CAC、製薬業向けGxP対応クラウドアーカイブ環境構築・運用サービスを提供開始

株式会社シーエーシー（本社：東京都中央区、代表取締役社長：西森良太、以下CAC）は、医薬品業界の規制・ガイドラインであるGxPに対応したクラウドアーカイブ環境構築・運用サービス（以下本サービス）の提供を2023年5月23日（火）から開始します。

本サービスでは、プロセス研究、製剤研究、品質管理試験で使用される分析機器の生データ、加工データ、最終報告、監査証跡や申請データなど、データインテグリティの担保を必要とする規制対象の電子データをバックアップし、アーカイブするクラウド環境の構築と、CSV（コンピュータ化システムバリデーション）支援、運用支援を提供します。

GxP対応の現場では、スタンドアロン分析機器のデータのバックアップのセキュリティが担保し切れていない、データの完全性や監査証跡の点検に手間がかかっているなど、電子形式の生データの保存、記録・文書の保管に関して課題を抱えている場合があります。

本サービスはこうした課題に対応するものです。本サービスでは、GxPシステムの稼働に多くの認証と実績を有するアマゾンウェブサービス（AWS）を採用し、CACがお客様の課題と要件に合わせて仮想サーバー、ストレージ、データベースなどのサービスを柔軟に組み合わせたクラウドアーカイブ環境を提案し、構築、CSV支援、運用までの各サービスを提供します。

製薬企業は本サービスを利用することにより、クラウドに対する技術的専門性を有するスタッフを社内リソースとして抱えることなく、GxPの規制要件を満たし、データインテグリティを担保する自社のクラウド利用を推進することが可能になります。

■GxP対応クラウドアーカイブ環境構築・運用サービスのWebページ