メンタルヘルスを総合支援する「Awarefy AI」構想を、デジタル認知行動療法アプリ Awarefyが発表。機能第一弾として AI チャットボットをアプリに搭載。

この記事は約6分で読めます。
デジタル認知行動療法アプリAwarefy(アウェアファイ)を開発する株式会社Awarefyは、ユーザーのメンタルヘルスケアやストレスマネジメントを総合的に支援するための AI、Awarefy AI(アウェアファイ・エーアイ)構想を発表。第一弾として、大規模言語モデルを活用した AI チャットボットをアプリ内に搭載します。本日からアプリストアでダウンロード可能です。

 

■Awarefy AI とは
Awarefy は、「心をケアするスキルが身につく」をコンセプトとしたスマホアプリです。さまざまな分野で実績とエビデンスが積み重ねられている認知行動療法をベースとした実践型プログラムやツールをアプリ内に多数搭載しています。

Awarefy はこれまで、デジタルを通してユーザーや社会がウェルネス(= 健康をより広くとらえた概念)を獲得するデジタル・メンタル・プラットフォーム(DMP)となることを目指して、Awarefy を設計してきました。

 

Awarefyは、昨今の生成系AI を中心とする急速な AI 技術の進化を受け、AI をデジタル・メンタル・プラットフォームを進化させるための主要なテクノロジーのひとつであると再定義を行い、「Awarefy AI」の開発を進めていくことを発表します。

「AIで 気づき: Aware を拡張する」を合言葉に、これからAI活用を進めてまいります。

■Awarefy AI チャット
Awarefy AI の機能の第一弾として、本日、Awarefy AI チャット をリリースしました。

Awarefy AI チャットは、ユーザーの投稿に対して AI が応答する AI チャットボットサービスです。

Awarefy AI は、ChatGPT の開発元として知られる OpenAI 社の開発する大規模言語モデル GPT-3.5 および GPT-4 を活用のうえ、Awarefy のユーザー層にむけたプロンプトのチューニングが行われております。

■Awarefy AI チャットの開発背景
Awarefy は、リリース当初から「心のセルフケア」を行えるアプリとして多くのユーザーに利用されてきました。いつでも気軽にアプリを利用できる反面、「孤独に感じる」「続けるモチベーションが維持できない」「自分の感情についての第三者の視点が欲しい」といったユーザーからのご要望を多くいただいておりました。

そうした要望に対し、進化の目覚ましい AI 技術をベースとしたチャットボット機能を提供することで、Awarefy の提供する体験をよりよいものにできると考え、今回の開発に至りました。

Awarefy AIチャットは「誰かに話を聞いてほしい。感情を吐き出したい」というニーズに焦点をあて、傾聴と気づきの促しができるよう、チューニングされています。

■Awarefy AI チャットの独自性と今後の展望
Awarefy は、認知行動療法に関する情報提供サイト「コグラボ」や、認知行動療法を元にした「Awarefy 使い方ガイド」アプリ内の「認知行動療法プログラム」など、認知行動療法に関する独自の大量のドキュメントを保有しています。

今後はこれらのドキュメントを大規模言語モデルに統合し活用する手法 = ファインチューニングの実施を含め、Awarefy 独自の価値を提供できるよう、AI チャットを進化させていく計画です。

<AIチャット機能の概要>
提供開始時期:2023年4月7日
名称:Awarefy AIチャット
提供範囲:Awarefyアプリ日本語版、Awarefyアプリ英語版
使用可能範囲:
スタータープラン(無料) お試し利用可能
プレミアムプラン(有料) 1日5回まで。1回あたりの上限あり

■プライバシーへの取り組み
Awarefy は、プライバシーポリシの遵守はもちろんのこと、ユーザーの入力したテキスト情報をシステム管理者でも閲覧できないようにするエンド・ツー・エンド暗号化機能の提供するなどし、ユーザーのプライバシーへの配慮を最重要事項の1つと定め事業を行って参りました。

今後はユーザーに便益を提供するためのデータの利活用の機会を広げながら、引き続き、プライバシーへの配慮を怠らないサービス開発を行って参ります。

■デジタル認知行動療法アプリ「Awarefy」とは

Awarefy は 「心をケアするスキルが身につく」デジタル認知行動療法(※)アプリです。
誰にでも起こりうる「心の不調」に備えるためのセルフケアを、日常の中で手軽に実践できます。
自己理解を深める感情や調子のグラフ化、ネガティブ思考をやわらげるマインドフルネス瞑想、ストレス対処のコーピングリストなど、さまざまな機能を提供しています。

ストアURL

Awarefy Webサイト

※認知行動療法とは、生活の中で起きている困りごとに対して、主に考えや行動に働きかけることで、問題解決を目指す心理療法です。

■株式会社Awarefyについて

株式会社 Awarefy は、「心の健康を支えるデジタル・メンタル・プラットフォームを実現する」をミッションに、デジタル認知行動療法アプリ「Awarefy」 の企画・開発・運営を行っています。

今後、Awarefy を通じてユーザーに価値を提供するべく、アプリの機能拡充にとどまらず、さまざまな事業展開を行ってまいります。

*Webメディア「コグラボ(Cognitive Behavioral Therapy Lab)」では、認知行動療法を学んで実践できる記事や、心の専門家のインタビュー記事を掲載しています。

*Webメディア「みんなのうつ病体験記 – みんうつ」では、うつ病をはじめとした心の病から寛解・回復した方の体験談を集め、掲載しています。

■ 本件に対するお問い合わせ先
株式会社Awarefy 田中
Email:support@awarefy.app
企業URL :https://awarefy.com/

タイトルとURLをコピーしました