Omiai Report light 『マッチングアプリ婚 世界事情(前編:世界編)』もはや恋愛の基礎手段?マッチングアプリの世界史を紐解く

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株式会社エニトグループの下で、恋愛結婚をかなえるマッチングアプリ『Omiai』を手掛ける株式会社Omiai(本社:東京都港区、代表取締役CEO:清水宏昭、以下、当社)は、まじめな出会いや恋愛に関わる全ての人に向け、独自に行う市場調査や有識者への取材を通じた、データを基に恋愛をひも解く、「Omiai Report」をオウンドメディア「コイパスby Omiai」内にて連載しております。

マッチングアプリの起源とされる、オンラインデーティングサイトがアメリカで開設されたのは1995年のこと。以降、様々なサービスが誕生し、世界中で出会いのオンライン化が進んでいます。日本においても、マッチングアプリは出会いの手段のひとつとして広く認知されるようになりました。そこで今回は「マッチングアプリの世界事情」と題し、Omiai Report独自のマッチングアプリ年表を作成し、歴史を掘り下げながら現状をレポート。今回は前編として世界市場を、そして後編では日本国内のユーザー傾向やマッチングアプリ市場の現在について調べていきます。

  • マッチングアプリの世界史と実態 アメリカで1995年に誕生。2022年には49.4億ドル市場に。

イギリスのアプリ調査会社Business of Appsのレポートによると、マッチングアプリ(欧米ではデーティングアプリと呼ぶのが一般的)の2022年の世界市場規模は49.4億ドルに達しました。2015年(16億ドル)から約3倍に膨らみ、世界中に3億3,700万人のユーザーがいると報告されています。市場拡大の背景には、効率よく条件に合う相手を探したいという傾向が世界的に強まってきたこともありますが、IT技術やAIの進化も大きな影響を与えています。

1990年にアメリカでインターネットの商用サービスが解禁されると、1995年には世界初となるオンラインデーティングサイト「match.com」がサービスを開始。先進国のインターネット普及率(世帯ベース)が50%を超える2007年には、「eHarmony」「Plenty of Fish」「OK Cupid」「Badoo」などのオンラインデーティングサイトが出揃います。アメリカで初代 iPhoneが発売されると、世界はスマートフォンの時代に突入。出会いのプラットフォームがモバイル化されたことで、位置情報によってマッチングするデーティングアプリも登場します。また、2012年に登場した「Tinder」は、スマートフォンならではのスワイプ機能を使ってマッチングさせるという画期的な仕組みで爆発的に成長。2019年には非ゲーム系アプリにおいて、動画配信サービス「Netflix」を抜いて世界消費支出ランキングの1位にまで上り詰め、APP Annieの調査によると 2021年11月29日時点の累計消費支出額は44億ドルとなっています。一方で、ダイバーシティが国際的に重要視される時代を反映するように、世界のデーティングアプリ市場も多様化。LGBTQ+コミュニティに特化した「Grindr」をはじめ、人種的マイノリティ向けのアプリや同じ信仰の人たちをマッチングさせるサービスなど、ニッチな需要に応える特化型アプリの台頭がトレンドになっているようです。

  • 最も盛んな国はアメリカ 18歳−34歳が積極的に利用

Business of Appsが2022年に実施した調査結果を見ると、デーティングアプリの国別ダウンロード数の割合(グラフ③)は発祥国のアメリカが18%で1位。2021年の調査と比較して興味深いのは、昨年2%だったインドネシアが8.8%とポイントを伸ばし3位に、トップ10圏外だったフィリピンが3.3%で6位にランクインするなど、東南アジア勢がダウンロード数を伸ばしています。

昨年8位だった日本は10位で2%から0.7%へポイントを落としていますが、アメリカやイギリス、ドイツやフランスなど総じて先進国の割合は減少傾向に。 「Dating APP Report 2023」でも、東南アジアや南米諸国で普及が拡大していると指摘しています。

デーティング利用率が最も高いのは、どの年齢層なのでしょうか。Business of Appsが2022年に実施した「ユーザーの年齢別 統計」(グラフ④)のデータを見ると、25歳~34歳が32%と最も利用率が高く、18歳~24歳が 25%で後に続きます。アプリによって多少のバラつきはあるものの、世界の主要デーティングアプリは成人~34歳までをメインターゲットにしていることがわかります。 この傾向は日本においても変わりなく、世界標準と言えそうです。

「Omiai Report」について

これまでの出会いや恋愛にまつわる情報は、人の「感情」に起因する部分が大きいことから、実際の取材やデータなど、エビデンスを確立しているものが少なく、また、ある一定のターゲットやジャンルにセグメントされていることから、あらゆる世代、ジェンダーに発信するものは少ないように見受けられました。そのため「Omiai」は、こういった情報環境をより良いものにすべく、取材やデータ等のエビデンスに基づいた、より信頼性の高い情報を全世代の皆様に向け、提供してまいります。

URL:https://fb.omiai-jp.com/koipass/category/omiai-report

  • 株式会社Omiai概要

社名:株式会社Omiai    

英語社名:Omiai, Inc.

代表者:代表取締役CEO清水宏昭

本社所在地:東京都港区南青山1-2-6ラティス青山スクエア3F

運営開始日:2023年3月1日(※株式会社ネットマーケティングから会社分割により事業を承継した日)

事業内容:マッチングアプリ 『Omiai』の運営

主要株主:株式会社エニトグループ(100%)

■恋愛結婚をかなえるマッチングアプリ『Omiai』とは

 『Omiai』は、婚姻率低下や少子化といった社会課題を背景に、2012年2月に国内でサービス提供を開始した男女の出会いをサポートするマッチングアプリです。サービス開始以降、出逢いを探す多くの男女に支持され、これまでの累計会員数は900万人を超えました(*)。「一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)」に参画し、業界全体の活性化にも取り組んでいるほか、多くの方の幸せ探しに貢献できるよう、顧客に寄り添ったサービス運営を行ってまいります。*2023年2月時点

アプリ名

Omiai

提供元

Omiai, Inc.

提供開始日

ブラウザ版:2012年2月21日/iOS版:2013年1月4日/Android版:2013年4月2日

対応OS

Android™バージョン7.0以降

iPhone、iPod touch 及び iPad互換 iOS13.0以降

※タブレット端末ではご利用いただけない場合がございます。

価格

ダウンロード無料(アプリ内課金あり)

ダウンロード

iOS:https://apps.apple.com/jp/app/id582566462
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.omiai_jp&hl=ja 

 ※Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。

※iTunes及びApp Store、Apple IDは、米国及びその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

  • 株式会社エニトグループとは

 マッチングアプリを提供する会社として大事にしている「縁(en)」と日本文化にある”人と人とをつなげる“「糸(ito)」を足し合わせた造語で株式会社エニトグループと社名を定めました。エニトグループは、ユーザー同士を繋ぐ「糸」として、多くの方の良縁を作ることを目的にマッチングアプリ『with』と『Omiai』の運営統括を行います。近い未来にマッチングアプリが出会いのインフラとなるよう、「安心・安全」に「自分に合った方と出会える」サービスを提供していきます。

社名:株式会社エニトグループ(旧株式会社withから2023年3月1日に社名変更)    

英語社名:Enito Group, Inc.

代表者:代表取締役グループCEO小野澤香澄

本社所在地:東京都渋谷区恵比寿1-19-19恵比寿ビジネスタワー17F

設立:2012年9月    

事業内容:株式会社with及び株式会社Omiaiの運営統括

主要株主:Bain Capital Private Equity, LP、Tybourne Capital Management 他

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