株式会社ビーマップは札幌学院大学の協力を得て、昨年12月より降雪や寒冷地に適応した長距離通信専用の新製品「MLTG-CN LR」による寒冷地通信試験を実施し、冬の北海道で長期間安定した通信が可能であることを確認。札幌学院大学では「MLTG-CN LR」を学内LANの通信回線として正式採用する見込みです。
株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役:杉野文則、以下当社)は札幌学院大学(北海道江別市、学長:河西邦人)の協力を得て、昨年12月より降雪や寒冷地に適応した長距離通信専用の新製品「MLTG-CN LR」による寒冷地通信試験を実施しておりましたが、この度、冬の北海道で長期間安定した通信が可能であることを確認いたしました。
■通信試験の概要
■通信試験の概要
試験は「MLTG-CN LR」を700m離れた2ヶ所の大学施設に設置し、2022年12月から2023年3月まで行いました。実験期間中の1月30日には江別市で観測史上最低の-26.6℃を記録するなど、想定以上の厳しい環境となった日もありましたが、試験開始から終了まで通信が途切れることはなく、「MLTG-CN LR」の寒冷地対策が有効であること、厳冬の環境下においても安定した60GHz帯ミリ波通信が可能であることが実証されました。
本通信試験の成功を経て、札幌学院大学では「MLTG-CN LR」を学内LANの通信回線として正式に採用する見込みです。
本通信試験に使用した「MLTG-CN LR」、および、当社におけるミリ波帯(60GHz帯)を利用したメッシュ対応型高速無線LANシステムの概要は下記サイトをご参照ください。
https://www.wi-fi.bemap.co.jp/