■実証実験実施の合意に至る背景
世界的なインフレの波が消費者の購買行動の変化を加速させる中、よりパーソナライズされたコミュニケーションで消費者との関係を強化していくことがますます重要になってきています。そのような中で、顧客のニーズを分析し、関連性が高いメッセージ配信を可能とするCRM(顧客管理)を活用したマーケティング施策が見直されており、国内のCRMアプリケーション市場は2021年から26年の年平均成長率10.0%で推移し、2026年には2,917億9,000万円になる見通しで、市場ポテンシャルが高いことがうかがえます。デジタルマーケティングのなかでも、LINE公式アカウントを活用したコミュニケーション施策をより強化したいというニーズがさらに増えてきています。
今回Criteoとの協力により、Criteoの膨大な購買データを活用することで、LINE公式アカウントを活用したコミュニケーションの中で、パーソナライズされたレコメンデーション・メッセージを配信することができます。これにより、企業やブランドはユーザーとの関係を強化し、コンバージョンや売上に繋げることが可能となります。
■Criteo北アジア地域最高責任者 兼 日本代表取締役グレース・フロム氏からのコメント
Criteoの強みである高度なAIと膨大な購買データが、ブランドや企業の皆様によるLINEを活用したデジタルマーケティングに貢献し、関連性の高い価値あるコンテンツをお届けすることによって消費者の皆様にもよりよい体験を提供できるよう、この度の新たな取り組みに大変期待しています。今後もCriteoは自社の技術を市場のニーズに合わせて柔軟に提供し、デジタルマーケティングを総合的に支援できるよう貢献して参ります。
■Micoworks株式会社取締役COO 八重樫健からのコメント
生活者のニーズは急速に多様化しており、『顧客育成』が非常に重要なテーマになっています。また、B2Cの企業での『顧客育成』においては、生活者の方々に最も多く利用されているLINE*を始めとするSNSを最適に活用することが重要です。この度のCriteo社との技術連携により、多種多様な商材を提供されている企業において、お客さま一人ひとりに最適な商材・サービスをLINE内でコミュニケーションすることが可能になります。この取り組みを通じて、Micoworksのミッションである『Empower every brand for the better future』の世界にまた一歩近づけることを確信しております。
*出典:総務省情報通信政策研究所「令和3年版 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
■会社概要
Criteo (クリテオ) について
Criteo(NASDAQ: CRTO)は、より良いコマースの成果をマーケターやメディアオーナーに提供するグローバルコマースメディア企業です。業界をリードするコマースメディア・プラットフォームは、22,000 人以上のマーケターと数千以上のメディアオーナーを連携させ、商品との出会い から購入までのより豊かな体験を消費者にもたらします。信頼性に高いインパクトのある広告を提供することで、Criteo は、新たな発見、イノベーションの実現、より豊かな選択を可能にするオープンインターネットを支えています。
※CRITEO 株式会社はその日本法人 です。
Micoworks(ミコワークス)について
Micoworks株式会社は、SNSマーケティング支援を行う企業です。現在はLINEを活用した、コミュニケーションプラットフォーム「MicoCloud(ミコクラウド)」を開発、提供しています。SNSを通じた最適なコミュニケーションによって、ブランド価値を最大化し、あらゆるビジネスの可能性を広げます。