物価が高騰し値上げラッシュとなった2022年でしたが、年末年始の生活にも影響を及ぼしていたのでしょうか。政府による行動規制がなかった今回の年末年始の過ごし方について、調査結果をリリースします。
■調査結果(結果の詳細:https://surveroid.jp/mr-journal/survey/et98N)
(データ提供希望問い合わせ先:https://surveroid.jp/promote/inquiry/)
- 1.「物価高が年末年始の出費に影響した」と4割が回答
年末年始の出費に関して、「物価高の影響を受けた」と回答した人が42.0%という結果になりました。
また、「お金を使いたくないと思っていた」と回答した人が34.6%という結果から、コロナ規制がない年末年始でしたが出費は抑えたいという心理状態だったことがうかがえます。一方で「普段の生活より出費が多かった」と回答した人が42.4%に上り、気持ちとは裏腹にお金を使っていたということもわかりました。
- 2.年末年始は節約意識が薄れる傾向に
普段の生活と年末年始の節約に対する意識を聴取したところ、年末年始の節約意識は普段に比べ17%低い結果になりました。出費を抑えたいがお金を使ったという要因の一つに、節約への意識が少し下がったということが考えられます。しかしながら、年末年始においても2人に1人は節約を意識していたという結果になり、消費行動にはシビアな状況だったことがわかりました。
- 3.「家での食費」が主な出費要因に。”年末年始くらいは贅沢したい”という消費者心理
年末年始の出費割合が最も多かったのは「家での食費(クリスマス・大晦日・お正月料理など)(59.0%)」となり、次いで「外食費(クリスマス・大晦日・お正月料理など)(34.2%)」、「お年玉(34.0%)」となりました。
また、「年末年始くらいは贅沢をしたい」と思っている属性において、出費の主な要因となった「家での食費」が全体より15%高くなっており、家での食事でプチ贅沢をした家庭が多かったのではないかと考えられます。
- 4.百貨店の売上は「福袋以外の買い物」が半数以上!
年末年始の出費状況に関連して、百貨店での購買行動についても聴取しました。
年始に百貨店に行った人は全体の2割となり、お金の使い道は「福袋以外の買い物(58.2%)」が最も多く、次いで「レストランでの食事(51.0%)」、「福袋(37.8%)」という結果になりました。
- 5.福袋購入者は全体の2割。購入手段はリアルとネットでほぼ同率
お正月の風物詩である福袋についても聴取をしました。福袋購入者は全体の2割となり、購入方法は「現地で買う派」が11.2%に対し「ネットで予約派」が10.4%で、ほぼ同率という結果でした。
また、福袋の購入者は若年層が多い傾向にあることから、今後ますますネット予約需要が増え買い物のスタイルが変化していくのではないでしょうか。
- 6.福袋の購入理由は「お得に購入できるから」がトップ!
福袋を購入する理由について聴取したところ、最も多かったのは「お得に購買できるから(49.5%)」、次いで「ドキドキやワクワク感があるから(38.9%)」、「年末年始の恒例行事だから(31.6%)」という結果になりました。多様化する福袋ですが、購入理由としては昔から変わらないものがあるように感じます。
- 7.福袋の購入手段で人気商品が逆転!「食品・衣類」の人気は変わらず
福袋で購入したカテゴリについて聴取したところ、食品と衣類が上位にランクインする結果となりました。また、現地購入とネット予約購入に分けて購入カテゴリを確認すると、現地は食品、ネット予約は衣類が人気商品ということがわかりました。
■調査概要(データ提供希望問い合わせ先:https://surveroid.jp/promote/inquiry/)
調査実施会社:株式会社マーケティングアプリケーションズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:萩野郁夫)
実施期間:2023年1月10日(火)~2023年1月11日(水)
対象者:20~69歳/男女/全国
有効回答数:500人
抽出方法:インターネット調査用パネルからランダムに抽出
調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツールSurveroid(https://surveroid.jp/)を利用)
▼引用・転載時のお願い
本調査を転載・ご利用の際は、「セルフ型アンケートツール「Surveroid(https://surveroid.jp/)調べ」の記載をお願いいたします。
- セルフ型アンケートツール「Surveroid」について
URL:https://surveroid.jp/
今回の調査は、『アンケート作成~配信~集計』といった一連のリサーチプロセスを全てご自身で実施いただけるセルフ型アンケートツールの「Surveroid(サーベロイド)」を使ってリサーチを実施しました。
1万円からの従量課金(月額費用・初期費用なし)で、コストや時間を圧縮しながら消費者パネルに対して調査が出来ます。
運営会社:株式会社マーケティングアプリケーションズ [英名:Marketing Applications, Inc.]
URL:https://mkt-apps.com/
設立:2022年5月26日 [決算期:12月]
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27-5リンクスクエア新宿 16階
資本金:1億円
代表取締役:萩野 郁夫
事業内容:マーケティングリサーチプラットフォーム,データマネジメントツール/ソフトウェア,システムソリューション