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事業背景
福島県須賀川市の人口は約7.5万人。多くの地方都市同様、近年の産業構造や生活様式の変化、さらには高齢化や人口減少による課題が多く存在します。特に社会減の大きな要因となっているのが20〜30歳代の若者の流出です。地元に暮らし続けたくても仕事を理由に離れていくという現状も存在しており、若者が暮らし続けられるまちであるためには地域におけるデジタル人材を育成し、新たな挑戦の機会をつくることや仕事の創出が欠かせません。
須賀川南部地区では、令和3年1月に「須賀川南部地区エリアプラットフォーム」を構築し、令和4年3月には未来ビジョン「みちしるべ」を策定しました。そこで設定した「10のみちしるべ」のうちの2つである「中高生が自分の将来をイメージできるまち」「先端技術を導入し便利で快適なスマートなまち」の実現を目指し、中高生を対象としたアプリ開発プログラム「須賀川ワガママLab」を実施します。
みちしるべ 須賀川南部地区 未来ビジョン 2022-2031
https://tedasochima.com/michishirube/
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地域の課題を解決するまちづくりDX人材育成プロジェクト「須賀川ワガママLab」について
須賀川ワガママLabは、地域課題を可視化して自ら解決に取り組むデジタル人材育成プログラムです。地域で暮らす人たちが普段の生活の中であきらめていることや我慢していることを“ワガママ”として可視化し、地域の人たちと連携してデジタルを活用して、地域課題を解決するアプリの開発に挑戦を行います。
本プログラムを通じ、須賀川市に暮らす中高生が将来は地元で挑戦したいと感じ、具体的に関わるイメージを持てることも目的としています。
■事業概要:
・須賀川市の中高生に向けた説明会の実施
・地域課題に触れ、解決を考えるワークショップの設計と実施
・MIT App Inventor(※1)を活用した地域課題を解決するスマートフォンアプリの開発
・地域課題を解決するアプリ開発コンテスト「Wagamama Awards」の開催
※1 MIT App Inventor(MITアップインベンター)とは
マサチューセッツ工科大学が提供する直観的で視覚的なプログラミング環境で、誰でもスマートフォンやタブレット用のアプリを作成できるソフトウェアです。マサチューセッツ工科大学認定・教育モバイルコンピューティングマスタートレーナーである石原正雄氏監修のもとプログラムを構築しており、海外の専門家とも連携し中高生の挑戦を応援していきます。
■参考URL
ワガママLab webページ(5月20日公開予定)
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須賀川ワガママLabプログラム概要
須賀川市内在住、もしくは須賀川市内に通学している中学生と高校生を対象として、本プログラムを提供いたします。
・ワークショップ
社会でデジタル人材が求められている理由や地域課題は自分で解決できることをシステム思考やデザイン思考を活用して講義を行います。また、スクラッチを活用したプログラミング体験やMIT App Inventorの使い方の講義も実施します。
実施日:
第1回目6月24日(土)14:00~17:00 須賀川市内開催
第2回目7月19日(水)19:00~21:00 須賀川市内+オンライン開催
・フィールドワーク
中高生がチームになって、須賀川市で活動する事業者の方や市民の方にインタビューを行い、地域住民のワガママを可視化します。
実施日:8月26日(土)14:00~17:00 須賀川市内開催
・アプリ開発講座
フィールドワークで発見した地域の困りごとを解決するスマートフォンアプリをMIT App Inventorを活用してチームで開発します。
実施日:9月6日(水)19:00~21:00 須賀川市内+オンライン開催
・アプリ発表会「Wagamama Awards(ワガママ・アワード)」
須賀川市の地域課題を解決するためのスマホアプリを発表するアワード「Wagamama Award」を開催します。マサチューセッツ工科大学に関連した海外の専門家にもオンライン参加を依頼。関心のある市民や地域外の企業にも参加を促し、地域に根差す継続的な取り組みにつなげていきます。
実施日:10月末予定 須賀川市内開催
■お申し込みについて
・応募締め切り:6月16日(金)
・対象:須賀川市内在住、もしくは須賀川市内に通学している中学生と高校生
・定員:30名(応募者多数の場合は抽選)
・参加費:無料
・お申し込みフォームはこちら
■プログラム説明会(任意参加)
6月1日(木)19:00~21:00 オンライン開催
・お申し込みフォームはこちら(上記と同じ)
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事業推進体制
主催:須賀川南部地区エリアプラットフォーム
共催:株式会社テダソチマ、東日本電信電話株式会社
後援:須賀川市
事業連携:株式会社IRODORI
協力:昭和株式会社
株式会社IRODORIは事業連携として「ワガママLab」プログラムを提供し、まちづくりDX人材を育成することを目的とし須賀川市の中高生に向けた説明会の実施、地域課題に触れ解決を考えるワークショップの設計と実施、地域課題を解決するスマートフォンアプリの開発、アプリ開発コンテストの開催までをトータルコーディネートいたします。
■IRODORI会社概要
株式会社IRODORIは「誰もが持っている自分にしかない色を活かした多様な挑戦ができるまちをつくる」をビジョンに据え、全国の自治体や企業とともに新しい価値をつくる事業の創造や、社会課題の解決につなげる仕組みの開発を行なっています。市民が楽しんで政策策定に関わり対話する場づくりツール「ローカルダイアログ」を活用した行政支援では、全国の市町村の総合計画策定など各種政策の策定に市民が関わる新しい仕組みとして提供を行なっています。その他、地域で暮らす市民が自らスマートフォンアプリを開発して地域課題を解決する仕組みづくりを行う「ワガママLab」、地域をフィールドに社会課題の解決に挑戦するエンジニアを育てる「デジタル人財育成支援」、地域おこし協力隊の募集前の段階から地域住民と共同で活動を構築する「地域リビングラボ」「地域おこし協力隊着任前インターンシップ」「地域おこし協力隊着任後研修」など、数々の地方創生プロジェクトを展開しています。
企業ホームページ:https://irodori-group.jp/
■お問い合わせ先
株式会社IRODORI 担当:永井
TEL:03-6823-0836
MAIL:kikaku@irodori-group.jp