【日経CNBC投資家アンケート】日経平均33年ぶりの高値圏で、先行きの見通しが分かれる

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株式会社日経CNBC(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:竹之内源市、以下「日経CNBC」)は6月7日、現役の投資家を対象に6月1日から6月5日までインターネットで実施した「日経平均株価の見通し」に関するアンケート結果を発表しました。結果は以下の通り。
  • 「日経平均株価“33年ぶり高値”、この先は?」

日経平均株価が1990年以来およそ33年ぶりの高値圏まで上昇してきました。

あなたはこの先、今年後半の株式相場の展開をどう考えますか?

アンケートでは「上昇基調が続く」がやや多いものの、「上昇」「下落」「横ばい」に回答がおおむね三分される結果となりました。海外勢がけん引した今回の日本株の急騰ですが、海外マネーの持続性や国内勢が本格的に追随するかは不透明です。ウクライナ情勢や世界経済の行方のほか、国内でもインフレや価格転嫁、企業業績、低PBR(株価純資産倍率)など投資家の着目するポイントが多岐にわたり、これらをどう読むかで相場観の違いが鮮明になりました。

6月12日(月)に放送した「昼エクスプレス」では、日経CNBCの直居敦と岡村友哉が調査結果やその背景について語りました。

〈 日経CNBC 解説委員長 直居敦〉

今回は、ある意味でかなり大雑把な選択肢から回答を選んでいただいた。「上昇が続く」「早晩下落基調に」「高値圏で横ばい」が、きれいに3つに分かれたこと自体が印象的だ。

 〈日経CNBC キャスター 岡村友哉〉

33年ぶり高値圏まで上昇してきた時点でのサーベイ。「上昇が続く」「高値圏で横ばい」が合わせて6割を超えたのは、投資家心理が次第に強気に傾きつつあることの表れではないか。

●番組の映像は期間限定で無料公開中

 → https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/45604

アンケートで寄せられたコメントの一部をご紹介します。

  • <上昇基調が続く>を選択された方のコメント

・アジアの中で中国や台湾に投資しづらい現状もあり、当面外国人が日本株を買い続ける。その後相場が上がっていくのをみて、日本人が追随して買い始めると思う。(てるてる坊主)

・30年来のデフレからインフレへの移行に伴い、リスクテイクスタンスが高まる。今までのPERやROEの平均倍率より上振れが起きると考えます。その分、インデックス重視から個別アクティブ選択へ変わるべきと考えます。(はるパパ)

・日本株はこれまで割安に放置されてきた。賃上げ、東証による資本コストを意識した要請、政治の安定、リオープンという複合要因であっという間に日経平均株価は3万円を上回った。今後は企業がもっとお金を使うべきだ。溜め込んだお金をうまく回さないと経済は回らない。日本はラーメンが基本的に1000円以下で、値上げした牛丼だってまだ並盛はワンコインで食べられる。とにかく海外から見たら安いんではないか。日本円だって円安・ドル高で安い。円建てで考える日本人の目線と、ドル建てで考える海外勢の目線の違いを注視するべきではないだろうか。(岡村さん大好き)

・国内ではインフレ傾向になり現金より現物資産と考える人も増えているし、最近の円安を追い風に、外国人投資家も買いに回っている影響は大きそうです。(三軒茶屋の社長秘書)

  • <早晩下落基調に転じる>を選択された方のコメント

・この先、高値が続くかは業績の裏付けが必要ですが、米国・中国が低成長に終わると日本もその影響を受けざる得ないので、1Q決算は意外に悪く株価低迷の恐れのある企業の方が多いと感じています。(にこみ)

・海外のマイナス事情で日本株が買われている傾向だと思っているので、ウクライナ問題などが収束に戻る方向に向きだせば、世界経済も正常な方向に戻り、日本株の高騰も収まってくると思います。ただし世界情勢に拘らず一旦、利確に動きたい投資家も多くなってると思います。そういう動きが見え始めると心理的に売り先行になりチャートも下落カーブになるのではないかと思ったので先の回答と致しました。このまま上げ続けて欲しいですけど…(81TOK)

・3千円下がると予想。1)欧米はインフレが抑制され、利上げ停止。為替は円高に向かい日本株は売られる。そして緩やかな不況が続き、株は低迷。2)中国は国内の投資を増やすことができず、景気は好転しない。(政府が借金だらけ。海外からの投資も縮小。)3)PBR改善(自社株買い、配当増)期待で底堅く、大崩れはしない。(がんばれロアッソ)

