長野県の南東部に位置する富士見町は、東に八ヶ岳、西に南アルプス、北に中央アルプス・北アルプス、そして南には富士山を見渡すことができ、四季を通して雄大な自然を楽しむレジャーが楽しめるまちです。
同町では、「地域全体で寄り添い子どもの“生きる力”を育むまち」を基本理念とし、子育て家庭の負担や不安を和らげ、妊娠から出産、子育てまで切れ目のない総合的な子育て支援を進めています。
今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、470以上の自治体で導入されている『母子モ』が採用されました。
富士見町では、保健師が生後3カ月までの子どもを育てる家庭を訪問し、体重測定など発育・発達の確認や、健診・予防接種に関する説明、産後の体調相談などを行う「赤ちゃん訪問」の実施に加え、マッサージを通じて赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんだり、母親同士の交流ができる「ベビーマッサージ教室」、子育てを支え合うコミュニティ「子育てひろばAiAi」など、地域の充実したサポートにより安心して子育てができる環境が整っています。
また、中学校卒業までの子どもを対象に、0歳から3歳未満には15,000円、3歳から小学校修了前には10,000円(第3子以降は15,000円)、中学生には10,000円を支給する児童手当など、子育て世帯への経済的支援を通じて、子どもの成長を支えています。
今回、町の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、『母子モ』が採用されました。
◆地域密着型の子育てアプリで妊娠・出産・育児をしっかりサポート!
長野県富士見町に採用された『ふじFam』は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、町が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる便利な機能が充実しています。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じて自治体からの注意情報や保健師からのアドバイスといった大切な情報をテキストや動画で必要な人に即時に届けることができるなど、非常時においても安心して出産・子育てができる環境づくりをサポートします。
<長野県富士見町 名取 重治町長からのコメント>
富士見町は、「住み続けたいまち、住んでみたいまちづくり」を目指しています。
安心して子育てができるまちとして、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援の情報を発信し、子供の成長を記録することができる子育て支援アプリ〈ふじFam〉の運用を開始しました。
まちの子育て情報が行き届きやすく、お父さんお母さんが子供の成長を楽しみながら富士見町で安心して子育てができる支援の一つとしてご活用いただければと思います。
<『ふじFam』の主な機能>
【自治体から提供される各種制度・サービスの案内】
●子ども医療費助成制度・児童手当など、妊娠・育児時期にあった各種補助制度の情報や手続き方法の案内
●自治体が配信する各種お知らせ
【記録・管理】
●妊娠中の体調・体重記録(グラフ化)
●胎児や子どもの成長記録(グラフ化)
●身長体重曲線による肥満・やせの程度の確認(グラフ化)
●予防接種 : 標準接種日の自動表示、接種予定・実績管理、受け忘れ防止アラート
●健診情報 : 妊婦や子どもの健康診断データを記録
【情報提供・アドバイス】
●出産・育児に関する基礎情報
●妊娠週数や子どもの月齢に合わせた知識やアドバイス
●沐浴や離乳食の作り方などの動画
●周辺施設の案内(病院、幼稚園・保育園、公園、子育て施設など)
【育児日記:できたよ記念日】
●子どもの成長を、写真と一緒に記録
●記念日には日付と言葉が入った“初めての記念日テンプレート”で写真をアップ(初めての…胎動/キック/寝がえり/おすわり/ハイハイ/ひとり立ち/ひとり歩き など約150項目の記録が可能)
【データ共有】
●子どもの成長記録や健康データを、家族のスマートフォンなどでも閲覧でき、SNSにも投稿可能
当社は、2030年までに、妊娠から子育て期の手続きについて、必要な人に情報を届け、保護者、自治体、医療機関の手間を無くすことをビジョンとして掲げています。子育て関連事業のオンライン化を支援するサービス『母子モ 子育てDX』※1では、厚生労働省の乳幼児の定期予防接種予診票のデジタル化に向けた地域実証※2を行い社会実装するなど、さまざまな子育て関連事業のDXを推進することで、保護者の“不安や負担”を軽減し、“安心で簡便”な子育て社会を地域と共創することを目指します。
サービス名:ふじFam
月額料金(税込):無料
アクセス方法 ・アプリ:App Store、Google Playで『母子モ』で検索
(対応OS: Android 5.0以上、iOS 9.0以上)
・Webブラウザ:https://www.mchh.jp にアクセス
※対象自治体にお住まいの方以外でもご利用いただけますが、
お住まいの自治体の情報などは公式HPの情報をご確認ください。
※ご利用いただける機能は、お住まいの市区町村により一部内容が異なります。
※1:「母子モ 子育てDX」サービスの詳細はこちらから URL:https://www.mchh.jp/boshimo-kosodatedx
※2:詳細はこちらから URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000099909.html
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