アクセシビリティとは、そのサービスが、高齢者や障碍者、モバイルやリモートといった、多様な条件下で利用できるという概念のこと。昨今、サービス開発の現場では、このアクセシビリティへの配慮が求められています。
特にウェブサイトやウェブアプリを対象としたアクセシビリティである「ウェブアクセシビリティ」が注目されています。昨年、日本で採用されているウェブアクセシビリティ規格「JIS X 8341-3」に対応する国際規格「ISO/IEC 40500 (Web Content Accessibility Guidelines)」の改定が示唆されました。
その改定では、スマートフォンやウェブアプリへの対応など、新たなアクセシビリティの品質基準が盛り込まれる予定です。これに伴い、日本のJIS規格でも、この国際規格に追従する改定内容が見えてきました。
本セミナーでは、「ISO/IEC 40500」への反映が示唆されているベースガイドライン「WCAG 2.1」や「WCAG 2.2」で新たに追加される品質基準にフォーカス!視覚障害を持つ専門家の視点からこれらを分析、考察します。
改定時に追加される新しい品質基準は何か?これにどう向き合うか?を深めていただける60分です。
●プログラム
・講師紹介
・現行の規格 JIS X 8341-3 のおさらい
ー代表的な品質基準
ー各品質基準への向き合い方
・ISOに反映される新ガイドライン WCAG 2.1 ~ 2.2
ー新たに追加された品質基準
ー改定のポイント
・まとめ
・質疑応答
●こんな方におすすめ
・ウェブアクセシビリティの今後に関心のある方
・海外展開を想定したウェブサービスでのアクセシビリティ対応に関心のある方
・スマートフォン、モバイル対応のアクセシビリティに関心のある方
●開催日時
2023年1月19日(木) 16:00-17:00
※15:50 から受付開始です
●会場 オンライン開催(Zoomにて開催)
※お申込みを頂いた方へは、お申込み後と開催日当日にもセミナー参加用の情報(URL等)をご連絡致します。
●参加費 無料
●定員 20名
★本セミナーの詳細ならびにお申込みはこちらから。
「Peatix」からのお申込みとなります。
https://ued-online230119.peatix.com/
●担当講師
諸熊 浩人(MOROKUMA Hiroto)
株式会社U’eyes Design デザイニングアウトカムズ事業部所属。
中学生の時、網膜剥離により失明。ゲーム開発に興味を持ったことをきっかけに、筑波技術大学でプログラミングを学ぶ。
2010年、現在の会社に新卒入社後、ユーザビリティ評価などの業務とともに、アクセシビリティの自動評価ツールの開発と研究を続けている。
プライベートでは、視覚障害者向けのゲームの開発やファンサイト運営のほか、音楽の作曲も行っている。