ー王座戦ー
- 王者・大和哲也vs挑戦者・林健太のスーパー・ライト級タイトルマッチが決定!「いぶし銀のKOができるように左フックを磨く」(大和)vs「意地でもベルトを獲らなダメ」(林)
大和は昨年の「K’FESTA.5」で山崎秀晃をKOして、スーパー・ライト級王座を獲得。9月の横浜アリーナ大会では当時10連勝中だった挑戦者・佐々木大蔵に勝利してベルトを防衛しました。大和は2年連続「K’FESTA」への参戦で、2度目の防衛戦に臨みます。対する林は元K-1ライト級王者で、昨年9月のK-1横浜アリーナ大会で瑠久、12月のK-1大阪大会で不可思に勝利。2階級制覇に向けて、大和の持つタイトルに挑むことになります。
前述の通り、大和が1年前の「K’FESTA.5」でベルトを獲った相手が山崎で、初防衛戦の相手は山崎と同門の佐々木でした。今回、大和の持つベルトに挑む林は山崎・佐々木の元同門かつ山崎の弟分で、さまざまな選手たちの想いやストーリーが集結したタイトルマッチと言っても過言ではありません。
中村拓己K-1プロデューサーは「大和哲也にとっても林健太にとってもストーリー性を感じるタイトルマッチになったと思う。ここまで4つのタイトルマッチを発表していますが、ほかの試合とも違う、2人にしかできない味のあるタイトルマッチ、“語れる”試合を見せてほしいと思います」と語りました。
「K’FESTA」の大舞台で2度目の防衛戦が決まった大和は「会場の代々木第一体育館と僕の左フックの相性がいいので(※代々木第一の試合はすべて左フックでKO勝ち)、自分らしいいぶし銀のKOができるように当日までに左フックを磨きたい」と験のいい会場で左フックでKO防衛を宣言。
一方の林は「先輩の秀さん、大蔵君が負けているので一番下っ端の僕がベルトを奪いたい。僕はKOで倒すというよりも、どうしても勝ちたいので3分3Rの9分間を息を止めてでも、ずっとガードを固めて勝ちに徹した戦いをしたい」と王座奪取に力強く意気込みました。
- 大岩龍矢と小澤海斗が約6年7カ月ぶりのリマッチ!「正直、小澤選手は通過点」(大岩)vs「その頭をカチ割ってやる」(小澤)
大岩龍矢vs小澤海斗のスーパー・フェザー級の一戦が決定しました。大岩は昨年9月のスーパー・フェザー級王座決定トーナメント以来の参戦となり、そのトーナメントでは一回戦を突破したものの、準決勝でレオナ・ペタスにKO負けして、ベスト4に終わりました。今回はK-1王座に向けて再出発の一戦になります。
対する小澤は昨年2月の玖村修平戦以来、約1年ぶりの復帰戦。直近の試合では黒星が先行していたが、今回から自らのチーム「Team KK」(チーム・ケー・ケー)を結成、スーパー・フェザー級に階級を上げて再出発の一戦になります。大岩と小澤は2016年8月のKrush名古屋大会で対戦しており、そのときは小澤が延長判定で勝利。お互い再出発の一戦が約7年越しのリマッチとなりました。
階級転向について小澤は「ここ何試合か試合前のアップの時に汗が出にくくなっていて、階級を上げるかどうか迷っていました。それで今回が上げるタイミングだと思ったので上げることにしました」。所属ジム・練習環境の変化については「自分は格闘家としてもラストスパートに入ってくると思っていて、縛られるのは性に合わないので自由に俺らしくぶっ放そうと思って、自分でやっていくことに決めました」と説明。また小澤は大岩の印象を聞かれると「世川(武尊)くんの金魚の糞」扱い。「脳みそも筋肉でできているのかなと思うので、その頭をカチ割ってやろうかなと思います」と大胆不敵に語りました。
対する大岩も「太って階級を上げて通用するような甘い階級ではない」と挑発的に話し「最近の小澤選手は全然良いところが出てないので、良いところを出しつつバチバチに殴り合ってお互いのどちらかが倒れる試合をして勝つ。正直、ここは通過点でしかないし、もちろんK-1のベルトは僕が巻く」と小澤は通過点に過ぎないと言い切りました。
- 石井一成がヨーシラーと注目のバンタム級戦「ヨーシラー選手が蹴りを出せないぐらい攻めて攻めて攻めまくる」(石井)
石井一成が“K-1年間最大のビッグマッチ”「K’FESTA」初参戦、ヨーシラー・チョー.ハーパヤックとの対戦が発表されました。石井は昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、12月の初代バンタム級王座決定トーナメントでは決勝進出。黒田斗真に延長判定1-2で敗れてベルトには手が届きませんでしが、どちらが勝ってもおかしくない大接戦で、存在感を見せつけました。
対するヨーシラーは今回がK-1には2度目の登場。初代バンタム級王座決定トーナメントに出場し、1回戦で黒田と対戦。黒田に延長判定で敗れはしたものの、強烈なミドルキックで黒田の腕を破壊して、ムエタイ仕込みの蹴りの強さを存分に見せつけました。
