2023年3月28日、東京発 – データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 手塚万峰、以下:MCDR)は、持続可能な社会の実現を加速させることを目的に、環境問題の解決に貢献する事業に対する資金調達手段として、2023年3月に当社初となる「グリーンボンド」*1を株式会社三菱UFJ銀行を引受先として発行しました。グリーンボンドの発行により調達した資金は、当社が大阪に保有するKIXキャンパスの3棟目にあたるKIX12データセンター(以下、KIX12)の開発・運営資金に充当されます。
本グリーンボンドの発行にあたり、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(2021)に定められている4つの要素(1.調達資金の使途、2.プロジェクトの評価と選定、3.調達資金の管理、4.レポーティング)に関する方針をグリーンボンド・フレームワーク(以下、本フレームワーク)において策定しました。
KIX12はグローバル水準の建物仕様により、適格クライテリアの設計PUE*2が1.4未満となる電力効率の高いデータセンターです。
なお、本フレームワークは、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より、上記グリーンボンド原則(2021)との適合性に対する第三者意見書(セカンドパーティ・オピニオン)を取得しています。
株式会社格付投資情報センター(R&I)によるセカンドパーティ・オピニオン及び本フレームワークの詳細は以下をご覧ください。
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/greenfinance/index.html
*1 企業や地方自治体等が、国内外のグリーンプロジェクトに要する資金を調達するために発行する債券を指す。
*2 データセンター等IT関連施設におけるエネルギー効率を測定する指標の一つ。値が1.0に近いほど電力効率が高いとされている。
MCデジタル・リアルティについて
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事株式会社とDigital Realty Trust Inc.(米国上場リート)の折半合弁会社として2017年9月に設立されました。大手クラウド事業者等の顧客がデータ処理等を行う上で必要な高い堅牢性とセキュリティ、安定した電力・空調、並びにネットワークサービス等を24時間365日提供します。
三菱商事のITや不動産・インフラ知見、並びに、業界大手Digital Realtyのグローバルな顧客網と、大規模データセンターの開発・運用知見を活かし、本邦データセンター業界を牽引し、社会の発展に貢献します。
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関するお問合せ先について】
MCデジタル・リアルティ株式会社
マーケティング
Email: marketing@mc-digitalrealty.com
Website: https://www.mc-digitalrealty.com/