-
フィルター設置の背景
石見銀山は世界遺産登録後も集客面に大きな課題を感じていました。また同時に、石見銀山を通して島根県のPRへ貢献したいという想いもあり、集客とPRが同時にできる取り組みとしてAR技術に着目。ProVisionはこれまでも、世界遺産である富岡製糸場や鎌倉の大船観音寺へARコンテンツを提供し、若年層への訴求と集客へ貢献してきた実績もあったため、この度の石見銀山へのARフィルター設置に至りました。
地域活性を目的として若年層の方にも石見銀山を身近に感じていただくこと、またご来場のきっかけになることを期待しております。
-
フィルターの内容
Instagramがインストールされたスマートフォン・タブレット等で展示室に設置されているQRコードまたはURLを読み込んでいただくと、いつでも石見銀山オリジナルInstagramフィルターで写真・動画撮影することが可能です。今回設置させていただいたARは全部で3種類です。
※通信料金は自己負担となります。
■銀掘（かねほり） 【https://pro-vision-xr.com/ar/shimane/iwamiginzan/003/】
石見銀山の集落を再現したジオラマの縁に鉱石を掘る「銀掘（かねほり）」が現れ、話しかけてくるデザインです。団子を片手に島根県の方言で「通行手形でも持っちょっただか？」といった全11種のセリフを話しますので、繰り返しお楽しみいただけます。
■コウモリ 【https://pro-vision-xr.com/ar/shimane/iwamiginzan/002/】
坑道に入った際に飛び出してくるコウモリをイメージしたデザインです。大久保間歩の壁面再現模型の前で撮影いただくとより臨場感がある写真・動画を撮影いただくことが可能です。
■外国の交易船 【https://pro-vision-xr.com/ar/shimane/iwamiginzan/001/】
文献によると石見銀山近隣の日本海沿岸には中国や朝鮮の船が来航していたことが知られているということで、3Dの外航船が迫ってくるデザインのフィルターを作成しました。船をタップすると波を立てて動き出します。
参照：島根県HP 石見銀山の歴史
URL：https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/ginzan/outline/outline_08.html
-
石見銀山について
石見銀山は2007年7月に鉱山遺跡としてはアジアで初めて世界遺産に登録された銀鉱山遺跡です。石見銀山がユネスコ世界遺産に登録された理由は3つあり、①「16世紀から17世紀初頭の石見銀山が世界経済に与えた影響」、②「銀生産の考古学的証拠が良好な状態で保存されている」、③「銀山と鉱山集落から輸送路、港にいたる鉱山活動の総体を留める」ことです。
展示テーマは石見銀山が世界遺産に登録された「3つの価値」と、1996（平成8）年から進めてきた「石見銀山遺跡総合調査の成果」という、計4つのテーマから構成されています。
石見銀山世界遺産センター：https://ginzan.city.oda.lg.jp/
-
ARコンテンツ制作サービス「ARWorks」
ProVisionではスマホのウェブブラウザを利用したWebAR技術を活用し、QRコードを読み込むだけで手軽にAR体験ができるコンテンツの作成を行っております。静止画だけでなく、静止画を数枚組み合わせたアニメーションや動画なども埋め込むことが可能です。AR名刺やステッカー等の印刷物の作成もできますので、ご興味ある方は下記よりお問合せ下さい。
【URL】 https://www.pro-vision.jp/lp/ar_works/
【株式会社ProVision（プロビジョン）について】
横浜本社：〒220-8140 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2番1号 横浜ランドマークタワー40階／33階・38階（検証ラボ）
代表者：社長 佐藤 瞳
設立：2005年4月
電話番号：045-872-4000
URL：https://www.pro-vision.jp/
横浜本社事業内容：
・品質検証事業
・品質コンサルタント事業
・業務DX・RPA導入サポート事業
・ニアショア事業
・オフショア事業
・ビジネスマッチングサービス「PROLINK」開発・運営
https://www.pv-prolink.jp/
＊記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
＊本文書に記載している情報は、発表日時点のものです。
