- 調査背景
今年は梅雨明けも例年より早く、6月下旬から真夏日が続いています。紫外線対策や熱中症への注意喚起がされていますが、紫外線は旧車にとっても大敵です。
そこで旧車王では、旧車好きの方に旧車の夏の対策について、どんな取り組みをしているかなど選択肢を用意し調査いたしました。
- 調査対象
・調査期間:自社調査
・調査対象:旧車に興味のある男女134名
・調査期間:2022年6月30日〜2022年7月10日
・調査方法:インターネット調査
・調査内容:Q1.所有する(していた)旧車にエアコンはついていますか?※2010年以前の車を旧車と定義 Q2.所有する(していた)旧車の紫外線対策はしていますか?※2010年以前の車を旧車と定義 Q3.実施している(していた)旧車の紫外線対策について教えてください。※複数回答可※2010年以前の車を旧車と定義
- 調査概要
Q1.所有する(していた)旧車にエアコンはついていますか?※2010年以前の車を旧車と定義
所有する(していた)旧車にエアコンがついているかという問いに対し、はいと答えた方が81.3%でした。エアコンのない、いいえと答えた方は15.7%いて、かなり低年式の旧車に乗っている方も意外に多くいました。
日本で初めてエアコンが採用されたのは1965年の2代目トヨペットクラウンといわれていますが、当時はもちろんオプション装備で、当面の間、エアコンは高級車にしかない珍しい装備でした。
エアコンの付いていない旧車オーナーにとって、現代の夏は厳しいと思いますが、後付けエアコンなどを検討する方もいるのではないでしょうか。
Q2.所有する(していた)旧車の紫外線対策はしていますか?※2010年以前の車を旧車と定義
所有する(していた)旧車の紫外線対策をしているかという問いに、64.2%の方がはいと答えました。やはり半数以上の方が、旧車の紫外線対策には気をつけているようですね。
紫外線は旧車だけでなく、もちろんクルマすべてに悪影響です。特に塗装の経年劣化は、主に紫外線が原因で起きることから、塗装をきれいに保つためにも紫外線対策は必須と言えます。
Q3.実施している(していた)旧車の紫外線対策について教えてください。※複数回答可※2010年以前の車を旧車と定義
1位:サンシェード 52票
2位:カーフィルム 43票
3位:ボディカバー 42票
4位:ボディガラスコーティング 28票
5位:ガレージ保管の徹底/紫外線に当てない 13票
6位:シートコーティング 6票
※上位6位までを記載
実際に旧車乗りが実施している(していた)旧車の紫外線対策について聞いてみると、サンシェード52票が最も多い回答となりました。手軽にできる紫外線対策のひとつで、車内の温度上昇を防ぐことができ、ダッシュボードや内装を劣化から守る役目もあります。
2位はカーフィルムで43票でした。後席にフィルムを貼る方は多いですが、フロントガラスや前席窓ガラスには、紫外線をカットしてくれるクリアフィルムを貼ることもおすすめです。
3位のボディカバーや、5位のガレージ保管の徹底など、なるべく旧車を紫外線に当てないように対策している方が多く見られます。この対策方法は旧車の盗難防止にもなりますし、一石二鳥という感じですね。
- 調査まとめ
今回の調査で、旧車乗りの半数以上が紫外線対策に取り組んでいることがわかりました。今年の夏は酷暑が予想されるので、エアコンがない旧車に乗っている方はもちろんのこと、駐車中の温度上昇を抑えるためや大切なクルマを紫外線から守るために気をつけて過ごしてほしいと思います。
旧車王では、⽇々変化していく旧車関連のユーザー傾向や市場の情報をお届けしてまいります。
- 旧車王とは
旧車王は旧車に特化して21年以上の旧車専門の買取サービスで、全国どこでも無料出張査定で素早く車の売却ができることが特徴です。年式や走行距離、グレードのみで査定をするだけでなく、機関系の状態や足回りの状態、下回りの錆やステアリングの状態、車台番号とエンジン番号の確認などあらゆる情報を確認する「鑑定」によって旧車の高価買取を実現しております。特にスポーツカーや特殊なモデル、希少車を得意としており、お客様の愛車に対する想いまでを汲み取り、自動車文化遺産を次世代へつないでいくための橋渡しをしています。
- カレント自動車とは
カレント自動車株式会社は「カーテックで自動車再生メーカーへ」というビジョンを掲げ、価値ある中古車を修理修復して価値を上げて、市場に再流通させる事業をおこなっております。当社は2000年から自動車アフターマーケット業界において取扱いの難しいクルマに特化して、周辺事業を多角的に展開してきました。買取〜パーツ供給〜修理〜販売(卸し/小売)まで全て自社内で完結できることが強みです。そして、この自動車再生事業を当社のもう一つの強みであるITを使って強力に推進しています。どんどん新車を買ってどんどん廃車にする、というハイパー消費時代は終わりをつげ、循環型社会に世の中は変わろうとしています。中古車の活用が今後もっと広がり、社会が良くなっていくよう今後も活動してまいります。
◆カレント自動車株式会社:https://www.currentmotor.co.jp/