チューンコアジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野田威一郎)が運営する音楽デジタルディストリビューションサービスTuneCore Japanは、6月9日に「Independent Artist Awards by TuneCore Japan」を開催。音楽シーンの最前線を走り続けてきたインディペンデントアーティストを様々な観点からピックアップし、11部門でノミネートアーティストを表彰、また各部門のグランプリを発表しました。
サービス開始から10周年を迎えたTunecore Japanが、アーティストへの感謝を込めて開催した同アワード。TuneCore Japanが保有する世界185ヶ国、55以上の音楽ストアのデータをもとに11の部門にわたってノミネートアーティストと作品を選出・表彰、そしてグランプリが決定しました。
当日、本イベントが行われた都内の会場には多数のノミネートアーティストが出席し、Tani Yuukiや舐達麻、たかやん、Repezen Foxx、SARUKANIなどをはじめ今の日本の音楽シーンで確かな存在感を示す豪華な顔ぶれが多数集結。インディペンデントアーティストの多様性を象徴するように十人十色の装いに身を包み、ジャンルやキャリアの壁を超えた同アワードに相応しい光景となりました。この日のために特別に用意された華やかなステージセットにおいて、各部門のノミネートアーティストの表彰とグランプリの発表が順次行われました。
オープニングに続いて、ノミネートアーティストの発表前にTuneCore Japan代表 野田威一郎が挨拶。
「我々TuneCore Japanはサービスインして10年が経ちました。非常に感慨深く思っています。10年前、日本では音楽業界でもストリーミングやダウンロードというものにほとんど興味が持たれておらず、インディペンデントのシーンもニッチでした。そういった状況から今日この場を設けることができたのは、ちょっとした奇跡だと思っています。小さいアワードですが、非常に誇らしく思います。本当のインディペンデントアーティストというのは、地に足をつけて好きなことをやっている人たちだと思っています。みなさんは、これからもさらに世界へ飛躍し、そしてもっと多くの濃いファンと出会っていってほしいです」
とTuneCore Japanのこれまでの歩み、今回のアワードについて、そしてアーティストへの思いを熱く語った後、いよいよ表彰がスタート。グランプリをはじめ受賞アーティストには、各部門ごとに壇上でトロフィーが贈呈され、(グランプリにはさらに特別トロフィーが贈呈)それぞれ喜びの声を語りました。
全ての音楽配信ストアでこの10年間最も再生されたアーティストを表彰する部門「Hero of the Decade」のグランプリはTani Yuukiが受賞。また、Tani Yuukiは「Hero of the Decade」をはじめ、「Top Independent Artist (2022)」「Top Streaming Music (2022)」「The Best Music Video (2022)」でもグランプリを受賞し、今回4冠を達成。4部門でのグランプリ獲得に、会場ではどよめきが巻き起こりました。
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【Tani Yuukiコメント】
「まだまだ駆け出しで、楽曲配信の方法も知らなかった時に出会ったのがTuneCore Japanさんだったので、本当に感謝しています。そして、ファンのみなさんがたくさん楽曲を聴いてくれたことが、このような賞という形になって嬉しく思います。僕の楽曲を愛してくださって本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします!」
全ての音楽配信ストアでこの10年間最も再生された楽曲を表彰する部門「Top Streaming Music of the Decade」はyamaの「春を告げる」がグランプリを受賞。
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【yamaコメント】
「TuneCore Japanさんを通してリリースした『春を告げる』をきっかけに、人生の歯車が動き出しました。これからもよろしくお願いいたします」
2022年、海外で最も聞かれた国内アーティスト(全音楽配信ストア合計)を表彰する部門「Japan to Global (2022)」のグランプリはcinnamons & evening cinemaの「summertime」。
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【cinnamons & evening cinema コメント】
「この曲を作った当初は、こんなに多くの人々に聴いてもらえるなんて思ってもみませんでした。世界中に楽曲が届いてとても幸せです」
2022年、TikTok/IG/FB/YouTube等で最も視聴された楽曲を表彰する部門「Top UGC Music (2022)」のグランプリはHoneyWorksの「可愛くてごめん (feat. かぴ)」。(今回サポートメンバーKotohaが出席)。
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【HoneyWorks (Kotoha) コメント】
「『可愛くてごめん』は私自身大好きな楽曲です。カバーしていただいた方、踊っていただいた方、みなさんありがとうございます!」
2022年、全音楽配信ストアで最も再生されたカバー楽曲を表彰する部門「The Best Covers (2022)」のグランプリはKotohaの「真生活 (feat. 案山子) [Cover]」。
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【Kotoha コメント】
「明日が私の誕生日なので、とても素敵な思い出になりました。いつも応援してくださるファンのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです」
2022年、全音楽配信ストアで最も再生されたインスト系アーティストを表彰する部門「The Best Instrumental Artist (2022)」のグランプリはIchika Nito。
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【Ichika Nitoコメント】
「ありがとうございます。インストで活動していくのは茨の道だと思っているのですが、これからも頑張っていきます」
2022年、ソーシャルメディアで多角的な活躍をみせたアーティストを表彰する部門「The Best Music Influencers (2022)」のグランプリはRepezen Foxx。
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【Repezen Foxx コメント】
「8年前、借金が6000万円あった頃に、アーティストになろうと思って楽曲配信を始めました。8年かけて、こんな賞をいただけるようになりました。今の借金は20億円です。ありがとうございます!」
