東京(日本)およびボローニャ(イタリア)、2022年12月20日 – 信用およびビジネス情報システム、分析、アウトソーシング、データ処理サービスのほか、事業開発やオープンバンキングの最先端デジタルソリューションを専門とするグローバル企業であるCRIFが、CRIF Japan株式会社の設立を発表しました。
アジア地域で長年にわたり投資と事業拡大を続けてきたCRIFは、特に近年、同地域を戦略的重要地域と位置づけ、中国、香港特別行政区、インド、インドネシア、キルギス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タジキスタン、ウズベキスタン、ベトナム、そして日本に拠点を置き、直接事業を展開しています。さらに、このほかにもアジアの13の国と地域で、事業の拡大を続けています。
香港とシンガポールに地域本社を構えるCRIFは、アジアにおける信用リスク管理ソリューションのリーディングカンパニーとなっています。
CRIFの会長兼CEO、カルロ・ゲラルディは次のようにコメントしています。「日本法人の設立を発表し、同地域におけるCRIFの地位がさらに強化され、戦略上重要な市場にCRIFの製品やソリューションを展開できることを光栄に思っています。これにより、信用リスクを総合的に評価する付加価値の高い製品を、日本のお客様にもご利用いただける体制が整ったことになります」。
アジア地域エグゼクティブディレクターのヴィンツェンツォ・レスタは次のようにコメントしています。「私たちは長年、日本を重要な市場と捉え、関心を寄せてきましたが、今こそ参入する絶好のタイミングであると考えています。CRIFの充実したデジタル金融ソリューションサービスは、日本のような先進国市場に最適なサービスとなっているためです」。
CRIFは日本で、オープンバンキングソリューション、デジタルオンボーディング、KYC/KYB、AML(マネーロンダリング対策)および不正防止サービスなどの付加価値の高い製品やビジネス向け事業を提供します。クライアントは、このようなサービスからメリットを得られるようになります。また、Synesgyサステナビリティネットワークのサービスを日本でも展開し、各企業、そしてサプライチェーン全体のESG対応に関する分析、評価、改善提案などのサービスを提供します。
CRIFについて
CRIFは、信用およびビジネス情報システム、分析、アウトソーシング、データ処理サービスのほか、事業開発やオープンバンキングの最先端デジタルソリューションを専門とするグローバル企業です。CRIFは、信頼できる情報とソリューションを提供し、より強力な意思決定を可能にして、デジタルイノベーションを加速させることで、コンシューマーと企業に価値を生み出し、新たな機会を創出するというミッションを掲げています。
CRIFグループは現在、欧州において、信用情報を中心とした金融サービスのリーディングカンパニーであり、グローバル市場でも、ビジネス・商取引向け総合情報サービス、与信・マーケティング管理サービスなどの分野で確固たる地位を築いています。絶えずイノベーションを追求するCRIFは、最先端のテクノロジーに加え、情報を徹底的に管理する企業文化を強みとして、50カ国以上で、金融機関や信用組合、保険会社、通信会社、メディア、電力およびエネルギー企業、ビジネス、そして消費者を支えています。また、CRIFはエンドツーエンドのソリューションの一環として、個人や中小企業向けのサービスを拡充させており、ファイナンシャルウェルビーイング、不正やサイバーリスクの防止と保護強化といったサービスにも対応しています。ESMA(欧州証券市場監督局)からECAI(適格格付機関)の認定を受けた信用格付サービスであるCRIF Ratingsは、EU内に拠点を置く非金融企業の格付も行います。さらに、CRIFは2019年、AISP(口座情報サービス提供者)として、対応範囲をオープンバンキングの枠組みを定めたPSD2(欧州決済サービス指令第2版)の対象となる欧州31カ国へと拡大しました。
CRIFのサービスは現在、4つの大陸で、1万500社あまりの銀行や金融機関、600社超の保険会社、合計8万社以上の企業ユーザーと100万名以上のコンシューマーにご利用いただいています。
CRIFのウェブページ ( https://crif-jp.com/ )で詳細をご覧いただけます。