  • <高値圏で横ばいの動きが続く>を選択された方のコメント

・欧米中の景気動向、インバウンドの影響、価格転嫁の可否、通貨レートの影響などで日本企業の業績二極分化が進み、日経平均はレンジ相場になりそう。(アルファが大事)

・日銀の緩和姿勢には本気度を感じる。インフレ率がどうなろうとお構いなしに、デフレマインドの撲滅を試みているように見える。世界的な景気鈍化により一本調子の上げはないにしても、資産インフレ基調は当面続くものと考える。(ブライアン)

・今の日本株の上昇は外国人買いによってもたらされています。 現在のアメリカやヨーロッパの金融不安を考えるとここ3か月で日本株を売って元に戻る可能性は非常に薄いと思います。従って今買っている外国人は買い増すか、あるいはそのままホールディングでその後は買い遅れた日本人がどう動くかによります。日本の個人投資家は逆張り志向ですから当面動かず。従って株価は高値圏横ばいと私考します。(本野一言)

・バブル後の高値更新で割安感はありませんが、当時は異常な高さのPBRと、金利に比べて低い配当利回り(そもそも配当を出すという意識が企業にはなかったように記憶しています)でしたが、現在はPBRも高いわけではないし、配当利回りもかなり高めの水準にあります。さらなる上値は期待しにくくとも値下がりもせず、横ばいと考えます。(骨粗鬆症訴訟勝訴の新支社長秘書室長)

  • <分からない・上記のどれもにも当てはまらない>を選択された方のコメント

・外国人投資家の先物買いが相当に積まれており、いきなり売られて暴落し、また買い戻されるような相場になると感じます。そろそろ買いたいと思う銘柄も巻き込まれているので手が出せず安定しない相場が続くのでは?(あけみん)

・「ウクライナでの紛争」「新型コロナの再蔓延」「インバウンド需要の拡大が期待ほどではない」「ドル円相場の推移」「日本の総選挙の実施があるのかどうか」「アメリカ大統領選挙の今後の動向」と不確定要素満載のため、何か一つインパクトの強い出来事が起これば悪化に転じるだろう。よって正直なところ、どちらにもふれると思われる。なお、日本銀行が金融緩和をやめる方向に転じれば、一時的に悪化するだろうが、金融株は上がるだろう。(曽根さん大好き)

詳細ページURL ⇒ https://www.nikkei-cnbc.co.jp/information/2417923
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番組映像は無料公開しております。
https://online.nikkei-cnbc.co.jp/vod/45604
◆無料期間:2023年6月12日(月)~2023年6月30日(金)
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調査対象 :日経CNBC視聴者
有効回答数:135件(30代~80代の現役の投資家)
調査期間 :2023年6月1日~2023年6月6日
調査主体 :株式会社 日経CNBC

  • 本調査結果は特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。

  • 本調査結果は特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇や下落を示唆するものではありません。

  • 本調査結果中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆、保証するものではありません。

  • 【日経CNBCについて】

日経CNBCは、日本経済新聞社と米国4大ネットワークのひとつNBCの関連会社CNBCが中核になって1999年10月に開局したマーケット・経済専門チャンネルです。ボーダレス化が進む世界経済の迅速かつ正確な経済・マーケット情報を24時間ノンストップで提供しています。日本をはじめとして、米国・ヨーロッパ・アジアの情報を発信し、日本最強のマーケット・経済専門チャンネルとして高い評価を得ています。
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■新インターネット情報配信サービス「日経CNBC online」
2023年4月1日に、“本気”で投資・資産運用に取り組みたい方に向けてライブやオンデマンドなど動画コンテンツ見放題の有料インターネットサービス「日経CNBC online(旧名称:日経チャンネルマーケッツ)」の提供を開始しました。

詳細はこちら:https://online.nikkei-cnbc.co.jp/

  • 「日経CNBC online」専用視聴アプリについて

「日経チャンネルマーケッツ」で特に要望の多かった専用視聴アプリをサービス開始に合わせてリリースしました。スマートフォンから最速1タップで簡単にログインが可能になるなど、利便性が大きく向上しています。
・概要

アプリ名:日経CNBC online
備考:ご利用には「日経CNBC online」への登録が必要です。

・ダウンロード方法

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