日本と台湾でサービス展開を進めてきた実績をもとに韓国の宿泊施設の課題解決を図り、更なるアジア市場の拡大を目指します。
■背景・目的
韓国政府は2027年までに外国人観光客3,000万人、観光収入300億ドル達成を目標値に、観光産業を「5大輸出産業」として定義すると発表しています。近年、Kカルチャーは世界的に人気を集めており、今後韓国は数多くの外国人が訪れる主要都市になるだろうと予測します。
一方で、韓国の宿泊施設も日本と同様に、高価なOTA手数料による収益の圧迫や人手不足の問題など様々な課題を抱えています。アナログで非効率な業務のデジタル化は急務であり、急成長する市場でいかに利益を拡大するかはコロナ過で低迷してきた宿泊施設の喫緊の課題となっています。
そこでトリプラは、これまで日本や台湾でサービスを展開してきた実績をもとに韓国支店を設立し、独自のIT技術で韓国の宿泊施設の課題を解決することで宿泊産業の発展に貢献します。
・tripla 代表取締役CEO 高橋和久のコメント
近年、急成長している韓国の観光市場の中で、宿泊業界はまだまだデジタル化・効率化が進んでおらず発展可能性が高いと考えています。そうした韓国の宿泊施設に向けて、これまでに培ったノウハウや技術を提供するとともに、現地の方々の声を聞き、より市場にフィットしたサービス改善を行うことで、韓国の宿泊業界の売上と利益の改善を促進します。
また、この度の韓国進出を皮切りに、今後もアジア最大のホテルソリューション会社を目指しアジア諸国への市場拡大を加速させていく予定です。
・tripla 韓国支店代表 Alex Hwangのコメント
旅行者の数が証明するように、日本と韓国は非常に密接につながっています。既に日本で実証されているトリプラの技術を韓国の市場にも取り入れることで、韓国の宿泊施設が抱える問題を解決し、コロナ禍で低迷してきた宿泊業界に活気を取り戻せたらと思っています。グローバルホテルチェーンだけでなく単館のホテルやローカルチェーンホテル、小規模の宿泊施設にもトリプラのサービスを展開することで、宿泊施設が主導権を持って運営とマーケティングを行える環境を構築していきたいです。
・Alex Hwang プロフィール
Agodaにて韓国ホテル事業のローンチを行った後、TripAdvisorの韓国宿泊事業総括やTujiaの韓国支社長、OTA Insightの韓国総括を経験。その後、ONDAの取締役に就任。現在はトリプラで韓国代表を担当すると同時に、韓国最大のホスピタリティ産業マガジン「ホテル&レストラン」で社外取締役を歴任している。
■tripla株式会社概要
トリプラは、テクノロジーの力で宿泊施設の収益を最大化するため、宿泊業界に特化したSaaS型のサービスを提供しています。2017年1月にAIチャットボット「tripla Bot」の提供を開始して以降、自社予約比率向上と会員獲得を支援する予約エンジン「tripla Book」、宿泊施設に特化したCRM・マーケティング オートメーションサービス「tripla Connect」、現地決済サービス「tripla Pay」とサービスを展開。導入施設数は2,000施設を突破しました。
<主なtriplaサービス導入実績>
今後も『イノベーションで顧客を感動させる』をミッションに、さらなる開発を進め、宿泊施設のサービス向上及び収益最大化を実現するワンストップサービスを目指します。
・会社名:tripla株式会社
・本社所在地:東京都中央区新川1-22-13 新川I&Lビル6階
・会社設立:2015年4月15日
・資本金:6億8,841万円
・代表取締役CEO:高橋 和久
・代表取締役CTO:鳥生 格
・URL:https://tripla.io/