービス・ブランドを含む)からのメールマガジンを受信していますか

そこで今回、多くの生活者が身近に感じている「メールマガジン」を活用した最適なコミュニケーション方法を把握するため、メールマガジンの受信数やメールマガジンに求めるもの、メールマガジンの解約理由などを調査し、レポートを作成しました。なお、本調査レポートで使用している調査データは、2023年5月に発表した「企業に求める情報発信方法※」で使用したものと同様のものを活用しています。

※2,009人の生活者に聞いた「企業に求める情報発信方法」

【調査レポート】2,009人の生活者に聞いた「企業に求める情報発信方法」|取り組み・活動一覧|株式会社WOW WORLD(ワオワールド)
株式会社WOW WORLDが「サステナブルな未来」のために取り組んでいる活動をご紹介します。

2.調査結果サマリー

  • メールマガジンを登録するきっかけとして最も多かったのが「商品を購入したタイミングで」(53%)。若い世代ほど割引クーポンの取得を選択。

  •  メールマガジンに求めるものは、「キャンペーンやセール、クーポン等のお買い得情報」(78%)が最多。世代が上がるほど、生活に役立つ情報を求める傾向あり。

  • 1日に受信するメールマガジンの平均数で最大なのは「3~5通程度」(26%)。次いで「21通以上」(20%)。

  • メールマガジンを読みたくなるポイントは、「件名や内容が興味深い」(65%)。「メールマガジンの送信者や企業自体に関心がある」は29%にとどまる。

  • メールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みした理由は、「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」(46%)、次いで「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」(45%)。

  • メールマガジンを読まない理由は、「件名に興味がない」(86%)が最も多い結果に。「開封するが、中身を読まない」(16%)場合もあり、開封率の解釈には注意が必要。

  • メールマガジンを解約したことがある人69%。その理由は、「内容が面白くない」(69%)、「配信頻度が高い」(63%)。

3.調査概要

■内容

メールマガジンに求めるもの

■主体

株式会社WOW WORLD

■調査手法

当社開発のアンケートシステム「WEBCAS formulator」を活用し、GMOリサーチ株式会社「JAPAN Cloud Panel」のモニターでインターネット調査を実施

■調査期間

2023年2月15日~2月17日の3日間

■エリア

全国47都道府県

■有効回答数

1,287人(図2の「あなたは、プライベートで企業(サービス・ブランドを含む)からのメールマガジンを受信していますか」という質問に対し、「はい」を選択した人)

4.調査結果

 メールマガジンを登録するきっかけとして最も多かったのが「商品を購入したタイミングで」(53%)。若い世代ほど割引クーポンの取得を選択。

<図3>あなたが企業(サービス・ブランドを含む)のメールマガジンに登録するきっかけはなんですか ※複数回答可

図3の「あなたが企業(サービス・ブランドを含む)のメールマガジンに登録するきっかけはなんですか」という質問に対して、53%の人が「商品を購入したタイミングで」、52%の人が「会員登録するタイミングで」を選択しました。

<図4>【年齢別】あなたが企業(サービス・ブランドを含む)のメールマガジンに登録するきっかけはなんですか ※複数回答可

図3の回答を年齢別で見ると(図4)、80歳以上は他の世代に比べて「商品を購入したタイミングで」を選択した人が多い結果となりました。また、下の世代ほど割引クーポンの取得を理由にメールマガジンを登録していることがわかりました

メールマガジンに求めるものは、「キャンペーンやセール、クーポン等のお買い得情報」(78%)が最多。世代が上がるほど、生活に役立つ情報を求める傾向あり。

<図5>あなたがプライベートで受信するメールマガジンに求めるもの(メールマガジンを受信する理由)はなんですか ※複数回答可

図5の「あなたがプライベートで受信するメールマガジンに求めるもの(メールマガジンを受信する理由)はなんですか」という質問に対して、78%の人が「キャンペーンやセール、クーポン等のお買い得情報」と回答しました。

<図6>【年齢別】あなたがプライベートで受信するメールマガジンに求めるもの(メールマガジンを受信する理由)はなんですか ※複数回答可

図5の回答を年齢別で見ると(図6)、世代が上がるにつれて「生活に役立つ情報」を選択した人が増えています。商品やクーポンの紹介だけでなく、生活を豊かにするためのコンテンツを求めていると考えられます。

1日に受信するメールマガジンの平均数で最大なのは「3~5通程度」(26%)。次いで「21通以上」(20%)。

<図7>あなたがプライベートで1日に受信するメールマガジンの平均数を教えてください

図7の「あなたがプライベートで1日に受信するメールマガジンの平均数を教えてください」という質問では、26%が「3~5通程度」、20%が「21通以上」を選択。多くの人が1日に複数のメルマガを受信していることがわかりました。

