人流データを活用した回遊活性化事業への参画について ~歩きたくなる中心市街地に!~

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東日本電信電話株式会社 秋田支店(支店長:澤村 誉、以下 「NTT東日本」)は、地域課題解決のひとつとして、商店が減り、空き店舗が多い状態となってしまった中心市街地に、人流に基づく市場性を加味し、計画的に店舗等を配置・分布させ、人々が歩き回るための仕組みを考える「リコリスプロジェクト」(理事長 佐々木卓)に参画しております。

本プロジェクト(回遊活性化事業)では、主に以下の3点を主軸に活動しています。

1.データを基にした店の分布の全体最適化:データ(業種別、空き店舗の数等)に基づく街の見える化

2.新規出店を増やす:データを基に出店計画を作成し、競合リスクを事前に減らし長続きする環境を整備

3.地域住民の店を支える雰囲気の醸成

NTT東日本は、上記項番「1」の「データを基にした店の分布の全体最適化」に、人流データとGISを組み合わせることで適切な出店をするために必要なデータの整備、新規出店をしやすくするための仕組みづくりのサポートを実施します。

※GISとは、位置に関する様々な情報を持ったデータを電子的な地図上で扱う情報システム技術の総称をいい、位置に関する複数のデータを地図上で重ね合わせ、視覚的に判読しやすい状態で表示できるため、 高度な分析や、分析結果の共有・管理もしやすくなります。

1.人流計測・分析ツール

・任意の地点・店舗・建物へ「どんな性別・世代の人が」「どこから」「いつ」「どのくらい」来ているのかを

 計測し、携帯キャリアごとやアプリごとの偏りのないリアル世界の人々の見える化を実現。

・映像AIサービスの人流分析精度を検証し、他地域や他分野等への拡大展開が可能か検証。

2.実証期間

2023年5月1日(月)~8月31日(木)までの予定

※1回目は5月のGW期間中にデータ収集・分析し、8月までの検証期間終了までに数回実施予定

3.実証内容

店内に設置した映像AIカメラにて指定エリア(オレンジ枠)に出入りした人数・属性(性別・年代等)を計測。

日別・時間別に通行者数と来客者数を計測することで購買傾向の解析等への活用が期待できます。

 4.その他

今回は手始めに、秋田市川反商店街周辺の人流について、現状把握に向けた、人流等を計測できるカメラを設置して定点観測を行い、データ集計・分析結果について後日報告会を予定しています。

また、NTT東日本は居心地のより良い空間づくり、地域の回遊性向上に資する活動に取り組むとともに、NTT東日本グループ・協力企業が持つ、営業や設備業務において現場第一線で活動する社員などの地域密着力の特長を活かし、「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として、ICTソリューションのご提供にとどまらず、夢や希望を感じられる社会づくりまで支援していきます。

5.本件に関するお客さまからのお問い合わせ先

東日本電信電話株式会社 秋田支店

ビジネスイノベーション部 平川・鈴木

Tel:0800-800-8148

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