CALL4、1月18日に“子どもを育てる現場を変える”をテーマにしたイベントを開催

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日本初(※1)の公共訴訟支援に特化したウェブプラットフォームCALL4(コールフォー)(運営:特定非営利活動法人CALL4、代表理事:谷口太規)は、2023年1月18日に“子どもを育てる現場を変える”をテーマにしたイベント「子どもが生きやすい社会をつくるには? 〜子どもを育てる現場を変える“アクション”を考えよう!」を開催いたします。

■背景

「子どもと向き合う時間がほしい」児童相談所の労働環境改善を!訴訟は、昨年秋にCALL4に公開されて、1月11日には東京地裁で第2回期日を迎えます。元児童相談所の職員(原告の飯島章太さん)が自ら立ち上がり、児童相談所が子どもたちに十分に向き合える環境になるように改善を訴えています。

一方、CALL4掲載中の「人間を育てる教員に、人間らしい働き方を」訴訟は、昨年夏の高裁判決後に上告を行い、現在は最高裁に向けて歩みを進めています。こちらの訴訟は現役の公立小学校教員(原告の田中まさおさん)が自ら立ち上がり、学校の先生が子どもたちに十分に向き合える環境になるように改善を訴えています。
子どもを育てる現場やそこで働く職員の環境改善を通して、「子どもたちが生きやすい社会」を目指している点で二つの訴訟は共通しており、より多くの方に子どもを育てる環境の実態を知っていただき、裁判に興味を持っていただけるよう今回のイベントを実施いたします。

子どもを育てる現場を変えるアクションを起こしている方たちをゲストやMCに迎え、さまざまある手段の一つとして「公共訴訟」についても紹介しながら、同じテーマに関心ある人たちとともに、「子どもたちが生きやすい社会」をより実効的に進めていくための方法を探っていける場になればと願っています。
※1 日本国内における「公共訴訟支援に特化したウェブ支援プラットフォーム」として、2019年9月に弁護士による見解など自社調査した結果

■概要
開催日時:2023年1月18日(水)19:30〜21:30(18:45開場)

会場:ライブハウス『晴れたら空に豆まいて』(代官山駅徒歩30秒)
   渋谷区代官山町20−20 モンシェリー代官山B2階
※YouTubeにて一部プログラムについてはライブ配信も行います(申込不要・無料)
https://youtu.be/F4d0IDseVG0

スケジュール:
18:45 開場/PART0.5:軽食タイム(ピアノ生演奏あり)
19:30 PART1:ゲストトークライブ(YouTubeライブ配信あり)
20:30 PART2:ゆるワークショップ
21:30 終了

チケット:
現地参加チケット:一般500円/学生無料(ワンドリンク付き)
以下の特設ページよりご購入いただけます
https://actionforchildren.peatix.com/
※会場での参加は先着30名限定です。
※現地に足を運べない方は、ぜひYouTubeでライブ視聴ください。(申込不要・無料)

プログラム:
PART0.5:軽食タイム(18:45〜19:30)
開場と同時に特製カレーなど、“ココロとカラダとタマシイがよろこぶごはん”やソフトドリンクを販売いたします。ぜひ開演よりも早めに会場にお越しになって、ピアノ生演奏とともに夕食をお召し上がりください。
PART1:トークライブ(19:30〜20:30)
※本パートのみYouTubeでのライブ配信を行います。以下のリンクよりご視聴ください。
https://youtu.be/F4d0IDseVG0
児童虐待問題に声を上げるタレントチーム「こどものいのちはこどものもの」で活動する犬山紙子氏をMCに迎え、児童相談所の環境改善を訴える飯島章太氏、教員の超過勤務の是正をめざす訴訟を支援する石原悠太氏、児童養護施設出身で「社会的養護」の子どもたちへの理解の輪を広げる活動をする田中れいか氏が自由闊達にクロストーク。
「子どもが生きやすい社会をつくるには?」をテーマにそれぞれが日々行なっていることや、現場の声、今後めざすことなどをお話しいただきます。

