この度、JAのスペシャル版として、観光スポットやイベント会場などの人流が一目でわかる、新しい分析機能を実装した「人流アナリティクス ツーリズム」の提供を開始いたしました。新機能として観光地に訪れた来訪者がどの都道府県や市区町村から来ているかをランキング表示できる「都道府県別来訪比率」と「市区町村別来訪比率」が追加されます。また、アカウント作成後直ぐに無料で利用できる全国の人気観光スポット10地点も新しく追加しました。
- 人流アナリティクスツーリズムとは
人流アナリティクス®は、5,000億レコード以上の位置情報データを独自に統計処理して算出された人流データを元に、人が「いつ」「どこから」「どのくらい」移動しているのかという人の流れ(人流)を「誰もが簡単な操作で見える化できる」クラウドサービスです。この度、新たに提供を開始した「人流アナリティクス ツーリズム」は、JAをベースに観光マーケティングやイベント分析に特化した新しいサービスです。特徴は、これまでの人流速報分析機能に加え、観光地に訪れた来訪者の発地エリアをデータ分析してランキング表示することで、どの都道府県や市区町村からの来訪比率が高いのかをデータで把握することができる点です。
「人流アナリティクス ツーリズム」では1IDにつき、月額1万円(税別)で任意の10分析地点(10POI)の設定が可能で、追加の分析地点(POI)もオンラインで購入することが可能です。更にダッシュボードの各ウィジェット(分析メニュー)で「見える化」された人流データをcsvファイルでダウンロードすることができ、人流データを他のシステムや視覚化・BIツールで加工して活用することも可能です。
- 人流アナリティクスツーリズムの分析メニュー(ウィジェット)一覧特徴
共通設定パネル(注1)と5つのウィジェット(分析メニュー)、【人流速報】デイリー来訪、【人流速報】アワリー来訪、【人流速報】アワリー滞在【人流速報】デモグラ比率、【人流速報】来訪者距離圏別割合が利用でき、このたび新しく「都道府県別来訪比率」と「市区町村来訪比率」が加わりました。
(注1)共通設定パネル:分析地点(POI)、分析期間などの条件を簡単に選択でき、その条件が【人流速報】系の4つのウィジェット(分析メニュー)に自動で反映できるユーザーインターフェース。
- 「人流アナリティクス ツーリズム」の新機能活用
観光地やイベント施設などの分析地点(POI)へ訪れた来訪者がどこの都道府県から来ているのかがわかる「都道府県別来訪比率」と、どこの市区町村から訪れているかがわかる「市区町村来訪比率」を活用いただけます。この2つの機能(ウィジェット)を比較することで、観光地やイベント施設への来訪が都道府県レベルと市区町村レベルでも違っていることを確認することできます。
- 全国の人気観光スポット10地点を新しく追加
クロスロケーションズが加盟する日本観光振興協会の協力により全国の人気観光スポット10地点を新しく追加しました。全国の観光スポットの人流動向をより詳しく把握することができます。
■新たに追加した観光スポット10地点
・函館山展望台周辺(北海道)
・岩手銀行赤レンガ館周辺(岩手県)
・兼六園(石川県)
・熱田神宮(愛知県)
・姫路城(兵庫県)
・平和記念公園(広島県)
・鳴門公園(徳島県)
・出雲大社(島根県)
・霧島神宮(鹿児島県)
・沖縄美ら海水族館周辺(沖縄県)
- 無料で見れる有名観光スポットと全国主要地点
■その他の全国有名観光スポット12地点
・渋谷スクランブル交差点 ・なんば戎橋 ・さっぽろテレビ塔周辺 ・日光東照宮
・草津温泉中心エリア ・浅草寺(浅草)・原宿竹下通り ・鶴岡八幡宮(鎌倉)
・伊勢神宮(内宮)・清水寺(京都)・太宰府天満宮 ・沖縄那覇市国際通り
■全国主要都市60地点
旭川、札幌、青森、弘前、盛岡、仙台、秋田、山形、郡山、福島、水戸、取手、宇都宮、高崎、大宮、船橋、渋谷、新宿、横浜、新潟、富山、金沢、福井、甲府、長野、松本、岐阜、静岡、浜松、名古屋、津、四日市、石山、草津、京都、梅田、難波、神戸、三ノ宮、奈良、和歌山、鳥取、米子、松江、岡山、広島、下関、徳島、高松、松山、高知、天神、博多、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇
- 人流アナリティクスツーリズムのアカウント作成方法
シンプルな3つのステップで人流分析をすぐにスタートすることができます。
1.Webサイトから氏名、メールアドレスなどを記入してアカウント登録
2.自分専用のWebダッシュボードにアクセス
3.プリセットされた観光地や全国主要都市から分析対象地点を自由に選択
複数地域の複数店舗を統合して登録して分析することも可能です。
■人流アナリティクスツーリズム のアカウント登録はこちらから
https://www.x-locations.com/service/jinryu-analytics/?tourism=001
■公益社団法人 日本観光振興協会について
日本観光振興協会は、魅力ある観光地づくり、広域観光の推進、観光交流の活性化等の事業を通じて、地域経済および観光産業の発展、国民の生活や文化の向上、国際親善等に貢献し、観光立国の実現を目指す 我が国の観光に関するナショナルセンターです。
■ クロスロケーションズ株式会社について
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」などの開発および、人流データの活用による企業のビジネス拡大を支援する
「Location Marketing Service」の提供により、‟ロケーションテック”を推進しています。
社名:クロスロケーションズ株式会社
URL:https://www.x-locations.com/
代表者:代表取締役 小尾 一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:
・位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」の開発・提供。
・次世代の位置情報マーケティングサービス「Location Marketing Service」による「Location Ad 2.0」の提供。
◆当社の提供する位置情報分析データについて
当社の提供するデータは、ユーザーのスマートフォンアプリのGPSデータで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。
(https://www.x-locations.com/privacy-policy/)
完全匿名化データを利用することにより当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine™」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データを提供することが可能となっています。