■「後払い共通IF」とは
「後払い共通IF」は、当社の「NP後払い」「atone」のシステム接続に関する新仕様です。従来、当社の各種後払い決済サービスは、サービス単位でのシステム開発が必須となっていましたが、「後払い共通IF」により、「NP後払い」「atone」について一度の開発で両サービスとの接続が可能となります。
工数の兼ね合いから、両サービスの同時接続を諦めていた事業者様・パートナー企業様においても、より簡便に両サービスの同時接続に取り組むことができるようになります。
また、システム接続の簡便化だけでなく、各種サービスの提供価値の向上にもつながる仕組みとなっています。
■「後払い共通IF」の提供価値
①「NP後払い」のサービス品質が向上
「後払い共通IF」に接続することで、「atone」の一部の仕組みを「NP後払い」においても転用可能となるため、以下のメリットを享受できます。また、今後行われる機能アップデートに継続的に対応が可能になります。
①-1. 与信審査の精度向上、ブランド毀損リスクの削減
現行の与信審査においては、住所/氏名/電話番号の情報のみでは見抜けない不正利用や、プラスαの情報があれば審査OKにできた取引が存在します。「後払い共通IF」に接続することで、「atone」の仕組みを転用した追加情報(IPアドレスや端末情報など)の取得と認証が可能になるため、不正検知力が向上し、転売によるブランド毀損のリスクが低減するほか、審査通過率の改善も可能です。
①-2. 審査保留時の対応工数削減、カゴ落ちの防止
現行の運用においては、住所不備などによる審査保留が発生した場合、お買い物後に加盟店様から購入者様に情報を確認する対応が発生していました。「後払い共通IF」に接続することで、モーダル表示(※1)のご利用が可能となるため、お買い物の途中で購入者様ご自身で審査保留の対応が可能となり、加盟店様の対応工数が削減できるほか、カゴ落ち率も減少します。
※1) 決済画面上にポップアップを表示し、注意文言の表示をしたり、追加情報の入力を誘導したりする仕組み
①-3. 審査NG理由の問い合わせ削減
現行の運用においては、購入者様に審査NGの理由を当社から直接回答することが即時でできず、加盟店へ問い合わせが発生するケースが存在しました。「後払い共通IF」に接続することで、即時与信審査とモーダル表示のご利用が可能となるため、審査NG時に購入者様へ直接理由を開示することや当社への直接の問い合わせ誘導が可能となり、加盟店様の対応工数が削減できます。
②520万人の会員基盤へのアクセスが簡易化
「後払い共通IF」により「atone」の導入が簡便化します。会員基盤へのアクセスを得意とする会員制の「atone」に対応することで、以下のメリットを享受できます。
②-1. 初回利用顧客の再購入の促進
「NP後払い」で初回利用した顧客を、ポイントプログラムをもとに「atone」へ誘導し、再購入を促進できます。「atone」で銀行口座を登録すれば支払いが自動化され継続率も向上できます。
②-2. 送客による新規顧客の獲得
「atone」を介して、既存の後払い会員520万人(※2)にポイントやクーポンを用いた販促が可能です。クレジットカードではなく、あえて後払いを選択するユニークな顧客層を新規顧客として取り込む機会を創出します。
※2) 2022年3月31日時点におけるNP会員数(退会を除く)
■「KBKプラス」よりコメント
今回、「QBRIDGE」と「後払い共通IF」が標準連携したことにより、今後「QBRIDGE」を導入頂く企業様には「NP後払い」と「atone」の両サービスを簡便にご利用いただく事が可能となります。
さらに、今後行われる「NP後払い」と「atone」の機能アップデートについても継続的に対応可能となるため、多様化する決済方法・サービスに対する対応負荷削減に寄与することを期待しています。
■「NP後払い」について
「NP後払い」は、BtoC取引のECを対象にしたBNPL決済サービスです。年間流通金額3,745億円、年間ユニークユーザー数(※3)は1,500万人超と「日本で7人に1人が使っている決済(※4)」にまで成長しました。購入者はクレジットカードの情報登録が不要、かつ商品受取り後にお支払いができることから、はじめて利用するECショップでも安心してお買い物を楽しむことができます。また事業者はネットショッピングにおける約20%の後払いニーズ(※5)を、未回収リスクなく提供できることで売上の向上が期待できます。
詳細はこちら:https://www.netprotections.com/
※3)2021年4月1日~2022年3月31日における「NP後払い」の利用者のうち、氏名・電話番号の双方が一致する利用者。
※4)15歳以上の人口1億1,048万人(総務省、人口統計、2021年4月1日時点概算値を参照)と当社実績(1,530万人)をもとに算出。
※5)当社調査より。
■「atone」について
「atone」は、明瞭さで選ばれる決済プラットフォームです。ポイントプログラムを通して「あえてクレジットカードを利用しない」520万人(※2)のお客様にアプローチでき、新規獲得・リピート率UP・LTV向上に貢献します。業界最安水準の手数料で、EC・デジタルコンテンツ・実店舗など様々な業種で導入が可能です。ご利用される方のお支払いは、まとめて翌月払いでOK。代金の0.5%のポイントがもらえて値引きに使える上に、簡単な会員登録のみですぐにご利用でき、利用状況はアプリでいつでも確認できます。
詳細はこちら:https://atone.be/
■「QBRIDGE」について
QBRIDGEは、販売管理システム、WEBマーケティングシステム、分析システムの3つのシステムの連携により、PCDAサイクルを回して、売上UPに貢献する通販システムです。
特に分析システムにおいては、BIツール「QlikView」を採用し、顧客分析、商品分析、売上分析、媒体分析、DMレスポンス、売上比較、併売分析など、多彩な分析により、新たな戦略の発見につながるように設計されています。
詳細はこちら:https://www.qbridge.biz/
■株式会社ネットプロテクションズ 会社概要
商号 :株式会社ネットプロテクションズ
代表者 :代表取締役社長 柴田 紳
URL :https://corp.netprotections.com/
事業内容 :後払い決済サービス各種
創業 :2000年1月
資本金 :1億円
所在地 :東京都千代田区麹町4丁目2-6 住友不動産麹町ファーストビル5階
■株式会社KBKプラス 会社概要
【商号】
株式会社KBKプラス
【代表者】
代表取締役社長 太田直
【URL】
【事業内容】
オンサイト開発
受託請負開発
ニアショア開発
ニアショアエンジニアリングサービス(リモート開発)
QBRIDGE(キューブリッジ)
【創業】
1980年1月
【資本金】
31,760,000円
【所在地】
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目6番23号博多駅前第2ビル8階