これまで、第三者検証会社はテスト工程における品質保証を主軸に取り組んできましたが、近年では、ソフトウェア開発の大規模化及び複雑化が進み、テスト工程のみで品質を向上させていく事が難しくなりつつあります。当社は、市場ニーズの多様化やスピード化に対応しながら、不確実性が高い時代のモノづくりの品質課題に向き合うためには、開発等の上流工程の段階から品質の作り込みをしていく事が重要であると考え、開発とテストの両方に精通した”次世代QAエンジニア”による “開発のための品質保証”を実現する新ソリューション『QA for Development』を発表いたしました。
■開発のための品質保証ソリューション『QA for Development』
『QA for Development』は、テストの前段階である開発・ビルド工程において、品質向上のためのレビューやソフトウェアテスト等を実施する、シフトレフト型テストモデルに対応したソリューションで、様々なソフトウェアテストサービスを包括しています。この度、「ミューテーションテスト」に続く『QA for Development』ソリューションの第2弾として、新ソフトウェアテストサービス「コード解析」を発表いたしました。
当社は、”次世代QAエンジニア”による『QA for Development』の提供を通じて、品質保証における新たなアプローチを提唱し、モノづくりの品質課題に真摯に向き合い、お客様と共に製品の品質向上を目指してまいります。
・『QA for Development』サービス群
■新ソフトウェアテストサービス「コード解析」
顧客ニーズの多様化・高速化に対応するため、ソフトウェア開発がウォーターフォール型開発からアジャイル型開発に移行しつつある現在、開発スピードを維持するためには、メンテナンス性が高く、テストしやすいコード作りが重要になります。
また、コード品質の低さによる品質不良はプロジェクト全体の遅延や市場投入後の不具合発生、将来の改修時のコスト増加等のリスクとなり、そのようなリスクを軽減するためには、コードの品質の向上が必要不可欠になります。
新ソフトウェアテストサービス「コード解析」では、ソースコードの解析をもとに、ソースコードの品質を様々な観点から定量的に表すための値を測定する‘メトリクス測定’、ソースコードを読み、メンテナンス性やパフォーマンスの観点からのバッドプラクティスを検出する‘コードリーディング’、OSS(Open Source Software)や商用ソフトウェアを利用して、実行ファイルを実行することなくコードを解析し、コーディング規約違反や脆弱性を含むコード、保守性の低いコードの検知等、様々な問題を検知する‘静的コード解析’からなり、解析結果を”コード解析レポート”にまとめて、ソースコードの改善点を提案いたします。
AGESTの「コード解析」は、開発とテストの両方に精通した“次世代QAエンジニア”が提供するため、効果的な収集メトリクス及び閾値の決定による最適なプロジェクト分析をはじめ、高度な解析によるテスタビリティの確認やコモンセンスによる問題点の指摘、プロジェクトに合わせたOSSのカスタマイズによる、取得・利用情報の増加等、ソフトウェアテストの観点が追加されたコード品質の確認により開発工程の品質を向上し、低品質コードのリスクの低減やコストの削減を実現いたします。
・「コード解析」概要図
・コード解析の実施ステップ
・コード解析レポート サンプル
AGESTは“開発のための品質保証”を実現するソリューション『QA for Development』の提供を通じて、アジャイル型開発におけるプロダクトの品質向上をサポートしてまいります。
以上
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【AGESTについて】
AGESTは、「先端品質テクノロジーで、すべてのDXに豊かな価値と体験を」をビジョンに掲げ、先端テクノロジーの研究や最新技術に対応したQAテックリード人材の育成を推進し、次世代QAソリューションの提供を通じて、高度デジタル社会の発展に貢献しています。
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