APIを利用することにより、管理画面にログインせずにAPI経由で診断結果やレポートを取得することが可能になります。連携しやすいJSON形式で提供するため、さまざまな形でお客さまの提供するシステムのサービス品質や付加価値の向上に活用することができます。例えば、メール送信機能を備えたサービスを顧客に提供している場合、APIで連携することで迷惑メールスコアリングの診断機能を自社サービスの一機能のように提供することも可能です。
■想定利用シーン
【お客さまシステム】
MAツールやCRMシステム、ECカートシステムなど、メール送信機能を備えたシステム
【課題】
メールの送信機能を提供しているが、顧客から「システムから送信するメールが宛先に届かない」と苦情を受けることがある。メールが宛先に届いているか、設定や内容に問題がないかといったところまで監視できておらず、顧客からのクレームで問題が発覚するため、顧客満足度に影響が出ている。また、メールが届かない原因の解明や顧客対応に苦慮している。
【利用方法】
1. システム上で顧客が送信するメールを、迷惑メールスコアリングにテスト送信。
2. 診断結果をAPIで取得。
3. システム上にレポートをカスタマイズして表示し、顧客自身がメールに問題がないことを確認できるようにする。あるいは、診断結果を社内のデータベースに蓄積しておき、異常が発生した際の顧客サポートに活用する。
■API機能
・API認証管理
APIトークンの発行および削除が可能です(※管理画面での操作となります)。
・アカウント管理
診断結果を保管するアカウント情報の取得・追加・更新・削除が可能です。
・診断結果の取得
診断結果を全体およびアカウント単位で取得することが可能です。
・改善アドバイスの取得
診断結果に紐づく改善アドバイス結果を取得することが可能です。
・分析レポートの取得
レポートデータを全体およびアカウント単位で取得することが可能です。
・通知管理
アカウントに紐づく通知設定の取得・追加・更新・削除が可能です。
・Webhook
診断結果が作成され次第、自動的にお客さま指定のAPIに対してデータ送信することが可能です。またWebhook設定の取得・追加・更新・削除・テスト実行が可能です。
また、今回のAPI機能公開に併せ、PARTNERプランを提供開始しました。APIはPARTNERプランでのみ利用いただけます。
■「迷惑メールスコアリング」プラン表
※「△」は有償オプションです。
※ 診断結果保管数は、1アカウントあたりの保管上限数です。
※ 改善アドバイス [サポートなし]は、検出された問題点について、対応策・アドバイスを管理画面から確認いただけます。
※ 改善アドバイス [サポートあり]は、アドバイスの内容について、ベアメール専属サポートチームが解説・改善の支援をいたします。
ベアメールは、今後も「重要なメールが顧客に届かない」という課題を解決するため、さまざまな機能の追加・強化をしていくほか、きめ細やかなサポートによりユーザ企業を支援してまいります。
■Webサイト
迷惑メールスコアリング
https://baremail.jp/mailscore/
ベアメールについて
ベアメールは「メールを確実に届ける」ことを支援するサービスとして、メールの高速配信・到達率の改善を実現する「メールリレーサービス」と、迷惑メールになる可能性や原因を診断する「迷惑メールスコアリング」を提供しています。お客さまの環境や状況に応じて2つのサービスを組み合わせることで、メール配信に関する運用の手間を削減し、到達率の改善を実現します。
サービスの詳細は、https://baremail.jp/ をご覧ください。
株式会社リンクについて
株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティング「at+link」、クラウド型ホスティング「リンクベアメタルクラウド」を軸として、6年連続シェア第1位のクラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」、セキュリティプラットフォームサービス「PCI DSS Ready Cloud」など、さまざまなインターネット関連サービスを提供しています。農系事業にも取り組んでおり、2011年10 月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営しています。
事業の詳細は、https://www.link.co.jp/ をご覧ください。