トークゲスト&MC ※五十音順・敬称略

飯島 章太(「子どもと向き合う時間がほしい」児童相談所の労働環境改善を!訴訟 原告)
千葉県出身。中央大学法学部、中央大学大学院社会学専攻を卒業後、千葉県庁の児童相談所に就職し、2021年11月に退職。現在は地域や児童福祉のライター・取材活動をしながら、非営利活動として子どもや福祉の現場の「支援者の支援」をする活動に取り組む。2022年7月、児童相談所の労働環境改善のため、残業代の支払いなどを千葉県に求める訴訟を提起。
 

石原 悠太(「人間を育てる教員に、人間らしい働き方を」訴訟 支援者)
埼玉県出身。教員は違法な時間外労働を強いられているとして労働環境改善を求めて提訴した現役教員を支えるため、「田中まさお支援事務局」を立ち上げ。裁判のサポートを行う。教員を支える学生団体「Teacher Aide」事務局。また、教育と児童福祉の分野のスタートアップで新規事業を手掛けている。株式会社EduCrew取締役。一般社団法人merry attic副代表。
 

田中 れいか(モデル/一般社団法人たすけあい 代表)
東京都出身。親の離婚をきっかけに、7歳から18歳まで11年間を世田谷区の児童養護施設で暮らす。ミスユニバース2018茨城県大会準グランプリ・特別賞受賞。モデル業のかたわら、自らの経験をもとに、親元を離れて暮らす「社会的養護」の子どもたちへの理解の輪を広げる講演活動や情報発信をしている。著書に『児童養護施設という私のおうち(旬報社)』。
 

MC|犬山 紙子(イラストエッセイスト)
大阪府出身。雑誌、テレビ、ラジオなどで幅広く活躍中。2017年に第一子となる長女を出産してから、児童虐待問題に声を上げるタレントチーム「こどものいのちはこどものもの」を立ち上げ、社会的養護を必要とするこどもたちにクラウドファンディングで支援を届けるプログラム「こどもギフト」メンバーとしても活動をしている。著書は『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある(扶桑社新書)』ほか多数。

PART2:ゆるワークショップ(20:30〜21:30)
トークライブ後は、現地参加者の皆さんと、出演者、CALL4スタッフも交えての“ゆるワークショップ”を開催。いくつかのグループに分かれて、トークライブでの気づきをシェアし合ったり、「子どもたちのためにどんな未来にしたい?」「私たちにできることは?」などのテーマで意見交換を行います。
その他イベントに関する注意事項などは以下の特設ページをご確認ください。
https://actionforchildren.peatix.com

■関連ケース情報
詳しくはCALL4ウェブサイトのケースページ(概要や訴訟資料など掲載中)とストーリーをぜひご覧ください。
・「子どもと向き合う時間がほしい」児童相談所の労働環境改善を!訴訟
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000105
原告&弁護団のStory「休憩もない過酷な労働環境を見直し、ケアの必要な子どもと向き合える“児童相談所”へ」
https://www.call4.jp/story/?p=2207

・「人間を育てる教員に、人間らしい働き方を」訴訟
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000070
原告&弁護団&支援者のStory 「次の世代へ向け教育現場の働き方を変えなければいけない」
https://www.call4.jp/story/?p=1677

■「CALL4」について
「CALL4」は2019年9月のサービス開始以降、公共訴訟を支援するクラウドファンディングと、訴訟の背景にある課題や原告の人生を伝えるコンテンツの提供を行っています。活動を通じて、より多くの人たちが司法で起きていることを知り、関心を持ち、そしてさまざまな形で参画することができる仕組み作りに尽力しています。
同性婚訴訟、性風俗事業者に対する持続化給付金不支給を問う「セックスワークisワーク訴訟」、東京地裁・高裁で法令違憲判決が出された在外国民審査訴訟、入管施設内における暴行事件など、多くの訴訟について、訴訟概要やその問題背景についてのコンテンツ発信を行なっています。

■運営団体「特定非営利活動法人CALL4」について
特定非営利活動法人CALL4は、公共訴訟を支援するウェブプラットフォーム「CALL4」の運営のために設立された営利を目的としない法人で、代表を務める弁護士谷口太規の他、多様な専門性を有するプロボノメンバーによって活動が担われています。

詳細は以下よりご確認ください。
https://www.call4.jp/

CALL4は今後も、クラウドファンディングをはじめとするケースサポートやイベントなどを通じて、司法をより身近に感じていただけるよう日々活動してまいります。

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