複雑な製品体系を持つB2B製造業の製品検討をWeb上で素早く行える製品選択ガイド「Fleacia Product Selector」SaaSの販売開始

株式会社ワイ・ディ・シー（本社：東京都品川区、代表取締役社長田中剛、以下YDC）は、複雑な製品体系の製品をWeb上で素早く検討できる製品選択ガイド「Fleacia Product Selectorフリーシアプロダクトセレクター（以下、Fleacia Product Selector)」SaaSサービスの提供を2023年9月20日から開始します。

「Fleacia Product Selector」は、B2B製造業における顧客接点のデジタル化を推進するソリューションブランド「Fleacia（フリーシア）」を構成するソリューション群の１つであり、専門的な技術商材の情報をWeb上で提供します。本サービスを活用することで、場所や時間の制約なく商材の調査や検討ができます。
「Fleacia Product Selector」 SaaSサービスの受注は6月17日から開始します。また、6月21日より開催される「日本ものづくりワールド2023」にて本サービスを初披露します。

■「Fleacia Product Selector」開発の背景

B2B製造業の皆さまにおかれましては、Web Meetingツールの普及が進み顧客訪問の機会が減ったものの、顧客ごとの個別対応は変わらず必要とされています。担当営業が製品検討から見積もり、受注、サポートまで御用聞き方式で一貫して対応していることがほとんどですが、人材の獲得競争が激化している昨今では営業部員の採用、育成、増員が難しく、検討や見積もりの段階から対応できる案件数に限りがあるという悩みがあります。

特に海外の顧客やデジタルネイティブな25-35歳のミレニアル世代は、担当営業との対話を繰り返すよりも、製品の仕様や必要なオプションなどの情報を場所や時間にとらわれずにWeb上で収集して比較・検討することを好む傾向にあります。一方でB2B製造業においては、「顧客は正しい知識がなく任せられない」、「情報はノウハウなので開示できない」といった思考が根強く、検討のために必要十分かつ技術的に深い内容を含む製品情報をWeb上で公開していないケースがほとんどです。

また、仕様などの具体的かつ詳細な情報を掲載しないと「検討の土俵に上がらない」という課題があるものの、Web上での掲載の仕方に悩むケースや、制作会社への指示伝達が難しくWebサイトそのものの構築が困難なケースも多々あります。

■「Fleacia Product Selector」開発の特徴

個別受注型製造業の「マスカスタマイゼーション改革」を長年にわたり手掛けてきた「共動創発」が独自開発した「Fleacia Product Selector」は、B2B製造業における複雑な製品体系の製品について、ユーザ自身がWeb上で検討できる製品ガイドとして公開するためのツールです。SaaSとして提供されるため、初期投資とリスクを抑えたクイックかつアジャイルな導入ができます。

１．用途や使用条件などでの検索により情報を取得でき、製品候補の特定をサポートして問い合わせにつなげ、
　　カスタマーエクスペリエンス向上に寄与します。

２．顧客が必要とする製品情報をデジタルで簡単に公開でき、グローバル展開を加速できます。

３．新製品の追加、検索条件の変更、製品仕様は、製品管理画面から容易にノーコーディングで登録・変更
できます。

■「Fleacia Product Selector」開発の導入

◆導入ステップ（例）

「Fleacia Product Selector」単体の導入ステップ例です。ご要望に応じたトレーニング実施、「Fleacia（フリーシア）」を構成するソリューション群の１つである「Fleacia CPQ　フリーシアシーピーキュー（以下、Fleacia CPQ)」や既存の他システムとの連携などがある場合は、導入ステップもご要望にあわせカスタム対応します。