近年、新型コロナウイルス感染症の流行やデジタルサービスの拡大など、社会を取り巻く環境はめまぐるしく変化し続けています。企業の持続的な成長には、加速する変化とともに発生する顧客の新たな要望や課題、その対応など、いち早くニーズを捉えてビジネスに転換する変化対応力が求められています。同時に、多様なコミュニケーションツールの普及により、企業はより多くの顧客の声を収集できるようになりました。しかし、さまざまな手段で収集された膨大な量のデータの解析を迅速に行うには、人力では限界があり、AIの活用が不可欠になっています。
KIBIT WordSonar for VoiceViewは、顧客の声を企業資産として最大限に活用するビジネス支援型のAIソリューションです。AIエンジン「KIBIT」により、短時間かつ標準化された一定の基準に基づく網羅的・客観的な解析が可能になります(図1)。
また、顧客の声のクラスタリングの時系列分析により、見落としがちな微細な変化も捉えることが期待されます。企業が想定していなかった未知の視点による顧客のニーズの変化・予兆を発見し、検証すべき声への早期アクセスが可能になります(図2)。潜在ニーズの発見頻度を高め、ビジネスチャンスの創出にも寄与します。さらに、企業が注目した声のクラスタリングと属性データを掛け合わせて可視化し、組み立てた戦略の仮説を多角的視点で検証できます。従来は多くの時間や労力がかかっていたカスタマージャーニー分析を効率的に行えるようになり、企業の新たなビジネスモデル構築に貢献します(図3)。
【KIBIT WordSonar for VoiceViewの特長】※図はイメージ
① KIBITによる自動分類・分析でバイアスのない網羅的・客観的な解析が可能(図1)
② 時系列でクラスタリングを表示、想定していない視点の変化に早期アクセスが可能(図2)
③ 企業が注目した声と属性データを掛け合わせてグラフ化し、仮説の検証に活用(図3)
FRONTEOは、プロフェッショナルの暗黙知を再現するAIを活用し、自然言語処理を強みとするソリューションの開発・提供を通じて、顧客企業ビジネスのリスクとチャンスの早期発見と、継続的な事業成長の支援に努めてまいります。
■FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自社開発AIエンジン「KIBIT(読み:キビット)」を用いた多様なAIソリューションとサービスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデータや複雑なネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、専門家の高度な判断を支援する自然言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテックAI、ビジネスインテリジェンス、ライフサイエンスAI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企業の課題や社会課題の解決に貢献しています。2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金3,034,846千円(2022年3月31日現在)。
※FRONTEO、KIBIT、WordSonarはFRONTEOの日本における登録商標です。