また、その他の寄付施策を含めると、本企画を通じた寄付総額は約1億394万円に達しました。
Yahoo! JAPANとLINEは2021年から毎年「3.11企画」を実施しており、今年は、将来の災害時に被害を減らすための防災啓発と、東日本大震災の被災地復興支援、震災の風化防止の3つを目的に本企画を展開しました。
本企画では、取り組みのひとつとして、3月11日に「3.11」と「Yahoo!検索」または「Yahoo!きっず」で検索すると10円、「LINE Search(LINEのニュースタブ上部の検索窓)」で検索すると10円、合わせてひとりにつき20円を寄付できる「検索は、チカラになる。」を実施しました。合計1251万8456人に参加いただいたことで、寄付額は9428万4160円となりました。寄付は、Yahoo! JAPANとLINEから、東日本大震災の被災地支援や防災をはじめとするより良い未来づくりの活動に取り組んでいる団体へ行う予定です。
加えて、本企画では寄付でユーザーの想いを東北へ届ける「寄付は、チカラになる。」も実施しました。「Yahoo!ネット募金」の取り組みでは、3月1日から3月12日までの間に、東北で防災や復興支援などに取り組む団体に対し、総額965万2967円が寄せられました。
結果、「検索は、チカラになる。」と「寄付は、チカラになる。」を合わせた本企画における寄付総額は1億393万7127円となっています。
※1:検索者数の算出は、「3.11」と検索した①Yahoo! JAPANのユニークブラウザ数と、②LINE SearchのユニークID数を合計したもの
※2:「検索は、チカラになる。」の寄付額上限はYahoo! JAPANとLINEそれぞれ5,000万円
※3:寄付先は以下9団体を予定
桜ライン311/3.11メモリアルネットワーク/SET/底上げ/まちとこ/まるオフィス/みやっこベース/未来図書館/ラブフォーニッポン
また、本企画において防災啓発を目的に実施している「防災は、チカラになる。」では、ユーザー体験型コンテンツ「スマホ避難シミュレーション」を提供しており、3月12日までにのべ77万5767人のユーザーに体験いただきました。Yahoo! JAPANとLINEは引き続き、ひとりでも多くのユーザーに防災意識を高めてもらい、発災時に被害にあう方を減らせるよう、「スマホ避難シミュレーション」の提供を継続します。
Yahoo! JAPANとLINEは今後も、両社の強みを活かした防災領域における取り組みの実施やサービスの開発・提供を通し、「あらゆる災害の、あらゆるシーンでひとりでも多くの命が助かる未来」を目指していきます。
■「スマホ避難シミュレーション」について
Yahoo! JAPANとLINEが共同開発した、ユーザー体験型の防災コンテンツです。首都直下地震や南海トラフ地震などを想定し、災害時に活用できるYahoo! JAPANおよびLINEの各種防災機能を使いながら、一連の避難行動をシミュレーションできます。国立研究開発法人 防災科学技術研究所 総括主任研究員の臼田裕一郎氏に監修いただき、地震発生時の被害想定が大きい「火災」の要素をストーリーとして設定しました。また、「大したことではない」「自分は大丈夫」といった思い込みなど、東日本大震災で多くの逃げ遅れを生んだ心理的傾向(※4)をクイズのテーマに取り入れています。
ユーザーはシミュレーションを通じて「地震発生時の初期行動」や「デマや誤情報への対応」、「避難場所の確認・移動」、「LINEでの安否確認」などをアニメーションとともに、クイズに回答しながら学べます。シミュレーション終了後、クイズの回答を踏まえたスコア表示や、大地震が起きた直後の部屋の様子を振り返り、調べながら学べるコンテンツも用意しています。
「スマホ避難シミュレーション」https://www.sp-hinan.jp/
プロモーション映像 – YouTube(外部サイト)
公開期間:2023年3月1日~終了時期未定
※4:内閣府:東日本大震災時の地震・津波避難に関するWEBアンケート(外部サイト)
https://www.bousai.go.jp/jishin/tsunami/hinan/pdf/20121221_chousa4_1.pdf
■「3.11 これからも、できること。」特設サイト
https://www.search311.jp/