メールマガジンを読みたくなるポイントは、「件名や内容が興味深い」(65%)。「メールマガジンの送信者や企業自体に関心がある」は29%にとどまる。

<図8>あなたがメールマガジンを読みたくなるポイントはなんですか ※複数回答可

図8の「あなたがメールマガジンを読みたくなるポイントはなんですか」という質問に対し、「件名や内容が興味深い」が65%で最多。次いで、「メルマガの冒頭に興味のある情報が掲載されている」が35%でした。「メールマガジンの送信者や企業自体に関心がある」を選択した人は29%にとどまり、送信元を意識してメールマガジンを読んでいる人はあまり多くないことがうかがえます。

メールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みした理由は、「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」(46%)、次いで「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」(45%)。

<図9>あなたがこれまでにメールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みした理由はなんですか ※複数回答可

図9の「あなたがこれまでにメールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みした理由はなんですか」という質問に対して、46%の人が「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」、45%の人が「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」を選択。お買い得商品はもちろんのこと、タイミングが良かったことで購入につながるケースも多いようです。

<図10>【年齢別】あなたがこれまでにメールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みした理由はなんですか ※複数回答可

図9の回答を年齢別で見ると(図10)、下の世代ほど「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」を選択した人の割合が多く、上の世代ほど「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」を選択する人の割合が多い結果となりました。また、20代はメールマガジン経由で商品・サービスを購入したことがない人は23%いることがわかりました。

メールマガジンを読まない理由は、「件名に興味がない」(86%)が最も多い結果に。「開封するが、中身を読まない」(16%)場合もあり、開封率の解釈には注意が必要。

<図11>あなたは送られてくるメールマガジンを読まない(開封しない)ことはありますか

図11の「あなたは送られてくるメールマガジンを読まない(開封しない)ことはありますか」という質問に対して、79%が「はい」を選択しました。

<図12>あなたがメールマガジンを読まない(開封しない)ときの理由はなんですか ※複数回答可

図11の質問で「はい」を選択した人に、「あなたがメールマガジンを読まない(開封しない)ときの理由はなんですか」と質問したところ(図12)、「件名に興味がない」を選択した人は86%で最も多い結果となりました。読者に興味を持ってもらうためには件名が重要であることが示されました。

<図13>そのときのあなたの行動に近いものを選んでください

さらに、図12の質問で「忙しい」「件名に興味がない」「送信元に興味がない」を選択した人に、「そのときのあなたの行動に近いものを選んでください」という質問をすると(図13)、65%の人が「未読のまま、削除する」を選択しました。一方で、16%の人が「開封するが、中身を読まない」を選択しているため、開封率の解釈には注意が必要です。

メールマガジンを解約したことがある人は69%。その理由は、「内容が面白くない」(69%)、「配信頻度が高い」(63%)。

<図14>あなたはプライベートで購読しているメールマガジンを解約(またはフィルター等で設定して読まない)したことがありますか

図14の「あなたはプライベートで購読しているメールマガジンを解約(またはフィルター等で設定して読まない)したことがありますか」という質問に対し、69%が「はい」を選択しました。

<図15>あなたがメールマガジンを解約する(またはフィルター等で設定して読まない)理由はなんですか ※複数回答可

図14の質問で「はい」を選択した人に対して、「あなたがメールマガジンを解約する(またはフィルター等で設定して読まない)理由はなんですか」と質問したところ(図15)、69%の人が「内容が面白くない」、次いで63%の人が「配信頻度が高い」を選択しました。メールマガジンの解約を防ぐには、内容や配信頻度を読者一人ひとりに最適化し、興味を持ってもらうことが重要であると考えられます。

<図16>【年齢別】あなたがメールマガジンを解約する(またはフィルター等で設定して読まない)理由はなんですか ※複数回答可

図15の回答を年齢別で見ると(図16)、下の世代ほど「配信頻度が多い」、上の世代ほど「内容が面白くない」を選択した人が多く、解約する理由は世代によって異なる傾向があることがわかりました。

※本レポートで公開している情報については、出典元を明記の上ご自由にご利用ください。

出典元:【調査レポート】1,287人の生活者に聞いた「メールマガジンに求めるもの」/株式会社WOW WORLD

■株式会社WOW WORLDについて
WOW WORLDは、メール配信やフォーム作成を軸としたコミュニケーションシステム「WEBCAS」やCDPソリューション「WOW engage」の企画開発・販売を通して、企業のマーケティング活動とカスタマーサクセスにおける課題解決を支援しています。
 
主な事業内容
・コミュニケーションシステム「WEBCAS」シリーズの開発・販売
・CDPソリューション「WOW engage」の開発・販売
・メールコンテンツやWebアンケートのコンサルティング・制作
設立:1995年4月

本社所在地:東京都品川区西五反田7-20-9
代表者:代表取締役社長 美濃 和男
URL:https://www.wow-world.co.jp

株主:株式会社WOW WORLD GROUP

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