PTC、クラウド型CADソリューションCreo+を発表

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米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ : PTC、以下 PTC/日本法人: PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、本日、software as a service (SaaS)に対応したCADソリューションCreo+™(クリオプラス)と、CADソフトウェア Creo® 最新版となるバージョン 10のリリースを発表しました。Creo+は、Creoに備わるパワーと実績ある機能に、新たにクラウドベースのツールを組み合わせ、生産性を高める設計コラボレーションの強化とCAD管理の簡素化で、プロジェクトの業務スピードを向上します。

Creo+は、モデルベース定義、シミュレーション駆動設計、高度な技術製品を製造するための機能をベースに、複数のチームメンバーが製品デザインをレビュー、検討、編集できるリアルタイム設計コラボレーションツールを備えています。

またCreo+には、クラウド基盤であるPTC Atlas™ SaaSプラットフォームを採用したPTC Control Center™ アプリケーションが含まれており、クラウドベースツールのソフトウェアライセンスの導入と管理を簡単に行うことができます。

「Creo+により、お客様はこれまで以上に速く、簡単に、そして協調的に設計することが叶います。」と、PTCのCreo担当ゼネラルマネージャーであるブライアン・トンプソンは述べています。

「PTCは、市場をリードするCreoの設計機能と、クラウドによる高水準の生産性のメリットを融合させました。Creo+のユーザーは、社内外のパートナーと同時に同じ設計で共同作業が行えるため、再設計にともなう工程の削減が可能となり、開発プロセスを加速します。Creo+のリリースは、お客様にとっても、PTCにとっても、そしてCAD業界全体にとっても、成長への重要なマイルストーンとなります。」

Creo+ で利用できる主な機能は以下のとおりです。

リアルタイムコラボレーションとブランチ機能:専用のワークスペースを使い、何人でもリアルタイムで製品デザインの検討、確認、編集が行えます。これにより、製造やサプライヤーなど関係者と相互に情報交換ができ、逐次設計ではなく同時並行設計を推進できます。

効率的なデータ管理を可能にする使いやすさが特徴的なブランチ(分岐)機能は、設計を行ううえで試行錯誤しつつ進められたデザインを可視化し、メインの設計にマージすることができます。

PTC Control Center:管理者は1台のデスクトップから組織全体にCreo+を展開できるため、ごくわずかな時間でソフトウェアのインストールや設定、更新が行えます。また、名前付きライセンスの割り当てや要件に応じた権限の設定も効率的に行え、管理の手間が解消されます。これら操作は、シンプルなクラウドベースのインターフェースのPTC Control Centerが担います。

Creo+はオンプレミス版のCreoとの完全な上位互換性があり、Creoと同じコアテクノロジーで構築されているため、データの変換は必要ありません。

同時にリリースを発表したCreo10は、強度と耐久性を維持しながら軽量な製品を実現する複合材の設計とシミュレーションを可能にします。世界中の企業・研究機関で導入されているマルチフィジックス CAEであるAnsysを利用した構造熱連成、非線形材料、非線形接触シミュレーションが導入され、Creoによるシミュレーション主導型の設計開発プロセスが大幅に拡張されます。

*本内容は米PTCが2023年 5月 16日に発表した報道資料の翻訳です。

PTCについて (NASDAQ : PTC)

PTCは、製品やサービスのイノベーションの加速、オペレーション効率や従業員の生産性の向上を実現するソフトウェア・ソリューションを提供し、世界の製造業が二桁の効果を生み出す支援をしています。PTCと幅広いパートナーネットワークが提供するデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進のためのソリューションは、オンプレミス、クラウド、純粋な SaaS プラットフォームを介して柔軟な導入が可能です。PTCは、よりよい世界を想像するだけでなく、実現するために貢献しています。

PTCジャパンについて

米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoTアプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実(AR)オーサリングソリューションの各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群のCreo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行えるMathcad、IoTアプリケーション開発プラットフォームの ThingWorx、拡張現実(AR)オーサリングソリューションのVuforia、産業用接続プラットフォームの Kepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。

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