SlowNews、独自の調査報道を配信する新サイトをオープン

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スマートニュース株式会社(東京都渋谷区、CEO:鈴木健)の子会社スローニュース株式会社(東京都渋谷区、社長:瀬尾傑)は、6月20日、新しいサイト「SlowNews」(https://slownews.com/をオープンしました。
「調査報道の新しいエコシステム」をつくるというスローニュースのミッションの一環として、独自の調査報道コンテンツの配信や有料会員制コミュニティの運営をしていきます。

独自取材記事やよりすぐりの「おすすめ」を配信

サイトでは独自の調査報道記事「SCOOP」を発信します。外部のジャーナリストやメディアと協力をしながら、ゆっくり取材と思考に時間をかけた独自の報道を手掛けます。事実を深く掘り下げることによって社会課題の解決につながることを目指します。
またネットにある膨大なコンテンツの中に埋もれがちな良質な取材記事、ドキュメンタリー番組などを発掘し、紹介する「今日の必読」も、配信します。

調査報道の第一弾は「睡眠時無呼吸症候群の医療器具問題」

独自の調査報道の第一弾として、ある医療器具の問題を取り上げます。日本でも900万人が悩んでいるという「睡眠時無呼吸症候群」。フィリップス製の医療器具に「健康被害のおそれ」があることが2年前に発覚しました。しかし日本では十分な周知もないまま、いまだ「回収中」です。その背景にある制度上の問題点と、あるオープンデータをもとに初めて明らかになる日本でのCPAP装置(空気を鼻から送り続ける装置)の健康被害の実態を明らかにしていきます。

会員制コミュニティ「SlowNewsメンバーシップ」をスタート

有料の会員制コミュニティ「SlowNewsメンバーシップ」をスタートします。
月額500円の「購読プラン」、月額1000円の「プレミアムプラン」の2つのプランを用意しています。
「購読プラン」は、特典として調査報道コンテンツの閲覧や、ジャーナリストやクリエイターとのオンラインでのイベントなどに参加できます。
「プレミアムプラン」ではジャーナリストたちとのリアル会場でのセミナーや交流会に加え、SlowNewsが運営するDiscordコミュニティに招待します。ジャーナリストや編集者が集まる空間での交流をお楽しみください。

ジャーナリスト向けに「災害前線報道マニュアル」を配信

プロのジャーナリスト向けに、取材のノウハウを伝える有料コンテンツ「HowTo」を配信します。連載第一弾は、「災害前線報道マニュアル」。いざ大災害が起きた時に、まず何を取材すればいいのか。そして避難生活や復興の局面で注目すべきポイントは何なのか。実は災害と調査報道の親和性は高いのです。この30年に及ぶ災害「前線」での報道をもとに、5つのフェイズに分けて取材のポイントと情報収集のテクニックをお伝えします。

スローニュース代表取締役 瀬尾傑より

「ゆっくりと時間をかけた取材と思考に基づく良質なコンテンツには、読む人の常識や思い込みをぶち壊す力があります。
消えない炎のようにテーマを追いかける情熱と、事実をありのままに見つめる冷静さで、
常識や偏見をひっくり返す発見をもたらす。それがわれわれSlowNewsの目指す調査報道です。
そんな良質なコンテンツを創る人と、それを体験する人がつながる場所として、SlowNewsはオープンしました。まずは新しい情報との出会いを楽しんでください」

◆スローニュース株式会社について
スローニュース株式会社はスマートニュース株式会社の子会社として設立。ジャーナリズムの最も重要な役割を担う「調査報道」を次の時代にどのように残すのか、この難題に取り組む活動をしています。

商号: スローニュース株式会社(英名:SlowNews, Inc.)
所在地: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-25-16 いちご神宮前ビル2F
設立日: 2019年2月1日
事業内容: ジャーナリスト、ジャーナリズムメディアの支援、育成
代表者名: 瀬尾傑

◆お問い合わせはこちら

( https://forms.gle/JrQjXKmxyW5FYsmi6 )

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