BlackBerry Limited < https://www.blackberry.com/us/en >(本社: カナダ オンタリオ州、CEO: ジョン・チェン、NYSE: BB、TSX: BB、以下BlackBerry)は、OpenAIが開発し昨年11月に公開した生成系AI(人工知能)による会話向け言語モデルChatGPTについて、サイバーセキュリティ環境におけるその影響力の高まりについて警戒を促すブログ記事「サイバーセキュリティ環境で高まる ChatGPT の影響力」< https://blogs.blackberry.com/ja/jp/2023/06/the-growing-influence-of-chatgpt >を公開しました。攻撃者が手法を自動化し、ChatGPT などのAIツールを用いて戦略を改善している現状と、それに対しAIを駆使し効果的に対抗することの重要性をBlackBerryのAPAC 担当エンジニアリングディレクターJonathan Jacksonが解説しています。
サイバーセキュリティ環境で高まる ChatGPTの影響力
ChatGPTは学生から専門技術者に至るまでその日常に急速に浸透しており、その利用に伴うリスクと恩恵は、もはや一般家庭から企業の役員会議の席上に至るまで話題の中心となっています。多くのサイバーセキュリティ専門家がChatGPTによる業界への潜在的な影響を注視しています。
BlackBerryが2023年1月31日に発表した同社初となる四半期版のグローバル脅威インテリジェンスレポートでは、2022年9月1日から11月30日の90日間で、同社のAI駆動型予防ファーストテクノロジーがマルウェアベースのサイバー攻撃を1,757,248件阻止したことが示されています。Jacksonはこの結果と、APAC地域でのBlackBerry製品導入事例を踏まえ、企業のサイバー脅威対策におけるAI投資の重要性について、次のように述べています。
「LLM(大規模言語モデル)AI の進化を踏まえると、AI を活用して条件を対等にしない限り、組織を守ることは難しくなる一方でしょう。当社の調査によると、ほとんどのIT専門家は、AI駆動型の新種のサイバー脅威には AI駆動型ツールに基づくサイバー防御が必要となると認識しています」
AIは大量のデータをわずか数秒で解析でき、検知と対応までの平均時間を大幅に改善します。この能力は限られた人的リソースへの依存度を下げるとともに、ITコストを削減します。
「これにより、サイバーアナリストは貴重なリソースをより有効に活用し、最も複雑な脅威にも少ない工数で対処するための手段を得られます」
また、BlackBerryが2023年1月に、北米、オーストラリア、英国のIT意思決定者1500人を対象に実施したChatGPTとサイバー攻撃に関する調査結果について、「当社の調査と洞察は、極めて今日的な議論を支えるデータを提供しています」とした上で、JacksonはChatGPTなどのAIツールについてこう述べました。
「この先端技術から得られる利点は数多く、私たちはまだそれを表面的に理解し始めたばかりです。その探究は刺激に満ちていますが、脅威アクターもまたAI技術の利点に注目しており、こうした新技術を悪意のある手口の中に早速採り入れるであろうことも忘れてはなりません」
ChatGPTをはじめとするAIツールがサイバーセキュリティ環境にもたらす影響について、下記のBlackBerryのブログ記事でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
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「IT リーダーの予測:ChatGPT を利用したサイバー攻撃が現実のものに!」< https://blogs.blackberry.com/ja/jp/2023/06/it-leaders-predict-chatgpt-enabled-attacks >
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「組織における ChatGPT 利用は安全か?」< https://blogs.blackberry.com/ja/jp/2023/05/is-chatgpt-safe-for-organizations >
本リリースで取り上げたJonathan Jacksonへのインタビュー詳細と、ChatGPTのサイバーセキュリティへの影響についての解説はBlackBerryのブログ「サイバーセキュリティ環境で高まる ChatGPT の影響力」< https://blogs.blackberry.com/ja/jp/2023/06/the-growing-influence-of-chatgpt >にてご覧いただけます。
BlackBerryについて
BlackBerryは、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、2億1,500万台の自動車をはじめ、5億以上のエンドポイントを保護しています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムなどの主要分野をリードしています。詳細は、BlackBerry.comをご覧ください。
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