2022年、TuneCore Japanがピックアップするアップカミングアーティストを表彰する部門「TuneCore Japan PickUp (2022)」のグランプリは高瀬統也。
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【高瀬統也 コメント】
「平成ソングが恋しくなって作ったデュエットソング『これから』がきっかけでピックアップしていただけたんだと思います。ピックアップしていただいた以上は、これからより大きなフィールドで活躍できるように精進していきます!」
また、グランプリの他、アワードに出席した各部門のノミネートアーティストにもそれぞれトロフィーが贈呈されました。
以下、各部門ノミネートアーティスト及びグランプリ。
■Hero of the Decade
Tani Yuuki (グランプリ)
yama
BLOOM VASE
¥ellow Bucks
たかやん
BAD HOP
t-Ace
舐達麻
心之助
ツユ
■Top Streaming Music of the Decade
yama – 春を告げる(グランプリ)
Tani Yuuki – W / X / Y
BLOOM VASE – Bluma to Lunch
Chinozo – グッバイ宣言
空音 – Hug (feat. kojikoji)
きゃない – バニラ
¥ellow Bucks – My Resort
cinnamons,evening cinema – summertime
ZOT on the WAVE,Fuji Taito – Crayon
山猿 – 名前の無い歌
■Top Independent Artist (2022)
Tani Yuuki(グランプリ)
たかやん
¥ellow Bucks
きゃない
BAD HOP
■Top Streaming Music (2022)
Tani Yuuki – W / X / Y(グランプリ)
きゃない – バニラ
ZOT on the WAVE,Fuji Taito – Crayon
鎖那 – 彼女は旅に出る
SG – 僕らまた
■Japan to Global (2022)
cinnamons,evening cinema – summertime(グランプリ)
缶缶,Ayase – 睡魔
たかやん – 反面教師
Lamp – 恋人へ
Luxiem – Hope in the dark
■Top UGC Music (2022)
HoneyWorks – 可愛くてごめん (feat. かぴ)(グランプリ)
Ohayo – GAL (feat. Shake Pepper & Yvngboi P)
sloppy dim – カタコト
Repezen Foxx,SPRITE – XOXO
楊雪 – 梅花三弄
SHISE – そよ風
Chinozo – グッバイ宣言
■The Best Covers (2022)
Kotoha – 真生活 (feat. 案山子) [Cover](グランプリ)
DJ TATSUKI – TOKYO KIDS (feat. IO & MonyHorse) [Cover]
philo – 神っぽいな (Covered by philo)
sammy – コウを追いかけて (Piano Cover)
sekai – マーシャル・マキシマイザー (Cover)
■The Best Music Video (2022)
Tani Yuuki – W / X / Y(グランプリ)
ピノキオピー – 神っぽいな
Chinozo – グッバイ宣言
SG – 僕らまた
きゃない – バニラ
■The Best Instrumental Artist (2022)
Ichika Nito(グランプリ)
しゃろう
iwamizu
Mili
Snail’s House
■The Best Music Influencers (2022)
Repezen Foxx(グランプリ)
重盛さと美
Local Campione
ピーナッツくん
TENSONG
SARUKANI
■TuneCore Japan PickUp (2022)
高瀬統也(グランプリ)
GEZAN
Kinami
SKRYU
cono
昨年はメジャーアーティストを凌ぎ国内で最も再生されたアーティストにTani Yuukiが輝くなど、大きな盛り上がりを見せるインディペンデントアーティストとそのシーン。それを物語るかのようなスケールと熱い雰囲気の中開催された今回のIndependent Artist Awards by TuneCore Japanは、独立したスタンスで活動するアーティストたちが従来の枠組みにあてはまらない規模にまで拡大していることが改めて実感できるイベントとなり、最後には「ALL FOR INDEPENDENCE」を合言葉に閉式しました。
■Independent Artist Award by TuneCore Japan
■TuneCore Japan 10周年特設サイト
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TuneCore Japan 2022年を振り返る特設ページ『MUSIC STATS 2021』
なお、TuneCore Japanは、2022年のサービスデータ統計をまとめたMUSIC STATS 2022を先日公開しました。 TuneCore Japanが例年発表している年間のデータをまとめたMUSIC STATS。今回の2022年の年間データをまとめたMUSIC STATS 2022では、利用アーティスト・レーベルへの年間還元額やサービス開始からの累積還元額をはじめ様々なデータを発表。 2022年度のアーティストへの還元額は約126億円(前年比128%)となり、2012年のサービス開始以来、累積の還元総額は393億円となりました。
TuneCore Japanの2022年の統計数値、新機能、その他詳細に関しては下記の【MUSIC STATS 2022】をご覧ください。
■TuneCore Japan【MUSIC STATS 2022】
TuneCore Japanは、今回のIndependent Artist Award by TuneCore Japanなど様々な取り組みを通し、メインストリームで取り上げられているアーティストだけではなく、様々な切り口からインディペンデントアーティストにスポットライトを当て世の中に発信し、国内音楽シーン/カルチャーのさらなる発展に貢献できるよう今後もサービスに取り組んでまいります。
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会社概要
会社名:チューンコアジャパン株式会社
設立:2012年2月
代表取締役社長:野田威一郎
資本金:4,500万円
【TuneCore Japanについて】
自分で作った楽曲を、利用者であれば、『誰でも』世界中(185ヶ国以上)の配信ストアで販売できる、音楽配信ディストリビューションサービス。2012年10月より、日本でのサービスを開始しており、アーティストへの総還元額は393億円を突破。国内外問わずアーティストが楽曲販売可能な音楽配信ストア及び新機能を追加し続け、積極的に事業展開を行っている。
http://www.tunecore.co.jp/