日本ニュース時事能力検定協会が主催する「ニュース時事能力検定試験」において、従来の集合会場による紙での実施方式と並行して、データミックスが提供するオンライン試験プラットフォーム「Excert」を活用した IBT方式(自宅や会社で自身のパソコンを用いて受験する試験方式)による試験の実施が決定しました。
「Excert」導入の背景
1)コロナ禍での様々なオンライン試験の試行と課題
2020年のコロナ禍以降、会場集合型の試験と並行して CBT方式(各地のテストセンターで受験する試験方式)での実施をされていました。しかし、CBT方式は会場が限定されているため、受験者の地理的制約がある、席数に制限があり十分な受験人数が確保できない、などの課題が浮き彫りとなりました。
2)リモート試験官によるリアルタイムの有人監視機能
2022年末に話題となった「替え玉受験」や「なりすまし」防止のため、不正対策の強化が必要となりました。受付および不正防止のための監視を厳格に実施できる点と、技術的な問題などのトラブルが発生した際に、その場で迅速かつ柔軟に対処できることが安全かつ公正な試験運営に必要不可欠であると考え、リアルタイム有人監視のある IBT方式の導入に至りました。
3)あらゆる受験者への公平な試験の提供
従来の会場型受験では、受験者を受け入れられるバリアフリー環境が整っていないなどの課題もありましたが、自宅で受験できるオンライン試験は、受験者自身が快適に受験できる環境を整えることができるため、選択の幅が広がり、あらゆる受験者に公平な試験機会を提供できる点も重要なポイントとして挙げられました。
■ ニュース時事能力検定試験とは
「ニュース時事能力検定試験」は、政治、経済、暮らし、社会・環境、国際に関するニュースに対する知識と理解度を測定する検定試験です。2023年3月13日より2023年度第1回試験の申込みを開始しますので、ご興味のある方は以下のウェブサイトをご覧ください。
ニュース時事能力検定試験 公式ウェブサイト:
https://www.newskentei.jp/
オンライン試験プラットフォーム「Excert」について
Excertでは、従来のオンライン試験では難しかった「リモート試験官による遠隔監視」を実現(特許出願中)。カンニング等不正行為の防止・発見だけでなく、会場での試験以上のきめ細やかな受験者対応を可能にしました。
2021年以降、在宅オンライン試験や会場型オンライン試験などの多くの団体様にご利用いただき、この度、有人監視つきIBTの累計ご利用者数が 30万人 を突破しました。同日同時タイミングでの1,000人超の受験も実施しており、リリース1年で年間10万人、2年で年間20万人と急成長しているサービスとなります。
オンライン試験プラットフォーム「Excert」:
https://lp.excert.org/
データミックスについて
データミックスは2017年2月に設立以来、データサイエンス領域でのスクール事業や企業研修・コンサルティング事業、データサイエンスビジネス事業の開発などを展開しています。主に、統計学や人工知能、機械学習などデータサイエンスの手法を駆使したデータ分析を通じ、ビジネスの戦略設計ができる人材の育成をおこなっています。企業や個人に対し、年間約2,200名以上(2020年度実績)にデータサイエンス関連の教育を提供する実績を有しています。加えて、2021年には試験のDX化を図る監視機能つきオンライン受験システム「Excert」の提供を開始しています。
<会社概要>
企業名 : 株式会社データミックス
設 立 : 2017年2月
所在地 : 東京都千代田区神田神保町2-44 第2石坂ビル2階
企業HP: https://datamix.co.jp/
事業内容:
ビッグデータ、人工知能、機械学習をはじめとするデータサイエンスに関わる教育や研修事業
監視機能つきIBTシステム「Excert」の開発・提供