中村拓己K-1プロデューサーは「バンタム級のトーナメントを終えて、一番ファンが見たいと思ったのは石井とヨーシラーの一戦だったと思う。その一戦を『K’FESTA』で組みたかった。この試合であれば、大舞台でもバンタム級の魅力や面白さが伝わる試合になると思う」と期待を寄せます。
石井は「黒田選手と同じぐらいやりたかったヨーシラー選手と試合が決まりました。ここで勝てば必ず黒田選手とやれるチャンスが来ると思うので、まずはここで勝って年内にベルトを巻く機会を作っていきたい」と挨拶。「僕はタイでは前に出てパンチとローで倒しに行っていたので、ヨーシラー選手は蹴ってくると思いますが、向こうが蹴りを出せないぐらい攻めて攻めて攻めまくって3R倒しにいく」と打倒ヨーシラーに闘志を燃やしました。
- 白熱するクルーザー級戦線で谷川聖哉vsステファン・ラテスク、AKIRA Jrvs星龍之介が決定!「僕が日本の重量級を背負う。その覚悟を見てもらいたい」(谷川)
白熱するK-1重量級戦線で、クルーザー級の注目2カードが決定しました。谷川聖哉vsステファン・ラテスク、AKIRA Jrvs星龍之介です。K-1無差別級トーナメント準優勝者の谷川は、昨年8月に元K-1クルーザー級王者K-Jeeに勝利したことで、K-1クルーザー級の日本人エースに。それ以降は試合から遠ざかっていたが、オランダ・Mike’s Gymにも武者修行を行い、vs外国人選手に向けて備えてきました。
そんな谷川に用意された相手がルーマニアのラテスク。ラテスクは東欧を中心に戦ってきた21歳の新鋭で、昨年12月のK-1大阪大会ではマハムード・サッタリに衝撃KO勝利を収め、一気に注目を集めます。中村拓己K-1プロデューサーの「12月の試合が終わって、すぐにK-1で試合を組みたいと思った」という言葉通りの連続参戦となりました。
- “ムエタイの超大物”パコーンがK-1初参戦!迎え撃つ鈴木勇人「自分の蹴りがどこまで通用するのか楽しみ。レジェンドのパコーン選手を喰ってやります」
スーパー・ライト級で3連勝中の鈴木勇人がパコーン・P.K.センチャイムエタイジムと対戦することが決まりました。鈴木は元Krushスーパー・ライト級王者であり、一時期は3連敗と苦しい時期もありましが、2022年は3戦3勝と負けなし。林健太、近藤魁成、ヴィトー・トファネリに勝利し、スーパー・ライト級のトップファイターとして「K’FESTA.6」に出陣します。
一方のパコーンはムエタイの2大殿堂と言われるルンピニー・ラジャダムナンの両スタジアムで王者となり、2013年にはタイのスポーツ総括局が選ぶムエタイMVPにも選出。過去にはK-1のスーパー・ウェルター級戦線で暴れ回る“ムエタイの生ける伝説”ジョムトーンにも勝利したムエタイ界の超大物です。
各選手たちの意気込みやコメントはこちらより見ていただけます。
https://www.k-1.co.jp/news/
第一弾のカード発表内容はこちらよりご確認いただけます。
「第一弾カード発表で4階級の王座戦、約3年ぶりのK-1参戦となるピケオー出場等発表」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000203.000030100.html
- 「K’FESTA.6」2023年3月12日(日) 代々木第一体育館大会 概要
◆日時 2023年3月12日(日) 11:30開場 13:00本戦開始
◆会場 代々木競技場第一体育館
◆主催・著作 K-1実行委員会
◆企画・制作 ㈱M-1スポーツメディア
◆運営 ㈱グッドルーザー
◆入場料金
ロイヤルシート(特典付き)100,000円 (当日100,500円)
アリーナSRS席 60,000円 (当日60,500円)
アリーナRS席 35,000円 (当日35,500円)
アリーナS席 18,000円 (当日18,500円)
スタンドS席 18,000円 (当日18,500円)
アリーナA席 10,000円 (当日10,500円)
スタンドA席 10,000円 (当日10,500円)
スタンドB席 7,000円 (当日7,500円)
※消費税込み/全席指定/小学生からチケットが必要となります。
※出場選手は予告なく変更になる場合がございます。
※ご購入いただいたチケットの交換、キャンセルは承れません。
チケット販売URL:https://k-1.shop/ticket/products/detail.php?product_id=2090
大会URL:https://www.k-1.co.jp/schedule/16595/