沢木耕太郎が送るバックパッカーのバイブル 『深夜特急』が斎藤工の朗読で順次配信開始

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 世界最大級のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazonオーディブル(以下、Audible)は、沢木耕太郎さんの紀行小説『深夜特急』が、斎藤工さんの朗読で配信が決定し、本日より『深夜特急1 ―香港・マカオ―』の配信を開始したことをお知らせします。

本作品は、TBSラジオで今年4月より放送されている『朗読・斎藤工 深夜特急オン・ザ・ロード』をもとに、各巻を完全版としてオーディオブック化したものです。『深夜特急2 ―マレー半島・シンガポール―』以降の各巻は、来月以降順次配信を予定しており、Audible会員であれば聴き放題対象作品としていつでもお聴きいただくことが可能です。

 中学生のときに『深夜特急』を読んで影響を受け、18歳で香港をはじめ世界各国を旅したという斎藤さん。旅に憧れる少年から日本を代表する俳優となった今、みずからの声で新たな『深夜特急』の世界へと導きます。目で読む楽しさとは異なる、朗読ならではの体験をぜひお楽しみください。

【作品詳細】

深夜特急1 ―香港・マカオ―

著者: 沢木 耕太郎

ナレーター: 斎藤 工

制作: TBS RADIO

 URL: https://www.audible.co.jp/pd/B0BXWVYKMM

「あの旅」を斎藤工が全文読む――

26歳の青年の人生を

決定的に変えてしまった陸路二万キロが始まった!

「ある朝、目を覚ました時、これはもうぐずぐずしていられない、と思ってしまったのだ」――そうしてはじまった旅は、26歳の〈私〉には想像もできない壮大な旅となった! なぜユーラシアなのか? なぜ陸路で行こうと思ったのか?〈私〉に答えられるのは、「地球の大きさをこの体で知覚したかったから」というだけだった……。インドのデリーからイギリスのロンドンまでの遠路二万キロ、バスの旅がいま幕をあける。

第一章 朝の光――発端――

香港、マカオなど東南アジアを放浪し、旅の出発点と決めたデリーに辿り着いた。しかし、〈私〉は旅行案内所で旅の目的を説明できず、半年近くを無為に過ごしてしまったことに気がつく。いったいなぜ〈私〉は旅に出たのか。これはもうぐずぐずしていられない――。

第二章 黄金宮殿――香港――

本来は安い航空券を手に入れ、東京からデリーへと飛ぼうと思ったのだ。しかし、ひょんなことから通過点としか見ていなかった香港に漂着すると、〈私〉はその街の熱気に圧倒され、刺激に酔い痴れてしまう。この街にはどこへ言っても誰かがいて、何かがあった。毎日が祭りなのだ。

第三章 賽の踊り――マカオ――

 香港の宿に荷物をおき、二時間半の連絡船で辿り着いたマカオ。そこで〈私〉は大小というサイコロ博奕に宿命的に出会ってしまう。気がつけば一日没頭し、宿に戻って目を閉じても、暗い筒の中で3つの賽が跳ねている。〈私〉はかりそめの戦場で危険が放射する光を浴びることを選ぶのだった。

【今後の『深夜特急』シリーズの配信予定日について】

Series詳細:https://www.audible.co.jp/series/B0BXWRY55J

●深夜特急1: ―香港・マカオ―:2023年6月7日

●深夜特急2: ―マレー半島・シンガポール―:2023年7月7日

●深夜特急3: ―インド・ネパール―:2023年8月7日

●深夜特急4: ―シルクロード―:2023年9月7日

●深夜特急5: ―トルコ・ギリシャ・地中海―:2023年10月6日

●深夜特急6: ―南ヨーロッパ・ロンドン―:2023年11月7日

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