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なお、同財団では今回の神戸〈ゆうゆうの里〉施設でのシステム導入を経て、2023年3月1日には京都〈ゆうゆうの里〉施設、同年4月1日には大阪〈ゆうゆうの里〉施設での導入を予定しており、来年10月までに全国7施設での導入を予定しております。
■顔認証付き喫食管理システム導入のメリット
喫食管理システムは、ご入居者への「食事サービス」提供に関する<予約~食事の提供~請求>までを電子化し、一元管理するシステムです。従来まではご入居者からの食事の予約やキャンセルなどのリクエストは用紙へ記入いただき、スタッフが予約ソフトに入力するという作業がありましたが、本システムの導入によりご本人によるタブレット端末などを利用したデジタル予約とOCR(※光学文字認識機能)伝票読み込みによってスタッフの負担の軽減と伝票転載ミスを防ぐことが期待されます。また、予約データをデジタル管理することで、すばやく予約確認に対応することが可能となります。
さらに顔認証機能によりご入居者が顔認証の機械に顔を向けるだけで本人確認が瞬時になされ、自動的にタブレットに食事の予約画面が表示されるだけでなく、食堂での食事のご提供時も、ご入居者が顔をかざすだけで、厨房に来場情報が伝達され、スムーズにお食事をご提供することが可能となることから、入居者様へのサービス向上が期待されます。
■顔認証付き喫食管理システムの導入により解決された課題
▶従来までの課題①:入力作業の負担
従来までの入居者様の食事申し込みは、ご本人が記入した申し込み用紙が受付部署から管理事務所に届けられ、管理事務所のスタッフが伝票を目視で予約ソフトに手入力をする作業が1日に2-3回程度発生しており、入力作業に要する時間と入力ミスによる食事提供の手違いなど負担とリスクが存在していました。
▶従来までの課題②:予約確認の負担
従来までの喫食の管理体制では、入居者様からの予約確認を受けた場合、紙の伝票を確認する必要があったため、確認作業に時間を要していました。
▶従来までの課題③:食事提供スタッフの負担
従来までの食堂での受付業務は、全入居者様の顔と名前をスタッフが記憶して対応する必要があったため、受付業務はベテランのスタッフしか対応ができない状態でした。また受付業務に集中するあまり、入居者様の食事の見守りに死角が発生するリスクが存在していました。
以上の3つの従来までの課題について、今回の顔認証付き喫食管理システムの導入によって解決されることが、施設ご入居者からのコメントからも伺うことできます。
~神戸〈ゆうゆうの里〉ご入居者の声~
「顔認証システムが導入されてから、食事の予約がタッチパネルで簡単にでき、配膳も迅速かつ正確に行われるようになりました。入居者も職員も時間と心にゆとりができ、雰囲気が明るくなりました。」
2023年に創立50周年を迎えます同財団では『顔認証機能付き喫食管理システム』を導入によって介護業務のDX化を進め、スタッフの負担を軽減することで、介護業界の課題である従事者の人材不足を解消するとともに、入居者様へのさらなるサービス向上に努めて、“新しいCARE”を目指してまいります。
■神戸〈ゆうゆうの里〉施設 概要
所在地:兵庫県神戸市北区鳴子3-1-2
電話:078-594-9000
総戸数:374戸
開設:昭和58年9月(住居棟、コミュニティセンター棟)
■組織概要
財団名:一般財団法人 日本老人福祉財団
理事長:青木 雅人
設立:1973(昭和48)年
事業:介護付有料老人ホーム〈ゆうゆうの里〉を全国7箇所で運営
(佐倉、湯河原、伊豆高原、浜松、京都、大阪、神戸)
特徴:創立50年目を迎える老舗の有料老人ホーム運営事業者。
自立の時期に入居し最期まで暮らせる住まい(終の棲家)を提供
1施設あたり平均300戸を超える大型施設のCCRC「高齢者コミュニティ」を展開している
HP:https://jscwo.jp/
■日本老人福祉財団のなりたち
日本老人福祉財団は、1970年代初頭の高度経済成長期のなかでいち早く将来の日本社会が「高齢化社会」を見据えて、特に日本経済の高度成長による労働人口の都市への集中がもたらす「核家族化」現象により、一人暮らしの老人の増加などの高齢期における経済上、生活上、肉体的・精神的健康の問題に立ち向かうべく、1973年に設立いたしました。
■日本老人福祉財団の基本理念
―豊かな福祉社会の実現を目指して―
私達は、老後の“安心”と“幸せ”を提供することにより社会へ貢献します。
私達は、はたらく人達の“人間性”を大切にします。
『ケア・スピリット』
私にとって、あなたはとても大切な人です。