株式会社マテリアルイノベーションつくば(本社:茨城県つくば市、以下「MIつくば」)が開発する高出力で蓄電池並みのエネルギー密度を持つ秒速蓄電デバイスの圧倒的な特性と量産性、優れた事業性が高く評価され、第3回TCIベンチャーアワードで優秀賞を受賞しましたので、お知らせします。
【背景】
蓄電デバイスはわたしたちの暮らしを大きく変えてきました。ニッケル水素電池によりウォークマンが生まれ、音楽を持ち運べるようになったのが1980年代のことでした。リチウムイオン電池はスマートフォンやノートパソコンを普及させ、現在のユビキタスな社会を実現しました。
リチウムイオン電池は、エネルギー密度に優れ、多くの電気を貯めることができ普及が進んでいるものの、長い充放電の待ち時間や耐久性、発火の危険性などが課題となっています。瞬時の充放電が可能で発火の危険性がないキャパシタは、リチウムイオン電池と比べて圧倒的にエネルギー密度が小さいことが普及のボトルネックとなってきました。
MIつくばは、独自のグラフェン複合材料を活用し、蓄電池並みのエネルギー密度を保有しつつ秒速の充放電が可能な蓄電デバイスの創製に取り組んでいます。キャパシタの優れた充放電特性と蓄電池なみのエネルギー密度を両立するデバイスを創製することで、最終的にわたしたちの暮らしを充放電から解放します。
圧倒的なデバイス特性と量産性、優れた事業性が高く評価され、第3回TCIベンチャーアワードで優秀賞を受賞しました。
蓄電デバイスはわたしたちの暮らしを大きく変えてきました。ニッケル水素電池によりウォークマンが生まれ、音楽を持ち運べるようになったのが1980年代のことでした。リチウムイオン電池はスマートフォンやノートパソコンを普及させ、現在のユビキタスな社会を実現しました。
リチウムイオン電池は、エネルギー密度に優れ、多くの電気を貯めることができ普及が進んでいるものの、長い充放電の待ち時間や耐久性、発火の危険性などが課題となっています。瞬時の充放電が可能で発火の危険性がないキャパシタは、リチウムイオン電池と比べて圧倒的にエネルギー密度が小さいことが普及のボトルネックとなってきました。
MIつくばは、独自のグラフェン複合材料を活用し、蓄電池並みのエネルギー密度を保有しつつ秒速の充放電が可能な蓄電デバイスの創製に取り組んでいます。キャパシタの優れた充放電特性と蓄電池なみのエネルギー密度を両立するデバイスを創製することで、最終的にわたしたちの暮らしを充放電から解放します。
圧倒的なデバイス特性と量産性、優れた事業性が高く評価され、第3回TCIベンチャーアワードで優秀賞を受賞しました。
【TCIベンチャーアワードについて】
高い技術力と独自の事業プランをもって、社会への貢献を果たそうとする「つくば発ベンチャー」に対し、 広く 事業プランのプレゼン機会を提供し、優秀なベンチャー企業を表彰することにより、つくば発ベンチャーの成長を促進するとともに、若い世代の起業意欲を喚起し、新たな事業の創出につながることを目的としたアワードです。
【株式会社マテリアルイノベーションつくばについて】
MIつくばは、創業者である唐捷が物質・材料研究機構において長年蓄積してきたナノ炭素材料であるグラフェンを複合化させる材料技術を基盤として2017年11月に物質・材料研究機構発ベンチャーとして創業しました。2019年にはCYBERDYNE株式会社および筑波銀行から出資やNEDOからの助成なども受けグラフェン複合材料の製造・販売とそれを電極として活用するキャパシタの製造・販売に取り組んでいます。
【今後の展開】
本受賞をはずみとし、私たちの材料とデバイスをみなさまに届け、よりよい社会に貢献してまいります。